第八回山の日全国大会が八王子市民会館であったので行ってみました。
いろいろなアトラクションがありましたが、八王子実践高校書道部による書道パフォーマンスがあるときいたので、それでは行ってみようと思ったのです。
書いているところは撮影できませんでしたが、用紙の大きさに驚きました。大きな巻紙を切って貼り合わせていると思います。書き上げて直ぐに立てるわけですから、両端の工夫はどうなっているのか、知りたいと思いました。
最近は、書展を見に行くこともなくなっているので、多少の刺激にはなりましたね。
当方が書展に行くと、まずは自分が読めるものを探します。となると、だいたいは、短歌俳句作品ということになります。漢詩漢文はよほど有名なものでないと読めませんので。
上野公園の美術館に行けば、必ずと言っていいくらい、どこかの会の書展を見られるのですが、涼しくなってから。(で終わることが多い。コロナ以来。)
かまきり、シシトウの鉢にいました。
近ごろお気に入りの一句
8月25日
土曜日の王國われを刺す蜂いて 寺山修司 「寺山修司俳句全集」
「土曜日の王國」、土曜日が半ドンだったころ、午後がなんとも言えない開放感があったものです。
8月20日
リゾートの気分跣足になりてより 木暮陶句郎 「陶然」
日曜朝のNHK俳句に出ている人です。その名のとおり、陶芸家でもあるそうです。
8月16日
帰路はよく話す青年韮の花 津川絵理子 「夜の水平線」
8月12日
秋近し旗の余白に字を書くな 池田澄子 「拝復」
作者の年齢からすれば、戦争中の日の丸の寄せ書きのことでしょうか。
パリオリンピック報道で、日の丸に寄せ書きをして選手への応援としたものをよく見かけましたが。
8月10日
自然薯の永き我慢を摺りほぐす 池田澄子 「拝復」
自然薯は窮屈なところに育っていることが多いのです。山の南側の斜面にあることが多いです。当方は掘れませんが、上手な人についていって掘ったことは何度かあります。11月過ぎてからですが、自然薯の葉っぱを見つけて蔓をたどっていくのが難しい。二十メートル以上もたどることがよくあります。
8月9日
五十鈴川駅よりすでに玉の汗 西村麒麟 「鷗」
伊勢神宮ですね。
当方も一度行きました。那智の滝と伊勢神宮はもう一度行ってみたいと思います。