もみじマーク 表示義務化を猶予へ 批判受け警察庁が検討
12月3日2時31分配信 毎日新聞
今年6月の改正道路交通法で高齢運転者標識(もみじマーク)の表示が75歳以
上に義務化されたことに伴い来年6月から違反者に科せられる罰則について
「高齢者いじめ」との批判が高まったことを受け、
警察庁は運転手の能力に応じて表示を猶予する制度の検討を始めた。実質的な罰則
緩和といえ、同庁は有識者の検討委員会を設置して高齢運転者を規制するだけでな
く支援する視点で制度の見直しを検討しており、12月中旬にも報告書をまとめ
る。
改正道交法では表示に違反した場合、反則金4000円と違反点数1点を科し
た。しかし、衆議院内閣委員会で民主党の委員から高齢者いじめと指摘され、自民
党役員連絡会や総務会でも「後期高齢者医療制度と同じように高齢者に批判を浴び
かねない」などと不満が出ていた。
こうしたことから9月に設置した有識者委員会は、適性診断などで認められれば
もみじマークの表示を猶予▽高齢者の路上優先駐車区画の設置▽高齢者に対する運
転妨害の罰則強化▽一般運転者に高齢運転者の特性を教育--など再度の道交法改
正も視野に入れた検討を進めている。適性診断の具体的な方法なども検討してい
る。
75歳以上が加害者の死亡事故は07年は422件で10年前の1.5倍。免許
保有は97年に約100万人(全体比12.8%)だったが、07年は約283万
人(同22.1%)に急増し、10年後には約28%に増えると推計される。一
方、2月の調査で約4割しかなかったマークの表示率は9月の調査で70.2%に
増えていた。【長野宏美】
何故法律違反に対する罰則が『高齢者いじめ』になるのか
理解に苦しむ。
高齢者は超法規的存在なのか?
タクシーなどの職業運転手の場合は考慮すべき所もあるが
『高齢者だから罰してはいけない』というのはおかしな論だ。
もうこのような常識的な罰則を
『イジメ』だとか『人権』だとかに
論をすり替えるのは止めたらどうか。
「若葉マーク」にしろ「もみじマーク」にしろ
それは周りのドライバーが注意して事故を起こさないための目印であり
必要であると判断された規則ではないのか。
罰則を『いじめ』だと言われて臆するようであれば
「若葉」も「もみじ」も廃止してはどうか。
また、「もみじ」が『イジメ』で、
「若葉」がそうではない理由も
知りたいものだ。
またコメントさせてもらいます。
確かに年々、高齢者の運転事故は増加してますね、
私もなんで、もみじマークがいじめになるのか疑問です。
人間は年を取ると当然、判断能力や反射神経は劣れ鈍くなるものです、
高齢者の方が運転する車にもみじマークをつけることが事故を防止するなら、それはいじめにならないでしょう。
むしろ運転主を守ることにつながると私は思います、
まあ高齢化社会と言う問題もありますがこれも解決するべき問題の一つですね。
ここまで高齢者に対しての特権意識を持たせてしまったのは、政治が悪かったというしかありません。
数の勢いで文句を言えば対応するという悪例を後期高齢者制度で作ってしまいました。 数の多さで何事も通るのならば、消費税導入など出来なかったはず。
国策として通すべき重要事案は批判を受けようとも通さないと国家として成立しなくなってしまうのに、政治家はこぞって迎合してしまっています。
また高齢者も、「後期高齢者」や「もみじマーク」がいやだというのなら、世の中のすべてにおける高齢者優遇措置も同時に拒否すべきですね。
若い者に負けないとうプライドがあるならば、若い者に世話にはならないというプライドを持ってもらいたいものです。
厳しい言い方ですが、経済活動を終えて国(若者)にお世話になる身でありながら、こうもクレームを言える神経が私には理解できません。
もっとお年寄りが謙虚であれば、支える若者の理解も得られると思うのですが・・・
>>高齢者は超法規的存在なのか?
まったく同感ですね!!
高齢者であっても
少年であっても
誰の前にも「法」は平等でしょうに。
高齢者のマークを車につけるのがそんなにいやなのでしょうか??それがよくわかりません。
よっぽど、年寄りと思われたくないのか
私なら別にその年になったら、マークをつけるのを
厭だとは思いません。
周囲の人にも注意してもらえるし
事故防止の為に少しは協力的な気持ちを持ってもいいのでは?
またコメントさせてもらいますね。
Pさんはご存じだと思いますが、
私、鰤太郎(ぶりたろう)といつもコメントされている桃太郎さんとは全くの別人です。
もしもこの名前で桃太郎さんが不快な思いをされたならお詫び申しあげます。
私は桃太郎さんに対し敵意はありません、本当に偶然です。
もみじマークとイジメとはまったく別次元の問題ですね。
お年寄りもかえって戸惑われていると思います。
桃太郎さんと鰤太郎さんが別人であるのは皆承知していると思いますよ。
鰤太郎さんの考えすぎだと思います。
高齢者に対する行政の姿勢は、桃太郎さんのご指摘の通り、
後期高齢者制度の躓きで全く腫れ物に触るようになってしまいました。
ただ、今回の問題は高齢者が声を挙げているのではなく、
「高齢者をいじめるな」という葵の御紋を掲げ
お年寄りを自己の売名に利用しようという
政治家の偽善がその本質ではないかと思います。
もし、これに乗っかって
『年寄りをいじめるな』などと高齢者が声を挙げるようであれば
何をかいわんやですね。
おっしゃるとおりですね。
今回のような筋違いの批判は行政側も
『それは違う』とはっきり反論すべきですね。
私はお年寄りが自らこのような的外れの批判をしているとは今のところ思いませんが、
行政の高齢者に対する態度は
「あつものに懲りてなますを吹く』を絵に描いたようです。
このような対応はむしろ高齢者差別であると思いますね。
あはは、それは確かにいじめですねぇ(笑)
お年寄りの中にも『もう自分には運転は危ない』と
自ら免許証を更新しない人もいますよ。
あはは、私の父です。