一夜明け、暗いうちから出発です。なんか雲行きがあやしい。
昨日の裏庭に干しておいた洗濯物がなくなってました。
ああ、と思いきや、室内に干してありました。
昨晩の雨で、誰かが取り入れてくれたようです。
昨晩夕食をとったBARの前にて、I氏を待つことにしました。I氏は
ホテルに泊まったため、夕食後はコンタクトとれず、朝の出発を打ち合わせ
してませんでした。約30分待ちました。待ち人来たらず、しかし雨が来ました。
仕方なく傘をだし、I氏を無視して出発することとしました。
出発してすぐに下記表示・・・たった790km!!
行くっきゃない・・決意!!
*このサンティアゴまでの距離は標識によってマチマチです。
目安にすぎません。
素敵なカミーノ・・歩きやすい道です。
十字架がありました。下記の表示、意味わかりませんが、
キリスト教徒でもありませんが、厳粛な気持ちになりました。
頭をさげ、帽子をとって通り過ぎました。
来ました。ブルゲーテの街、いや村に到着です。
ブルゲーテはヘミングウェイゆかりの地です。
*ヘミングウェイが鱒釣りのため滞在した村*
http://tabisuke.arukikata.co.jp/mouth/67396/
素敵な村です。
ブルゲーテの村の途中から旧道に入りました。そこで偶然
日本人らしき女性を発見。
ちょうど追い越すタイミングで、Are you japanese?とたずねました
ところ日本人ですとこたえてくれました。
このカミーノは何故か韓国人が多い・・おそらくキリスト教徒が
多いからかと思いますが・・だから英語できいてみました。
まあ、日本人という雰囲気はありましたが・・。
その彼女に写真を撮ってもらいました。
この旧道は素敵な道です。天気が悪いので残念ですが、放牧地を
歩きます。
この馬は何馬だろう?足首が異常に太く、農耕馬と思えるが、
いまどき農耕は機械化されている。趣味で飼うには数が多い。
いくつかの村を通り過ぎます。
村の名前がわからなくなりました。おそらくイラッツという村かと
思います。
一人の時は分岐では気を付けないと迷うことになります。
⇒右の表示・・この道は⇒見逃すと真っ直ぐ行きそうな道ですね、
天候は雨が降ったり、霧になったり、晴れたりと大陸性の
天候です。
この村はビスカレッタか?
おそらくリンソアイン村?
さあ、エーロ峠にさしかかります。
鞍部に移動売店がありました。巡礼者を相手に商売しています。
ここから先は写真撮影できないほどの豪雨と熱雷。
山道で合羽を着て、雷に怯えながら必死に街・スビリを目指して
歩きました。途中でブルゲーテで会った彼女と再合流、折角なんで
記念撮影をしておきました。正直なところ、ほんとに雷が怖かった。
安物のデジカメなんで雨が写りません。下の写真は土砂降りなんです。
そして、豪雨の中歩くこと30分、無事スビリの街に到着しました。
早速アルベルゲ探しですが、その彼女が下調べしていた私営の
アルベルゲが街の入り口近くにあり、すぐにチェックイン。
あとは日課である洗濯、シャワーと終えてから少し街の散策に
でかけました。ここも街というより村でした。
ともかく巡礼者を除くと人がいません。
散策を終えてアルベルゲに戻ろうとすると、I氏が到着しました。
やはり豪雨と雷で大変だったようです。
明日はパンプローナです。
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