介護学校、困惑のバブル 訓練生急増「働く気ない人も」
介護福祉士らの養成学校で「職業訓練バブル」ともいえる状況が起きている。
深刻な雇用情勢の中、失業した人を人手不足の介護現場へ振り向けようと、
政府や自治体が学校に委託する訓練を急増させたことが背景にある。
経営難の学校からは歓迎の声も上がるが、
現場には「介護分野で働く気のない人まで集まってしまった」との戸惑いもある。
東京都は、
介護福祉士(訓練期間2年)などのコースを設けている短大や専門学校に対し、
国からの委託訓練を含め、
訓練生1人当たり月5万~9万円の訓練費を支給している。
たとえば介護福祉士の訓練を40人が受けた場合、
2年間で8600万円余りの収入増になる計算だ。
都内のある学校では、
介護福祉士コース1年目の約8割を訓練生が占める。
「訓練を受けているのは、失業手当が長期間、受け取れるから」
「将来、介護の仕事をする気などない」――。
教員の一人は、休み時間にこう言ってはばからない訓練生が少なくない、
と学生から苦情を受けている。
この教員は
「訓練生の半数はまじめに取り組んでいるが、
介護分野での働き手を急激に増やそうとした結果、
やる気のない人も集まってきた。
このまま施設で実習が始まったら、お年寄りに迷惑をかけてしまう」
と心配する。
2009年11月1日ASAHI.COM
日本は働かなくても食えるし、
働かない者が
『恥ずかしい』と思わない
社会にしてしまった。
半面で、
懸命に働き高給を取る人は、
多額の納税者であるにもかかわらず、
悪人であるかのように言われるようになった。
日本では『働かない人が勝者』のようだ。
働くことが尊ばれない国で、
誰がすすんで働くだろうか。
このままでは
日本は必ず没落するだろう。
介護福祉士らの養成学校で「職業訓練バブル」ともいえる状況が起きている。
深刻な雇用情勢の中、失業した人を人手不足の介護現場へ振り向けようと、
政府や自治体が学校に委託する訓練を急増させたことが背景にある。
経営難の学校からは歓迎の声も上がるが、
現場には「介護分野で働く気のない人まで集まってしまった」との戸惑いもある。
東京都は、
介護福祉士(訓練期間2年)などのコースを設けている短大や専門学校に対し、
国からの委託訓練を含め、
訓練生1人当たり月5万~9万円の訓練費を支給している。
たとえば介護福祉士の訓練を40人が受けた場合、
2年間で8600万円余りの収入増になる計算だ。
都内のある学校では、
介護福祉士コース1年目の約8割を訓練生が占める。
「訓練を受けているのは、失業手当が長期間、受け取れるから」
「将来、介護の仕事をする気などない」――。
教員の一人は、休み時間にこう言ってはばからない訓練生が少なくない、
と学生から苦情を受けている。
この教員は
「訓練生の半数はまじめに取り組んでいるが、
介護分野での働き手を急激に増やそうとした結果、
やる気のない人も集まってきた。
このまま施設で実習が始まったら、お年寄りに迷惑をかけてしまう」
と心配する。
2009年11月1日ASAHI.COM
日本は働かなくても食えるし、
働かない者が
『恥ずかしい』と思わない
社会にしてしまった。
半面で、
懸命に働き高給を取る人は、
多額の納税者であるにもかかわらず、
悪人であるかのように言われるようになった。
日本では『働かない人が勝者』のようだ。
働くことが尊ばれない国で、
誰がすすんで働くだろうか。
このままでは
日本は必ず没落するだろう。
知識時代の失業対策も貧困対策も、質の高い教育を行うことです。日本の失業、貧困の原因は、人生に役立たないデタラメな教育です。
受験競争で時代遅れの知識を詰め込ませ、世界最低となった大学に進学させ、外国語もIT能力も金融や法知識もない若者を育てれば、貧窮し自殺者が出るのは当然です。
各地の母親グループやPTAが「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)を読む活動を始めたのは、教育の危険に気付いたからです。
現在の学校では、すべての子供に、不登校、引きこもり、ニートとなる危険があります。すべての親にとって、子供が低所得者となり、結婚できず、ホームレス、ネットカフェ難民になることが、現実の問題となっているのです。教育の改革を求める親や若者の行動は、全国に拡大していきます。
>>北欧諸国の失業率が低く、日本の失業率が高い
北欧の失業率は低くありません。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/9000.html
でたらめな教育とは具体的になんでしょうか?
教育に問題がある事は同感ですが、では具体的にどうすればよいとおっしゃっているのでしょうか?
前回も述べましたが、抽象的過ぎて論旨が理解できません。
最近、このような記事を見かけることが増えましたね。いつも感じるのですが、この問題の原因は介護業界にあるのではないでしょうか?劣悪な労働条件を改善することなく、不景気による失業者の流れ込みを期待しているだけでは、やる気のない人しか集まりませんよ。心底、介護という仕事に誇りを持って働いている方々の善意に甘えて、労働条件を改善しようとしない業界の甘ったれた体質を改善するべきでしょう。私も失業して職が見つからないような状況になれば、彼らと同じことを考えると思います。
それと汗水流して、懸命に働いていて、高額の税金を納めている方々が悪人になっているとは、私は感じません。努力を重ねて利益を得ている社長さんやプロスポーツ選手は賞賛されていると思いますが。悪人呼ばわりされているのは、自分の都合のいいようにルールを変えて、利益を得ている一部の守銭奴だけではないでしょうか?あえて、名前は挙げませんが。
今回は異論ばかりで、Pさんに不快な思いをさせてしまうかもしれません。そのことについては、お先にお詫びいたします。
>>訓練生1人当たり月5万~9万円の訓練費を支給している。
政府や自治体が破産しそうな時にこの大盤振る舞い!
5,000円~9,000円の補助くらいなら理解しないこともないが、これじゃ生活丸抱えじゃないですか!
打ち出の小槌があるわけじゃなし、全部まじめに働いている人たちの税金ですぞ!
その税金が不足してるもんで、借金に次ぐ借金!
もうやってられません!
>>]「訓練を受けているのは、失業手当が長期間、受け取れるから」
何ぬかしやがる!!
こんなこと言う奴に使う金なんかあってたまるか!
大体いい若い者が働きたくないだとかぬかして、「おう、よしよし」などと頭をなでている馬鹿親、馬鹿行政、馬鹿政治・・・ああ、情けない!
「働きたくないなら、食うな!」と一喝してやらいでどうするんですか!
それでしょうねがつかない若者(ばか者)は餓死してもしょうがない!
「自分に合った仕事がしたい。」とぬかす馬鹿がいっぱいいますが、この世に自分に合った仕事なんてあるわけない!
頑張って「仕事に自分を合わすんだ。」ということを骨の髄に叩き込んでやらねば、一生もたんですぞ!
ぼやきついでじゃありませんが・・介護福祉コースの教員のセリフも気に入らない!
>>このまま施設で実習が始まったら、お年寄りに迷惑をかけてしまう
働く気のない馬鹿者が殺到して来て笑いが止まらないんだろ!
お年寄りに迷惑がかかりそうなやる気のない馬鹿者には、はなっから余計な実習なんかさせなければいいじゃないか!
いろいろ規則はあるだろうから、形だけはさせたことに体裁を整え、本気の実習はやる気のある者にのみさせればよろしい!
多分、すでにそのつもりだろうけど、変に格好つけて大して持ち合わせない「良心」をひけらかすんじゃない!
折角の機会だから、黙って設けて静かにほくそ笑んでおればよろしい!
Pさんへ呼びかけていらっしゃるところ、しゃしゃり出る非礼の段、お許し願います。
怒羅衛門さんは、コメントの前段で介護施設の経営者を強く非難なさっていますが、少し異論があります。
確かに数多の経営者の中には劣悪なサービスしか提供せずに暴利をむさぼろうとする悪徳の輩も、少数ながらいるにはいると思います。
でも、現状の介護報酬は決してそんなに高くはありません。
まじめにサービスを提供する限り、暴利をむさぼる余裕はないと聞きます。
ですから、介護の仕事に従事する職員への処遇改善は中々ままならないのが実情じゃないでしょうか。
他方、介護の仕事というのはそれから逃避した人たちが言うほど、辛く厳しいものなのでしょうか。
楽な仕事だと言い募るつもりはありません。
しかし、どんな仕事でも、仕事と名がつけばすべて厳しいものです!
他に大きな能力や資格があるならいざ知らず、ほかにどんな仕事ができると思って逃避するのでしょうか。
一度、真剣に・・・本気で・・・取り組んでみたらどうなんでしょう。
高いとは言えないが、何とか生活できる額の給料はもらえるでしょ。
一生懸命やればやるほど、お金じゃなくて、もっと大切な報酬だって得られませんか?
リストラかなんか知らないが、何らかの理由で仕事を失って、生活費を稼ぐ方便を失ったら、「きつい」だの「自分に合わない」だの、甘ったれたことを言ってもしょうがないでしょ。
それこそ死にもの狂いで働いてみたらどうですか。
老人が昔を懐かしんで言うと思われても構いませんが、自分を仕事に合わせるように一生懸命働いたが、仕事が自分に合うか合わないか考えたこともなかったですよ。
もし、本気で自分に合った仕事じゃなければ嫌だと思うのなら、余人の真似の出来ないすごい能力を身につけてから言うべきでしょう。
残念ながら、私にはそんなすごい能力なんかないことは明らかなんで、いただけた仕事を一所懸命取り組んできましたが、それで良かったとも追っています。
グダグダ余計なことを言いましたが、待遇が悪いから辞めていくだのという論にはちょっと賛同しがたいと思うのです。
モノを書くのがヘタクソなもんで、真意を伝え切れなかったようです。不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。
確かにやまびこさんのおっしゃる通り、Pさんのように社員を大切にする企業もあるかと思います。しかし、介護の仕事はかなりハードだと聞いています。(私は販売業に携わっていますが、明らかに彼らの仕事のほうがハードだと思いました。)にもかかわらず、月給がバイト並みというのは、あまりにも理不尽ではないでしょうか?
私も現実はやまびこさんのおっしゃる通りだと思います。ですが、頭数が揃えば誰でもいいという考えから脱却しない限り、介護業界が良い方向に向かうことはないと私は考えます。
私はロクに働こうともしない輩の肩を持つつもりはありません。自分の仕事に誇りを持ち、他人のために尽くしている人々が正当な報酬を得られない理不尽さを少しばかり理解していただければ幸いです。
こんな私ですが、今後とも、よろしくお願い致します。
貴重なご意見をありがとうございます。
私も介護事業には問題があると思っています。
ひとつは報酬、いまひとつは適性です。
報酬は行政の力で何とかなりますが、適性はそうはいかず、
建設業従事者が介護をやれと言っても
非常な抵抗があると思います。
ただ今回の記事にある
「訓練を受けているのは、失業手当が長期間、受け取れるから」
という人々には、
働く意欲をそもそも感じえず、
国の厚い手当てに甘えているとしか思えません。
国の方針にしても
働く側と事業のミスマッチを何とかせねばと言っていますが、
実状は土木建設を緊縮し手の足りない介護に
労働移植を無理に進めているだけで言動不一致と言ってよいと思います。
介護事業に関して言えば、
介護に慣れた外国人を使うのはひとつの方法だと思います。
土木建設従事者は大量失業するでしょう。
私にも妙案はありませんが
本当に働く意欲がある方が失業しているのは心が痛みます。
働く気が無いものに対する手当てはもっと薄くすべきで、
生きていく最低のセーフティネットで充分であると、私は思っています。
マスターを差し置いてグダグダいいすぎ申し訳ありません。
怒羅衛門さん、こちらこそ大変失礼しました。
御説を頭から否定したつもりは毛頭ありませんが、老人の物言いはちときつめに響いたかもしれません。
大変失礼しました。
私も介護の現場で働く人たちの待遇が十分でないという感覚はあります。
一部の悪徳業者を別にすれば、低処遇の根源が介護報酬の額にあることと、たとえ低処遇であったとしても、働く人たちに「もう少し辛抱することの大切さ」と、たとえ給料に少々の不満があっても(到底生きていけない額なら別)、介護の仕事には人間として満たされる何か別の幸福感、充実感、生きがいみたいなものが見つかるのではないだろうか、また見つけなければこの仕事をやる意味合いも乏しいのじゃないかということを言いたかったのです。
別の言い方をすると、怒羅衛門さんは販売の仕事だそうですが、ご自分の仕事の大変さを声高に言わずに、ほかの仕事を大変だろうと慮っておられますね。
素晴らしいことです!
どんな仕事だって大変でない仕事なんてあるもんですか。
でも、大変さを嘆くより、自分の仕事の大切さ、楽しさ、人との出会いの中で感じる幸福感etc・・・を感じられたら、苦しさは半減し、幸福感が倍増するものです。
この辺を、就く気は毛頭ないが、失業手当が長くもらえるから介護の研修を受けるなんて言う不逞の輩に気付いてほしいのです。