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ワーキングママのお気楽な日常

最期を迎えるとき

2012年05月14日 19時52分47秒 | 仕事
転倒骨折で入院していた利用者さんが、退院することになった。

もういつ退院してもいい(=早く退院して)とのことで、金曜日に連絡をもらい本日病院でカンファレンス。
川向こうの病院は遠いぜっ
認知症がひどく、リハビリはできないだろうと入院した時から言われていたので、退院に向けレンタルベッド&エアーマット&車いすとポータブルトイレで環境を整える。
入院前から利用していた訪問看護も再開。
ということで、訪問看護さん&うちの店長&病院の相談員さん&娘×2(主介護者)での話し合い。

久しぶりにお会いしたご本人は、思いがけずしっかりしており会話も成り立つ。
ただ食事をほとんど摂らないので、退院したら時間の問題だろうとのこと。
延命治療を望まないのは以前からの本人の意思、そして娘たちも同様のはずだけど、次女の気持ちは揺れている様子。
口からではない栄養の摂り方でもう少し命を繋いであげたいとの気持ちがあるけど、長女の手前それは言えない・・・そんな感じ。

口から物が食べられなくなったら寿命と思うか、違う方法で生き続けられるところまでを寿命と思うか。
家族の覚悟次第なんだろうな。。。だって本人はとっくに「もういい」って思っているのだから。

私たちの役目は、最期を迎えるまで、本人と家族ができるだけ良い環境で安心して過ごせるよう支援していくこと。