from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(25才自閉症)・ポー♂(18才)】のくらし

発達支援実践講座 二日目

2007-08-08 | ラーラ(学校行事・小学校編)
抵抗のあった多目的室
昨日の「おわりの会」でちょっと怖い思いをしてしまったから、今朝もすんなりとはいかなかった
しばらく廊下で中を観察
トイレに篭って出すもの出して
またちょっと廊下から眺めて
すると、私が声をかける間もなく、自分でドアを開けて入った
しぼんだボールが目に入ったらしい
風船ににた格好のボールに興味をそそられたようで、一目散にボールを手にすると
ポンポンとボールで床を叩きながら走り回る
声も高らかに…
(水泳教室仲間のWちゃんママに、ラーラの声を始めて聞いたよって言われた)
テンションが上がりきったラーラは、「はじめの会」の間、ずーっと部屋をぐるぐると歩き回っていた
しかも大回り…司会の先生の前も平気で横切る
最後の方は、最後列に座って落ち着いたみたいだけど
 探索した後、全体を見渡せるポジションに陣取る
かなりな警戒モード
それでも自分の意思でその場にいようと努力している故の行動(…だと思う)
みんなの中で、ラーラの行動はかなり目立っていたけれど、まぁよし!かな?

その後のプログラムも、楽しそうに参加できたみたい

今回のこの講座、昼食は親子で班ごとに分かれた教室で持参したお弁当を食べる
昨日も今日も朝からお弁当を作って持っていった
初日から「チン!」を要求
冷めたものは全く口にしない
しゃあないなぁと職員室へ電子レンジが使えるところはないか尋ねに行った
一つ上の階の教室に置いてあると聞いて早速ラーラと「チン!」
ニコニコ顔で完食だ
二日目の今日は、場所を尋ねる必要もなく、昼休みになるとレンジへ直行だ
両手でお弁当箱を大事に持って階段を上がるラーラ
『冷めていても食べる』練習よりも、いい経験ができたんじゃないかと思う
私が温めに行ってあげるのではなく、ラーラが温めに行くのを私がサポート
いつでもどこでも電子レンジが使えるわけではもちろんない
けど、熱々の物を外で食べることは、今の世の中そんなに難しいことでもない
買ったお弁当をコンビニで温めてもらうのは今や常識
スーパーにも大抵レンジが置いてある
そこで人に尋ねたりお願いしたりして熱々のものが食べられるなら、本人の生活の質は向上しない?
自分の要求を叶えるための努力なら、がんばる気にもなれるだろう
そういうがんばりは、ラーラにできる子になってほしい
だから…冷めたお弁当を食べなさい、嫌なら食べなくていい
ではない今回の対応、いいよね?(自問自答…いい、いい

話がかなりそれちゃったけれど…
二日目も、全てのプログラムにちゃんと参加できて万々歳なのだ

もう一つ…ラーラオリジナルなエピソード
はじめの会の直前にトイレに行き、用を足したラーラ(大)
そしておわりの会の直前にもトイレに篭った(またもや大)
お腹がちょっとゆるいようだったけれど、どうも体調だけではないらしい
緊張するとトイレが近くなったりってあると思う
ラーラの場合、やっぱりあの多目的室がかなりのプレッシャーになってるんだと思う
それでも、私が無理やり連れて入るわけでもないし、そうこうしながらも自発的に入室してるラーラ
めっちゃがんばってるわぁ~
なにげなーいことだけど、ラーラにとってはすごい壁を乗り越えてるんだと思う
身体だけじゃなくって、精神的にもえらく成長してるんだなぁと改めて見せ付けられた夏の一日
…立秋だって?暑さはこれからが本番なのにねぇ~