話術

利用者さんのお家を訪問するのが私の毎月の仕事なんだけど、一人暮らしの利用者さんなどは来るのを(＝おしゃべりをするのを)楽しみに待っててくれる人も居る。
１件の滞在時間が長いと、事務所に戻って事務処理をする時間がなくなるので、自分の首を絞めるようなもんだけど、ついつい話込んでしまうのはよくあることで

性格なのか話の引き出しが多いのか、どんな方とでも長話が出来る長所のような短所のような・・・

例えば今日の話

お庭のつつじがとても見事だったので
「綺麗ですね～そういえばこの間、根津神社へ行ってきたんですよ」
「あそこも綺麗よね。娘が近くの学校に通っていたわ」
「茗荷谷ですか？」
「そうなのよ。付属中学からずっと通っていたわ」
「うちの弟も茗荷谷で降りて都立高校に通ってましたよ。その頃は目白に住んでいたので」
「まぁ！私は目白の学校に通っていたのよ。」
そこから、学生時代の話→戦時中の話→琴の話と盛り上がり、最後に言われた一言

「娘にもこんな話したこと無いわよ」

他の利用者さん宅では幼稚園について語り合い、最後のお宅では北千住に友達が居るなんておっしゃるから
「私も北千住の方へ時々行きますよ。関屋で乗り換えるんですか？」
「関屋から歩けるのよ。大踏切まで行かないけど」
「あの辺も行きますよ」
と、まぁ１時間半の長居をしてしまった
事務所へ戻ったのは17時半・・・30分では何も出来ません

私がもっと美人だったら、銀座の人気ママになれたかもなんてね

今日の夕食
焼肉(豚肉・もやし・キャベツ・人参・茄子・舞茸・ジャガイモ)
みそ汁(豆腐・わかめ)
ご飯