勇気を持って明るく「生きる」! -B型肝炎ウィルスキャリアの肝臓がん闘病記

  「あと半年、生きているかどうかわかりませんよ!」と医師に宣告され、がん(癌)を克服し「生きる」ことを考える。

フジテレビ ニュースJAPAN 9日23時30分から肝炎訴訟ニュース

2010年02月09日 22時17分23秒 | 明るく生きる
◆2010年2月9日(火)

 一刻も早くB型肝炎訴訟の和解に向けて力を貸してください!

 先週5日(金)で抗がん剤治療4クール目が終了した。
 今後は1カ月に1回の血液(がんマーカー)検査と3,4カ月に1回のCT検査で状況を見ることになった。

 7日(日)は、「B型肝炎・感染者150万人が問いかける医療と政治」学習会でB型肝炎被害の話をする。

 8日(月)は、B型肝炎全国原告団総会。

 そして、今日9日、「B型肝炎訴訟全面解決をめざす集い」
 衆議院第一議員会館第一会議室にて


 私は昨年2月に慢性肝炎からがんを発症し、医者から「5年で生存率が50%、10年で生存率が10%」と宣告されました。そして、2月23日に野球ボールほど6センチのがんを切除し、その後、抗がん剤治療で合わせて6回、3カ月もの入院をしていた。
 今年も1月8日から23日まで、その後先週の5日(金)まで抗がん剤治療を続けていた。

 2006年最高裁判決で、B型肝炎は集団予防接種という国の責任が明確になったが、それ以降に国が対応していれば、私はがんにならなくて済んだかもしれない。

 今日、トヨタ自動車がブレーキの不具合で車のリコールを発表した。
 対応が遅いと批判されながらも、無償で修理するとのこと。命の問題だから当然と言えるだろう。

 国は、2006年最高裁判決が出たにもかかわらず、B型肝炎患者への対応をしてこなかった。そして、財源問題があるから無償で治療はできないという。

 私たちは、自分の責任で肝炎になったのではなく、集団予防接種という国の責任で肝炎、がんになった。

 企業は命の問題だから無償で対応するが、国は命を大事にする政治と言いながら、訴訟の和解すらしようとしていない。

 肝炎患者は1日に120人もの方が亡くなっており、まさに待ったなしの状況だ。

 ぜひ、一刻も早く和解に向けて力を貸してほしい。


 今日は、その後、社民党、共産党の政党ヒアリングで原告の訴えを行う。

 また、17時から厚生労働省9階の記者クラブにて記者会見。
 フジテレビの取材も朝から夕方まで受ける。

 9日23時30分から、フジテレビ ニュースJAPANにて、肝炎訴訟につていの報道があるとのこと。今回は、短い時間のようだが、2月末には特集を組むとのこと。

 お時間があれば、ぜひ、ご覧ください。