YROOMY

普通のブログです。

三浦海岸

2016-07-24 16:07:55 | Diving



三浦海岸で、ダイビングをしてきました。
これは帰りに買ってきた金目鯛。

けっこう大きかったんで、昨日帰ってきて、半身をお刺身、今日はこれから残った半身で煮付けでも作ってみようかと思います。
金目鯛を捌いたのは初めてですが、トビウオよりはやりやすかったかも。

そしてダイビングの方は、三浦海の学校にお世話になって、こちらも初のセルフダイビングに挑戦!!
いい勉強になりました。

一緒に潜ってくださったみなさま、お世話になりました。


八丈島の海・幼魚編

2016-07-17 23:14:56 | Diving
八丈島の海について、第3弾は幼魚です。

サンゴ礁の魚たちというのは、グレーとかの地味な色合いの魚でも、子供の頃は「何でそんなに派手なの?」っていう似ても似つかない魚が多いです。
サイパンでも、やたらオビテンスモドキ(筋肉少女隊の大槻ケンジさんのようなで有名な)の子供や、ツユベラの子供は見ますが、他の子供たちはいったいどこにいるのかなあ?って思わないではないですよね。

っていうか、八丈島の海にいるたくさんの種類の幼魚をみたら、そんな気持ちになりました。
こんどミクロネシアに行ったときには注意してみてみることにしましょう。

最初の幼魚は、昨日のブログの最後にUPした動画のハコフグ。
メタリックでかっこいい色合いでしたよね。
でも子供の頃はこんなに派手なんです。





そして次は、幼魚の王道といっても過言では無い!?ツバメウオの幼魚。





もう大人になりかけですが、この優雅に泳ぐ姿。
イイものですね。
ちなみにこれは底土ビーチで撮影した動画です。

次はアマミスズメダイの幼魚。
大人になるとモノクロで地味な魚になってしまうのですが、幼魚の頃はこんなにきれいなのです。
なんか宝石みたい!!





奄美大島などで見かけるアマミスズメダイの幼魚は、ミドリイシサンゴの枝とかに隠れてしまうので撮影しにくいのです。
だからある意味、サンゴの少ない八丈島のでは撮影がしやすかったかも。

そして次はヤッコの幼魚を2種。
こちらも見ることが出来ればうれしい幼魚。

この2種は、一見同じように見えますが違う種類なんですよ。
まずはサザナミヤッコの幼魚から。





ちなみに成魚はこちら
全然違くないですか?

そしてサザナミヤッコの幼魚にすごく似ている、タテジマキンチャクダイの幼魚





すごく似ているのですが、模様が円を描いている方がタテジマキンチャクダイの幼魚なんですよね。
たしか?笑。

ちなみにタテジマキンチャクダイの成魚はこちら
サザナミヤッコもタテジマキンチャクダイも幼魚の頃はお互い似ていますが、成魚になると全然違います。

次は『トサヤッコ』の幼魚。
これは、成長していくと段々派手な模様が出てくるのですが、黄色っぽい魚体に色や黒のラインが入ってる若魚の感じも私は好きです。





次はベラを3種。

トカラベラの幼魚。





トカラベラは、成長しても幼魚のように白と黄色がベースなので、まだ理解できる範疇です。

次はカンムリベラの幼魚。
カンムリベラの成魚は、成長すると50cm弱になる大きさで黒というか濃紺1色の地味な魚なんです。
子供の頃には、大きな目のような模様が背中にあって、とてもカラフル。





そしてこの辺りから気づき始めました。
ベラはすごい地味な魚なので、名前で検索すると、その幼魚の画像ばっかりが出てくることに。
特にこのキツネベラなんかその典型!!


まずはかわいいキツネベラの幼魚を。





これ、ほんとにちっちゃくてかわいらしいんです。
だからダイバーが海の中で撮影したキツネベラは、ほとんどが幼魚なんでしょうね〜。
釣り人だったら違うんでしょうけど。

だからキツネベラの成魚が見たいときは、『キツネベラの成魚』って入れて検索しないと、うまく見つけることが出来ません笑。

そして最後はマツバスズメダイの幼魚。





これで滞在中に撮影できた幼魚シリーズは終了。
かなりたくさんの種類が撮れました。

次回はフグです!!

八丈島の海の華やかさ

2016-07-14 19:00:00 | Diving
沖縄やグアムの熱帯の海・・・抜けるような透明度で、きれいなサンゴと色とりどりの魚たち。
日本近海の海・・・少し濁り気味の冷たい水で、海藻の繁茂する岩場と食卓に並ぶとおいしそうな光り物の魚たち。

私の中では、いつの間にかにそんな図式が出来上がっておりましたが、やっぱり自分の目で確かめないで決めつけてしまうのは良くないですね〜。

八丈島で驚いたこと(その2)は、魚たちの華やかさでした。

たとえば地形ポイントで、穴の中をのぞき込むとたくさんいる、金目鯛のような真っ赤な魚『マツカサ』
ある程度本数が増えると、マツカサなんて誰も気にしなくなるじゃないですか。
よっぽどきれいに群れていて写真写りが良さそうならまだしも、少しくすんだ赤色をした彼らを「これはアカマツカサかな?それともベニマツカサかな?」なんて誰も思いませんよ。

しかしながら八丈島にいる彼らは、すごくおしゃれで、なんとヒレの部分だけ黄色になっているんです。
彼らの名前は『キビレマツカサ』





これだったら好きな魚のBEST5くらいにだったら入れてもいいかなって思いますよね。

そして次はモンガラ。
サイパンやグアムでダイビングをしている人の多くは、モンガラと言えば繁殖期に凶暴になって人を襲う『ゴマモンガラ』かそれ以外かっていう区別しか無いんじゃないかな。
ベラに興味があるっていう人はまだいるかもしれないけど、さすがにモンガラに興味があるっていう人には今まで会ったことがありませんでした。
そんな地味な魚の代表格モンガラが、ここ八丈島ではこんな派手なカラーで舞い踊ります。
『ナメモンガラ』です。





そして私の大好きなフグ。
グアム・サイパンでもよく見られる『ネズミフグ』や『イシガキフグ』は、好きな魚BEST5にすでに入っておりますが、さらに八丈島ではこんなにきらびやかなハコフグを、頻繁に見ることが出来て感激です。
『ハコフグ』





次は『八丈ブルー』といわれる、黒潮にあたった透明度抜群な時期に、八丈島に訪れて彼らを観察してみたいものですなあ。

八丈島の海のチョウチョウウオたち

2016-07-13 15:01:41 | Diving
八丈島に来たのは初めてのことでした。

いままで沖縄や石垣島などの八重山諸島やグアム・サイパンなどのマリアナ諸島で潜ることが多く、本州の海では潜ったことはありませんでした。
そんな私にとって八丈島は、今まで潜ったなかで千葉県にある自宅から一番近いところにあるポイントになります。
実際に潜ってみると、魚影の濃さはもちろんのことながら、見慣れない魚の多さにまずはビックリ。

1本目が終わって、スーパーで売ってる真鯛くらいの大きさで、阪神タイガースみたいな黄色と黒の縞模様のミギマキや、同じくらいのサイズの派手なタカノハダイに興奮して、名前なんかを聞いたりしていたら、ショップの方がボソッと「いつも伊豆とか潜られている方はカメラも向けてくれないんですよ」と。

そうなんです。ここは東京都。
いつも潜っている沖縄やサイパンなんかの熱帯の海とは違って、八丈の海はニュージーランドなんかと同じ温帯の海なんですね。
だから魚の種類も結構違うのです。
そして伊豆諸島なんかで潜ってるダイバーにとって、ミギマキやタカノハダイなんかはほんとにありふれた魚なんですね〜。

以前石垣島で潜っていたときにカガミチョウチョウウオがいて、バディさんに「これは稀種(めずらしい)だよ」と教えてあげたら「・・・そうなんですか(-_-)」と怪訝な顔をされたことを思い出しました笑。
そうなんです。沖縄では稀種のカガミチョウチョウウオが、ここ八丈島ではウジャウジャいるんです。

今回八丈島に来たのは、チョウチョウウオ大好きな私が、小笠原諸島や八丈島でしかみることの出来ない『ユウゼン』という種類のチョウチョウウオが見たかったから。





そしてユウゼンを見れば、もう日本やマリアナ諸島で見ることの出来るチョウチョウウオは、おおかた見ることが出来たかな、なんて考えていたのですがトンデモナイ!!

なんと名前を認識すらしていなかったチョウチョウウオが2種もいて、さらにその映像も撮ることが出来たのです。
まずはシラコダイの方から。
名前は「鯛」ですが、これも立派なチョウチョウウオの仲間なのです。





サイパンのディンプルで群れるカスミチョウチョウウオのように、わんさと群れていました。
八丈島にいるチョウチョウウオは、この「シラコダイ」と「カガミチョウチョウウオ」と「チョウチョウウオ」と「ユウゼン」の4種が主なのですが、今回なんとその八丈島ですら稀種気味な「ツキチョウチョウウオ」も撮影することが出来たのです。





このツキチョウチョウウオは、チョウチョウウオ科に興味が無い人がみると「チョウチョウウオ」にしか見えません。
でもよく見ると、尾びれに黒と白のラインが入るところと、顔の白のラインが「ヒフキアイゴ」みたいな感じで入っているところが違います。

実はこのツキチョウチョウウオの動画は、初日に撮れました。
急いでupしたくてmacbookairに移そうとしたところ、なんとエラーが出てSDカードのデータが全部消えてしまうという大惨事に。
ほんとにショックでした。
その後、潜れども潜れどもツキチョウチョウウオに出会うことは出来なくて・・・

しかしながら、帰ってきてから必死でググって笑、なんとか気合いで笑、消えてしまったデータを復旧させることが出来ましたとさ。

そんなこんなで、チョウチョウウオ科の魚だけでもこれだけの発見があった八丈島。
ダイビングの経験本数も400本に近づいてきて、でもまだまだ知らないことだらけなんだなあといううれしい喜びがたくさんでした。

 ピーナッツの島。

2016-07-05 18:20:01 | 旅行
東京から南へ300km弱。
太平洋にぽつんと浮かぶ八丈島。

北に八丈富士、南に三原山と、大きな山2つを両側に八丈島は、まるでピーナッツの殻のような姿で洋上にたたずんでいるのです。
両方の山は萌えるような緑に覆われて、その生命力には息をのむほどですが、おそらく観光客で、太平洋にそびえ立つ緑の世界の全貌を見ることが出来た者は、一握りに過ぎないでしょう。




なぜなら、その緑の世界は、絶えず深い霧に包まれているから。
私がこちらに来て早1週間、晴れて暑い日が続きましたが、宿の窓から見える尾根は、いつでも深い霧のベールをまとっていて、一度たりともその形状を目の当たりにすることは出来ませんでした。



山々の樹々から発せられる水蒸気はもちろん、それは海上からもやってくるのです。
20℃前後の八丈島を取り巻く冷たい海水が、日中の日差しに温められて、なんと温泉かと見紛うばかりにモクモクと水面から水蒸気となって涌き上がり、山へと流されていくのです。

そして何が言いたいのかというと、ピーナッツの形をした八丈島の、そのくぼみの部分、2つの山のちょうど間の盆地の部分にあるのが八丈島の空港なんだ。
霧の島、八丈島のなかでも、もっとも霧がたまりやすい場所・・・

あまりにも八丈島が居心地が良かったからさ、1日に延泊してみたりして。
そして、ふと気がついたんだ。

1日3便ある羽田ー八丈島便で、日曜日が最終便が視界不良で欠航。
月曜日がなんと全便欠航。
そして今日は、1便が欠航・・・

明日、もし帰れなかったら、マズい!!
延泊しなかったら今日帰れたのになぁ〜とか、そんなこと考えたくない(´・_・`)

なんてね、すごく心配しながら、最後のお酒を呑んでるとこなのです。