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YROOMY

普通のブログです。

オランジュリー美術館

2016-12-20 04:53:59 | パリ
フィレンツェのウフィツィ美術館と共に、大好きな美術館「オランジュリー美術館」。
朝から出かけてきました。
地下鉄のコンコルド広場で降りて、チュイルリー庭園へ。





オランジュリー美術館が見えてきましたが、あれ?





なんか、長蛇の列が・・・

いままでだと、オランジュリーって昼頃から混むっていう印象だったけど。
観光コース的には、ルーブルとかオルセーの、後に行く美術館っていう感じだからさ。

とりあえず列に並ぶと、こんな看板が見えてきました。





今やっている特別展のようですが、「この絵画、たしかシカゴ美術館で観た!!」と楽しみも募ります。

そして、ようやく中に入ると、安定のルノワールがお出迎え。





ルノワールって好きな画家というわけでもなく、他の美術館でルノワールを見つけても、特に何とも思いませんが、オランジュリー美術館にあるルノワールは違う。
なんでこんなに輝いてるんだろう。

もしかしたら、収集した人の想いがそこにあるのかもしれません。
そしてモネも、私は上階の蓮の絵よりも、ここに展示してあるモネのほうが好き。

のんびりと館内を見て回りました。

ちっちゃな美術館を二周り、いや三周りくらいした後、そろそろ特別展に行ってみようかと進むと・・・





こちらは大盛況!!
そうなんです、たぶんこの特別展が人気で、パリの人たちがたくさん観に来てたから朝からこんなに混んでたんだね。

特別展の絵画はオランジュリーの収蔵品ではないので撮影禁止です。
先ほど外で見たグラント・ウッドの『アメリカン・ゴシック』もあったのですが、確かこの特別展は『1930年代のアメリカの絵画』だったはず。

もしや・・・と思い、中を進んでいくと、ありました!!
私の大好きなエドワード・ホッパーが。

まさか、ホッパーをオランジュリー美術館で観ることができるとは!!
ニューヨークのMOMAやホイットニー美術館で飾られていたHOPPERの絵画たち。

エドワード・ホッパーとオランジュリー美術館の、夢のようなコラボレーション。
まさにパリとニューヨークが融合した瞬間です。

あんまりうれしかったから、帰りにショップでHopperの画集買っちゃった。





解説フランス語だから全然わからないけど、とにかくこの気持ちを抑えられませんでした。
もう大満足で、そのまま外に出てしまいそうになったけど、せっかく来たのでモネの蓮の間にも行かなくては。





そんなこんなのオランジュリー美術館でした。



パリご飯。

2016-12-15 17:32:35 | パリ
先月に行った旅行は、スイスのチューリッヒからバーゼルを抜けて、最後はTGVでパリへ。

マッタリと美術館巡りをする旅の予定だったのですが、やっぱりパリに来たら、おいしいご飯も食べたくなるものです。
日本にいるときは、そんなにフレンチとか食べる機会はないし、ホテルのレストランで食べるくらいかな?
せっかくパリまで来てるんだからさ。

でも、さすがに三ツ星レストランとかではなくて、一回パリに行くごとに一カ所ずつ、おいしいビストロのようなところを発見できればなと思うのです。

今回パリに着いた日の夜に行ったのがこちら。





"Restaurant Le Sain Sert"ホテルから歩いて行ける距離だったのですが、ここが大正解!!

やっぱりフランスに来たら、フォアグラとか食べたいですよね〜♪





話は突然変わりますが、パリのど真ん中に千葉県発のラーメンチェーン『なりたけ』という店があって、すごく繁盛してるんです。
日本のままの店作りで、日本のままのラーメンを出しています。
で、そこのレビューを見ると、ものすごいコッテリしてたけど最高に美味かっただとか、コッテリしすぎて私の口には合いませんでしたが、でもこれがおいしいっていうことは理解できるだとか、なりたけ好きがほくそ笑んでしまうようなレビューが並んでいるのです。
そんなのを見ながら、一風堂が好きっていうアメリカーノはニワカだけど、やっぱりパリジャンはわかってるよなあなんて思いつつ、でもね、君らのこのフォアグラだって相当なものだよって笑。
とんでもなく脂っこくて、そしてとんでもなく美味い!!
これはパンチ力あるわぁ。

そう、そしてこれに合うワインを頼むときに、ルピアックのグラスワインを勧められました。
「シャルドネですか?」って聞いたら貴腐ワインですって言われた。
そうなんっすよね〜、知識としてフォアグラには甘い貴腐ワインというのは知ってはいたけれど、実際に現地でそうなってみると、ようやく知識が身になるとゆうか・・・これぞ旅の醍醐味ですね。
ルピアックとフォアグラは、ほんとにピッタリで、これは日本の料理にも合うんじゃないかと思ったり。

メインは、バーゼルからの肝臓つながりで、フォアグラも食べたことだし、レバーのステーキみたいなのを。





これも美味で、大満足でホテルに帰りましたとさ。
料金は、前菜とメインそれぞれ10ユーロちょっとでしょう、それからグラスワイン赤白で、全部足して30ユーロ台後半。
これがスイスのチューリッヒだったら、ポテトを細切りにしてカリカリに炒めたものに、肉とかの炒め物をかけたワンプレートでだけ、普通に同じくらいの値段するじゃん・・・
どっちが良いかっていったら、それは明白だよね。

あとは、ヌテラのクレープも食べましたよ。





やっぱりパリに来たらこれも食べなくては。





写真撮ってるのに気がついて、ポーズ取ってくれた、ありがとう。





やっぱりヌテラは鉄板だよ。





ちなみにこれはルーブル美術館前の地下鉄の駅のところです。

そしてLe Gorille Blancにも行きましたよ。





こちらは、初めてパリに行ったときに見つけたレストラン。





前菜も良かったけど、これが圧巻に美味かった!!





これ、イカのソテーの下は、なんとコッテリいか墨リゾット。





コッテリというか、ねっとりというか、濃厚いか墨で、これはうまかったっす。

最終日は、昼過ぎに空港に向かわなければいけなかったので、午前中シャンゼリゼ通りをぷらっとしていたら、なにやら見覚えのある色が・・・





そうです、ラデュレ・シャンゼリゼ通り店です。





店内は、小売りをしているところと、お茶を飲めるところに別れています。





まだお昼前だったけど、少しだけ並んでテーブルに案内されました。





これ、すっごい花の香りがする紅茶で、普段コーヒー派の私は、こういう世界もあるんだなあと感心しきり。





そしてマカロンは、マリーアントワネットっていう青いやつは無いですっていわれたので、白いのはバニラで、あとはローズとピスタチオとレモンです。

満足した私は、ホテルに戻って荷造りをして空港へと向かいました。
おいしいモノがいっぱいのパリ。

次にフランスに来るときは、リヨンとかストラスブールとか、他の都市にも行ってみたいなと。
これは来年の目標ですね。