旧盆で八戸にいました。八戸工業電気科8期B組ミニクラス会、市内「不思議や」へ。時間があったので場所を確かめた後、「はっち」へ行ってみました。「ポータルミュージアムはっち」と書いてあり、多少の展示もありました。
イカ釣り漁船の模型です。
イカ釣り用のドラム、集魚灯、後部に真新しいイカ箱が積まれています。おらほの親は「イカつけ」、「イカ釣り漁師」だったので、この模型船はなつかしいものなのです。
真新しい木のイカ箱、この新しさが大事なのです。一度使った箱は船には積みません。新しいものを毎日使うのが原則です。「箱屋」?というか、加工場(かこうば)というスルメ作りの場所の横で、漁期には毎日大量のイカ箱が小中野、湊で作られていました。
板と四隅の柱?を釘で打って作るのです。朝はイカ割き、午後からイカ箱作りが主婦の仕事、パート仕事ですが出来高払いです。
早朝、港に行って待っていると船が帰って来ます。箱がきれいなままだと獲れなかったということです。
実際には船いっぱいに箱を積んでいたのですが、まぁ模型なので。