YROOMY

普通のブログです。

Kano at WHOLE FOODS MARCKET Bryant Park

2017-02-28 21:31:42 | NY



マンハッタンの昼下がり。
時刻は午後3時を回ったところ。
ホテルを出て、ブライアントパークの辺りを歩きながら、お腹へったなぁって。
でも、こんな時間にガッツリご飯を食べちゃうと、夜あんまり食べられなくなるし。




なぜかクラシックカーが駐まっていて、写真を撮りながら・・・





こんなんで盗まれないのかなあと思ったり。





安全な街マンハッタン笑。

6avをはさんで、ブライアントパークの向かい側に、ホールフーズマーケットがあったので吸い込まれるように入っていきました。
旅先の市場やスーパーマーケットで、その土地で売られている野菜や魚介類を見るのはちょっとした楽しみです。





牡蛎やムール貝と共に、大きな魚がど〜ん!!





これはフエダイですね。





そしてロブスターの尾。
お土産に出来るものないかなあ、なんて思いながら歩いていると、なにやら興味深いコーナーが。




これならお腹いっぱいにならないや。
ということで、お寿司でもつまんでみることにしました。

実はその日がWhole Foods Marcket ブライアントパーク店のオープンの日だったようで、まだオペレーションが慣れていない店員さんと、英語のつたない私とで初めはうまくかみ合いませんでしたが、オープンの日ということでお偉方がたくさんいらしていて、その方にたちに助けていただいて、無事注文することが出来ました。

メニューはこんな感じ。





太巻きのニルヴァーナとか、すごいですよね笑。
でもね、やっぱり日本人なので握りが食べたいです。





じゃじゃ〜〜ん!!
みたいな感じで寿司登場笑。

左上から、これはよくあるノルディックサーモン、右上はサバ。
左下がヒラメで、そして右下がソックアイサーモン。

同じサーモンでも、日本でもよく食べるノルウェー産の脂の乗ったサーモンとは違い、北アメリカで採れた”ソックアイ”と言われるサーモンなのでいかがですか?と勧めていただき注文してみたのです。

これが、あっさりしていてうまぁ!!
あとで調べてみると、ソックアイサーモンというのは、紅鮭のことなんですね。

ノルウェイのやつはサーモンで、これはシャケ。
食味が違うのでシャケ類食べ比べなんていうのもオツなものです。





板前さんは、日本人の方が二人いて安心できますが、ビニルの手袋をしながら握るのはちょっと大変そう。
でも、こうして異国の地で寿司を握りながら、いつか自分の店を持つなんて、すごく素敵な夢ですよね。





こちらはサービスで出してくださいました。
ありがたい(T_T)

マンハッタンで小腹が空いたら、ブライアントパークの見えるカウンターで寿司をつまむなんて、ちょっと良いと思いませんか。
お店の名前は” kano ”というようです。
その日は、後ろにずらっとニューヨークの和食界の大物みたいな人たちがいたので、少しだけ緊張しましたが、お腹も満たされて、幸せな気持ちで劇場に向かいましたとさ。

egg restaurant

2017-02-27 19:48:02 | NY
NYの夜がステーキと牡蛎だとすると、朝ご飯はBagel!!
と言いたいところですが、ベーグルも良いけど卵もね。

ということでブルックリンにあるegg restaurantに行ってきました。





なんか最近こういうレストランに興味があります。
ロンドンのオットレンギとか、このブルックリンのeggとか。

オットレンギはロンドンで、イスラエル出身のシェフが開いた中東料理のレストラン。
トルコとエジプトの間の、イスラエルとかシリアの料理が・・・といっても両国とも地中海に面しているので、地中海料理の延長とも言えるのかな。
ロンドンではオットレンギ出身のシェフの店なんかも人気があって、いまやマンハッタンにもフムスを食べさせる店はたくさんあります。

そんな朝ご飯系のレストランが増えてきた中で、朝ご飯で一人2千円とかちょっとお高いけど、週末の朝くらいは地元の食材を使ったレストランに家族で出かけようみたいな、そんな流れがどうやらあるようなのです。

その代表格がこのegg restaurant。





日本の生産地表示ってネガティブなものが多いじゃないですか。
外国産とか、どこどこの産地以外だったらいいみたいな。
別に使われている野菜が長野産だろうが香川産だろうが鹿児島産だろうがあんまり気にしなくて。

でも、ニューヨークの人たちは地産地消にこだわっていて、だからニューヨーク産っていうのが大事なんだと思う。
メニューにある野菜でも「ハドソンバレーで採れたケール」だとか「ハドソンバレーで採れた卵」とか、とにかくハドソンバレーというのが、きっとニューヨーク州郊外の農村なのだろうと推測できます。

そして、まずはeggの看板料理でもある「Eggs Rothko」を注文して、付け合わせにベーコンか、ハドソンバレーで採れたケールにしますか?と聞かれたので、当然ケールにしました。

テーブルには紙のテーブルクロスがかけられていて、こんな遊び心が。





クレヨン・・・なんか一瞬食べ物かな?って思っちゃうくらいの感じ笑。
なんか書こうかなと思案していると、はじめに飲み物です。





ホームメイドのアップルサイダー。
ホットでも飲めるようですが、私はロックで淹れてもらいます。

これが、アップルパイの中身みたく、甘くてうまぁ〜。
こんなの自分で作れたら良いのになあ。

そしてアップルサイダーを飲んでいると、Eggs Rothkoが運ばれてきました。





エッグ ロスコというのは、フライパンに食パンの真ん中をくりぬいて両面ソテーして、程よいところで真ん中の穴に卵を落とします。
そして、フライパンに面している方が固くなったら裏返して、上にチェダーチーズをかけたら完成!!

ねえ、簡単でこれぞ朝ご飯という感じ。

画像の皿では、サイドのケールは、日本だと青汁の宣伝とかでしか見ないけど、アクとかもないし、クタクタになってないのでムシャムシャとかぶりつく食感が良かったです。
そして、煮たトマトが載っているのが食パンの丸くくりぬいた部分。

ちなみに、真ん中はこんな感じ。





おいしい朝ご飯でした。
フレンチトーストとかパンケーキとか、そういう甘いものは嫌だなっていう朝は、Rothkoとかイイですね。

さて別の日に頼んだのはこちら。





「ビスケット&グレイビー」というやつで、ホームメイド・バターミルクビスケットがグレイビーソースの中に入ってて、グレイビーソースはソーセージをほぐしたものかマッシュルームかを選ぶことが出来ます。

・・・わかりやすく言うと、サイゼリアのミラノ風ドリアのご飯の代わりにビスケットみたいな笑。
画像のホワイトソースに入ってる粒々の挽き肉がソーセージになります。

これもやさしい味で、冬の朝にはピッタリかも。

eggでこんなものたちを食べながら「あぁ、日本でもこんな朝ご飯が食べられたらなあ」なんて思っていたのですが、なんと!!この4月に池袋に進出するようで、ちょっとビックリ。
コンセプトの地産地消とか、どうなるのかなあ。
練馬産とかの野菜になったりして。
そして価格が本国より高くなったら、国力が落ちてる日本人にはちょっとキツいかも・・・

でも、オーナーや店の人がいい人だったので、ぜひ成功してもらいたいものですね。
帰りにレシピ本も購入して日本人だというと、店員さんが書いた人であるオーナーを呼んでくれて、握手してくれたりサインしてもらったり。
次に来店したときは、顔もおぼえてくれていたし。

そうかぁ、日本に進出する予定だったのか。

そんなこんなのEgg Restaurantでした。

Sparks Steak House

2017-02-26 18:13:42 | NY
以前からNYに行くのは1月とか2月が多かった。
だって、航空会社のチケットも安いし、トイレとかバスが部屋についてない共同のホテルの値段で、その時期だったらヒルトン・シェラトン・マリオットに泊まれて、ブロードウェイのチケットも、ディスカウントされてて選び放題!!
そんなのが冬のNYの魅力でもあったのですが、今年は「あれ?」ってことが多くて・・・

まず、いつもなら底値になっていたはずのホテルの価格が、下がらないどころか1月が終わるにつれてむしろ上昇しだして・・・
メキシコのユカタン半島では、まったく気がつきませんでしたが、NYに来てみて理由はすぐにわかりました。

「そっか、春節だったんだ」ってね。

いままで日本に訪れていた人たちが、さらに足を伸ばしてNYまで行くようになったのでしょう。
これはかなり影響があって、例えばウルフギャング・ステーキハウスとか、この時期だったらふらっと予約なしで店に行っても余裕で入れたのに、もう店の外にまでアジア系のお客が溢れる始末。

でもね、ウルフギャングは何処でも食べられるから別に良いんです。
それにマンハッタンのステーキ屋さんだったら、Sparks Steak Houseがあるし。

今回はミュージカルのチケットをたくさん持ってて、終わりが午後10時を過ぎるからステーキは無理かなって思ってたけど、STOMPの終わりが早かったので、その帰りに突撃しました。




まずは店内の雰囲気。
ここは、マンハッタンの人気があるステーキ屋さんの中で、一番シブいと思う。
客がウォール街で仕事が終わって車で乗り付けましたみたいなスーツ姿の白人ばっか。

menuだって、ポーターハウスとかリブアイとか、浮ついた感じのものはありません。
サーロインとフィレミニョンのみ。

もちろんサーロインにしましたよ。
しばらくするとやって来ました!!





なんか久しぶりのステーキ。
焼き方はウェルダンで。
やっぱ熟成肉はウェルダンが良い。

日本で和牛のステーキだったらミディアムレアというよりもレア派ですが、NYで熟成肉を食べるんだったらウェルダンの肉にかじりつくのがベストだ。





そしてサイドメニューは頼みません。
だってそんなに食べられないから。

エビのカクテルとか、サラダとか、おいしそうだけど、ステーキ食べきることだけで精一杯だから。
あっ、でもクリームほうれん草だけは頼みます。

ステーキが運ばれてきたら、塩と胡椒で味付けられたカリカリステーキに食らいつきます。
これがねぇ〜ものすごく美味いんですが、さすがに半分を過ぎると気分を変えたくなるので、クリームスピナッチで味変をするというわけ。





やっぱりNYの夜は、ステーキか牡蛎を食べてれば幸せ!!って感じですかね笑。

シミラン諸島ダイブクルーズ

2017-02-25 08:10:47 | Diving
いつもお世話になっている石垣島のうるまダイビングクラブのみなさんと『タイ、シミラン諸島ダイブクルーズ』に参加してきました。





ダイブクルーズっていう、イメージしていたとおりに、朝は明るくなる頃に起床。





これは、雲の下の左側はスコールがきてたのかな?
朝起きて、フルーツとかつまみながら、コーヒーとか飲みつつ、ぼんやりこんな写真を撮っていると、やがて1本目のブリーフィングが始まります。
1本目が終わってから、朝ご飯。

そして、一日4本潜り終わったら、安定のBEER!!





潜り終わったら、誰よりも早くダイニングルームに上がってきて、夕陽を見ながら呑んでました。
行程中、生BEER飲み放題1,000バーツ(3000円ちょっと)





でも早く来ていたので、釣ったギンガメアジの刺身とかもらったりもした笑。





北谷の夕陽も素敵だけど、アンダマン海に沈む夕陽も最高!!





そして島にも上陸。





島は、海の上とは違って、やはり暑かった。





酔っ払って、デッキで寝転びながら撮った星空。





ジンベイもトラフザメも出なかったけど、楽しかったな。





下の動画は、映っているのがチョウチョウウオとフグばっかりですが、ほんとにシミランで撮った動画です笑。


シミラン諸島ダイブクルーズ

タコス

2017-02-12 18:14:15 | 旅行
一昨年に初めてメキシコのユカタン半島を訪れて、大好きになったプラヤデルカルメンという街。

そして今年はコスメル島のダウンタウンにも泊まって、もしかしたらプラヤデルカルメンよりコスメルの方が好きかも!!ってなった。
理由はものすごく簡単で、コスメルの方がおいしい店がたくさんあるから。
なかでも、ここのタコスは最高だった。

コスメルのダウンタウンにある『Los Otates』





この、ものすごく入りやすそうな店構えを見て下さい。
このお店のmenuは横に英語で説明が書かれていて、それでようやくタコスの全貌がわかりかけてきたのです。

メキシコ人が、タコベルのタコスはタコスじゃないというのももっとだ。

まず、メキシコ料理にはトルティーヤという皮を使った料理がたくさんあります。
これは屋台で買ったものですが、小さめのトルティーヤに具が載せられてきて、それをつまんで食べるのがタコス。





これを、こんな風につまんで食べます。
ちなみにタコスはほとんどが2枚重ねで提供されます。





そして、日本のイオンとか、スーパーで売ってる大きさのトルティーヤに具材を入れて、畳んで提供されるものがケサディージャ。





あとは大きめのトルティーヤを筒状にして具材を巻くと、ジャイロだとか、他にもほんとにたくさんの種類があるようです。
そんな中でも今回は、いろいろな種類のものを少しずつ食べられるタコスにはまりました。

まずはタコス屋さんのキッチンはこんな感じ。





こんな中央が小高くなった丸い鉄板の、円周沿いの煮汁の中にいろんな具材が入っていて、注文を受けるとそれらの具材を引っ張り出してきて、横のまな板でそれらを細切りにします。





そして、鉄板の空いたところでトルティーヤを温めたりもしてますね。
4個くらいまでだったら、こうして平らに並べられて運ばれてきます。





ちなみにこれは、黒いトルティーヤから時計回りに、まずはチキンとモレソースのタコス、牛肉のタコスで赤いのがラディッシュ、豚肉とチョリソーのミックスタコス、そして黄色のトルティーヤはステーキのタコス。
まあ、ステーキといっても細切りにしてあるので何なんですが。

そして店によってまちまちですが、こんなセットも運ばれてきます。





赤いソースはそんなに辛くないことが多くて、緑のソースは辛くないのから激辛なものまで様々。
ちなみにここのは緑は辛くなかったです。
赤いソースが赤のトマトを使ったサルサソースで、緑のソースは緑のトマトを使ったサルサソース、そして次がハバネロだったかな。

こんな感じで蛇腹で提供される店もあります。
ここはシンプルに赤と緑のソースだけですね。





はじから、こんなふうに食べました。





屋台のタコスはこんな感じ。





他にも持ち帰りをしたタコス。





これ、なんで持ち帰ってるのかというと、屋台とか小規模なタコス屋さんって、酒類販売の免許を持ってないんです。
やっぱりこんなタコス、ビールで食べたいじゃないですか。
このコロナの350ml缶で80円くらいだし。

持ち帰りでは、赤と緑がそれぞれビニルに入れられて、歯で先をかじって、少しずつかけていきます。

そして、いままでupしてきたのは、いわゆる安いタコスです。
1個50円〜80円くらい。

しかし高級なタコスというのもあります。
それはこんな感じ。





サルサソースではなくて、ざく切りのトマトがふんだんにかけられていたら、それは贅沢なタコス。
1個100円以上になります。
やっぱりトマトなんかの生野菜って、衛生管理とかがちゃんとした店じゃないと出せないんでしょうね。
そしてテーブルの上には、サルサソースじゃなくて、ハバネロなんかの辛み調味料が置かれています。

そしてここの屋台も高級でした。





大型ショッピングセンターの駐車場脇で営業していたこの店。
表側に回ってみると人がたくさん。





ここは魚介類のタコスで、私はカラマリを注文してみました。





ほら、トマトがかかって高級気分。
これに、マヨネーズっぽいのとか、ジュレ状のものをかけてたらこんな感じ。





うまぁ!!でした。

魚介のタコスといえば、これもそう。
これは海辺の店だったかな。





左がイカとかタコので、真ん中がエビ、そして右が白身魚。
これは、プラヤデルカルメンで食べたタコスですね。
コスメル島は、自然保護区に指定されているため漁業は出来なくて、コスメル島で提供される魚介は、全部他から持ってきたものらしいです。

そして、前菜からデザートまであるレストランでも、タコスがあったので注文にてみました。





これはエビですが、でもそういうレストランって、客から言われるからメニューに載せてるけど、あまり力を入れてないです、みたいなタコスが多かった。
だからレストランでは素直にメインの料理を食べた方がいいかも。

さて、それではタコス屋さんでタコスを注文するとしたら、こんな感じが多いかな。





壁とか、屋台の幟に羅列されているのを見て注文するか、もしくは指で指して注文するか。
ちなみにここだったら「トリッパ2つと、キャベーサ2つ下さい」みたいな。

初めに紹介したLos Otatesでは、こんなタコスを食べました。





これはCABEZAです。
このキャベーサというのは、牛の頭の部分だそうで、例えば頬肉とかタンとかそういうところをチョップしたタコスですね。

そして持ってこられたソースらしきモノは、緑はアボガドっぽいマイルドなやつで、赤っぽいのはジュレタイプのもので、どちらもサルサソースではないですね。
では、辛みはどうするんだろうと思いますが、実はこのタマネギが辛かった。





見て下さい!このたくさんのタマネギとパクチー!!
これらをかけるとこんな感じに。







これはチョリソ。





チョリソの中をほぐして、包丁でチョップしたものです。
初めはキャベーサとか、何のことだか全くわからないので、チョリソーって注文しやすいですよね。
比較的どの店にもあります。

これもこんな感じで。





こいつらがね〜、ほんとにBEERに合うんですよ〜

そして最後に、私がこの店で一番好きなタコスはこれでした。





パストール!!
これはトランボっていうトルコのケバブみたいな器具を使います。





ほら、だだっ広いポークチョップが串に刺されているじゃないですか。
この焼けたところをケバブみたいに削っていって、そしてパイナップルを一片。

これがもう!!一番おいしかった。

こんな店があるから、やっぱりプラヤデルカルメンよりコスメルの方がいいかなあって、思っちゃうんですよね。
タコスをいっぱい食べて、BEERを2〜3本飲んで、大満足で1000円弱。

ぜひ来年も来たいなあ。