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詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

例外の繰り返し

2019-08-30 18:24:31 | 千駄記


八月最後の仕事の日です。
明日も数人出勤する気でしょう。
故に今日はみんな定時で仕舞いました。
なんせ給料日ですから。私も薄い茶封筒を
ポケットにねじ込んで夜の街を徘徊しようかと
思っていると外注先登場。
30分くらい仕事をやらせろという。
ま、やってくれと言う。

日本語を当たり前に操っていますが
やはり難しい言語です。

私はWordを使ってモノを書きますが
例えばこの一節も入力して変換すると
数人出金するでしょう・・こうなりました。
仕事で出金やら入金やら書いているから
Wordが気を利かせるのです。

こないだ短歌の原稿を書いていて
紙数に限りがある・・とするべきところが
髪数に限りがある・・となっちゃって。
そりゃ私くらいの年になれば髪数も
尽きますけれどもあんまりです。

人生は・・と大上段に構える気はしませんが
生きていると想定外のことが頻繁に起きます。
しかも良い方にではなく。
稀に想定外の良いこともあるんでしょうが
想像を絶すること
予想だにしないこと
筆舌に尽くしがたいこと
察するに余りあること
生きるとはそんなことの繰り返し。

柳人を気取って一句
「生きるとは想定外の繰り返し」と捻りました。
見直してみると「生きるとはそう例外の繰り返し」と
タイプミスをしています。Rの隣にTがあって。
そうか。
生きるとは例外の繰り返しなのかもしれないな。
これを受け入れることとしました。

生きるとはそう例外の繰り返し   作:私