from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(25才自閉症)・ポー♂(18才)】のくらし

光とともに…1巻から

2016-06-30 | ラーラ(その他)

別巻読んで、懐かしくなって引っ張り出してきた1巻。
もう1回読み返してみよ。
軽い気持ちで…。
が、甘かった。
当時もやばかったけど、今なおヤバい。
まるで、ラーラ。
まるで、うち。
ひとつひとつのエピソードが、まるかぶり。
ほぼほぼ経験してきた道。
自閉っ子あるある、なんやけど
幸子さんの気持ちがぐっさぐさ刺さる。
涙ポロポロー。
読んでる途中でポーが帰ってきて
「ママなんで泣いとん?」
夕飯後に
「ママが読んで泣いとったんこれ?」
って手にとってポーが読み出した。
うちのことなん?ぐらいな話に
どう思うんか…気になるわぁ。

「光とともに…(別巻)」

2016-06-28 | ラーラ(その他)

「光とともに…」が完結したのは、2010年のことらしい。

ラーラの成長、私の成長はこのコミックと共にあったと言っても過言ではないかも。

保育園に通っているころ、少しでも自閉症を理解してもらえたら…。

関心を持ってもらえたら…。

そう思って、このコミックが発売されるたびに買いに走ってたなぁ。

自宅用と別に、人に読んでもらう用のと2冊ずつ買って

保育園の図書コーナーに置いてもらってたなぁ。

重度の知的障害を伴う自閉症。

親ばか全開で言っちゃうと、男前なとこもラーラとどんぴしゃ!

私はコミックの中の幸子さんと違って、図太くって繊細さのかけらもないけれど…。

光くんの方がラーラより少しお兄さんだったのに

6年の休刊の間にラーラが追い越して、4つ年上になってた(^-^)

思いがけない今回の『別巻』発売。

これを機に、また1巻から読む人が増えたらいいなぁ。

この10年余り、自閉症や発達障害への認知・関心の高まりは目まぐるしくて。

それでもまだまだ偏見や誤解はいっぱいあるわけで…。

生きづらさの少ない社会になっていってほしいなぁと願います。


実習終了!

2016-06-24 | ラーラ(進路・就労)

一週間の校外実習が終わりました。
木曜日は大雨洪水警報で中止。
計4日間の実習でした。
高2の秋に初めて実習に行かせてもらって
今回が二度目。
ラーラの、場慣れ、人慣れのスピードに驚きました。
作業への態度、持続力も前回から格段に成長。
もちろん、利用者さんに比べると
仕事になってないわって点はいくつも
あるのでしょうが…。
一般企業から受託した作業を活動のメインとしながらも
重度の障害者のみが利用できる「生活介護」の事業所なので、ゆったり。
一人当たりの面積や支援員さんの数が規定されているので、至れり尽くせりな感があります。
それでも、学校に比べるとやはり支援は減ります。
今がいかに恵まれている環境か、身にしみます。

今回の実習期間中、デイサービスをお休みしました。
ラーラにとって、デイサービスは憩いと寛ぎの場なので、リスク承知で。
「放課後等児童デイサービス」は「生活介護」と併用できません。
つまり、卒業すると使えません。
制度の変化、進化を期待しているのですが
半年先に大進歩、はないかぁと…。
デイサービス抜きの生活を視野に入れておかないと。
今週は仕事をセーブするはずが…普段以上に忙しくて
ラーラを車に乗せたまま現場へ向かったり
ホームセンターへ走ったり。
まっすぐ帰宅できず、長時間拘束してしまいました。
そんな罪滅ぼしの「王将」
実習期間中も、よく食べてよく寝て、音楽聴いてまったりして
いつもと変わらず笑顔見せてくれました。
やっぱりここしかないっ!
この事業所に通わせたいっ!
どうか、両思いになりますように。

ラーラ、一週間お疲れさまでした。



3人でお出かけ

2016-06-12 | ポー(育児)

小雨降る中、竹中大工道具館へ。
日曜日に親子でお出かけ。
わざとらしいけど。
手ぐすねひいてるより、行動。
肩組んだり、ちょっかいかけてきたり。
子供らしい態度にほっとする。
今、ポーに感じてほしいのは
「パパもママもポーが大好きなんやで」
ってこと。
後にも先にも、それかなぁ。
なんかスマートじゃないけど
ベタやけど
育ち直し。
ポーはもちろん、パパも、ママも。

11才の壁

2016-06-12 | ポー(育児)
ポー、背水の陣。
低学年で学童保育が終わってしまい
4年生から持て余した時間に
すっかりゲーム三昧。
一定のルールは決めてたつもりだったけど
「全てはゲームのために!」
いつの間にか、どんどんあかん方に。
習い事を続けてはきてるけど
それもこれも、それさえこなせば
ゲームができるから。
勉強も少林寺も、それ自体が目的ではなくて
それさえこなせば、ゲームやっていいから。
それじゃ、伸びないわな。
熱中、集中、どころか
早く終わらないかな?って頭でやってきたんやろな。
ここへきて、そんな事実を思い知らされた。
うすうす感じてはいながら、向き合えていなかった。
少林寺の昇級試験を控えて、大きな壁にぶつかった。
基本ができてない。
態度がなってない。
やる気が見えない。
向上心に欠ける。
はい、だめだめ。
なんでなん?
それは全て、ゲームのためにただ決められた時間、その場にいただけだから。
納得。
言うてる場合じゃなく…。
ここはちょっと、立ち止まるとこ。
ゲーム禁止。
完全取り上げ、2日目。
ポーの頭も、今は白紙。思考停止。
これまでは、なんとかゲームの時間を守るために
言われたことをやってきた。
だけど、腹くくって稽古に取り組まなければ
昇級試験が受けられない。
これまでの、適当なやり過ごしでは、済まない。
さて、じゃあ本腰入れて取り組むのかと思いきや。
がんばっても(←自分では)あかんのやったらどうしようもない。
お手上げ。
開き直り。
ふてくされ。
叱咤激励も、全くきかん。
ポーには叱責も逆効果。
それはわかってる。
じゃあ、どうしたら…。
少林寺の昇級も、塾通いも
本人が強く望んでるわけじゃない。
そこをがんばらすには、どうしたら…。
「成長したい」
人間に備わった本能やと思うんやけど
そこが、そもそも、ある?
ないわけでは、ないやろー。
じゃあ、どないしたら?
まさに、「ヤル気スイッチ」どこにあるー!?
我が子とは言え、別人格。
相手にだけ変わってほしいと思っても、無理な話。
私らの関わり方から、変えて行くしかないよな。
向き合うなら、きっと今。
何かが動き出せばいいな。
壁の向こう側へ、行かないと。