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妻の乙美を亡くし気力を失ってしまった良平のもとへ、娘の百合子もまた傷心を抱え出戻ってきた。
そこにやってきたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。
乙美の教え子だったという彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を伝えにきたのだった。
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読みやすく、読み終わったときは心に染み入るような作品である。
登場人物それぞれの思いが交錯し、ラストは思わずグッときたのである。
迷っている人の背中を、やさしく押してくれるような物語である。
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映画の方は、かなり原作に忠実に作られていた。
これまた、結末は判っていたのにジワリとこみ上げてくるのである。
小説も、映画もどちらもお薦めである。
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