580円うな丼など食わんでも死にはしない

2011-01-20 17:01:13 | 時事


政府、中国製品の優遇関税見直し検討 衣食住にかかわる462品目が対象



中国製品に対する優遇関税の見直しが検討されている。対象となるのは、衣食住にかかわる462品目となっている。

政府が中国製品に対する優遇関税の見直しを目指している。

対象となるのは、462品目におよぶ中国製品で、中には100円ショップに並ぶはさみや台所用品など、数々の生活必需品に加え、スーパーに並ぶ食料品、さらにマフラーや手袋、帽子などの衣料品など。

数々の衣食住にかかわる中国製品が、関税アップの対象になっている。

街の人は、「(中国製品は)いろんなものを使っています。ちょっと困ります」、「安いですよね。(安くなくなったら?)買わない」などと語った。

関税優遇制度は、発展途上国からの輸入を促進・支援するために導入されたが、現在その恩恵は、ほぼ中国の独占状態となっている

さらに、今や日本を抜き、世界第2位の経済大国になることが確実な状況となっていて、もはや途上国向けの支援はふさわしくないとの見方が出ている。

野田財務相は18日午前、「競争力のついてきたものは、(優遇関税から)どんどん外していく一環で措置をとる。ウナギ、中国産好きですか? そうですか。いろいろ影響あるかもしれませんが」と述べた。

ところが、関税が上がり、中国製品の値上げとなれば、消費者への影響は避けられない。
さらに、均一価格が売りの100円ショップ「US.MART」の奥秋典子商品バイヤーは、「雑貨に関しては、70%くらいは中国のものになっていると思います。コストを削減して、100円で販売できるように、これからも頑張っていきたいと思う」と語った。

また、中国国内でほぼすべての調理を済ませ、コストを削減し、うな丼を580円という低価格で販売する「うな政」も、痛手を受ける可能性がある。

「うな政」藤枝店の大嶽彰啓店長は「仕入れ値がどんどん上がっていて、さらに今回の件でダブルパンチ。死活問題です、お店としては」と語った。

財務省では、優遇税関の見直しにより、200億円ほどの税収増を想定している。
早ければ4月1日からの施行を目指す。

(01/18 18:29)






これは良い事だ。



世界第二の経済大国になったとか言って

空母まで建造している中国からの輸入品に

発展途上国用の関税優遇制度なんぞ

現状で未だに在る事自体が

不可解というものだ。



安くなかったら買わないというのであれば、

国産の消費促進にもなって結構なことだ。




580円うな丼なんぞ

食わんでも死にはしない。



むしろ、食ったら

腹痛を起すかもしれないというものだ。




日本の生産者も値段ばかりを追うのではなく

少々高くても美味いもの、

品質のいいモノをつくるべきだ。




鮨やうなぎは高くて当たり前、

めったに食えないからこそ

美味いということもある。




高くて美味いものを



中国の観光客に食わせてやる!



という気概で行け。










最新の画像もっと見る

19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感です! (怒羅衛門)
2011-01-20 22:25:37
Pさん、こんにちは。
今の日本は低価格という名の薬物に毒されているようなものです。低価格競争という消耗戦を続ける程、日本経済が弱っていくということは素人でもわかることだと思いますが、わかっちゃいるけど、やめられないのでしょうね。
デフレだ不況だと他人のせいにするのは容易いことです。売る側も買う側も己の努力不足を自覚しないといけませんね。もちろん自分も含めてですけど。
500円のウナギモドキがなくても何の影響もありません。私、そんなものがあることすら知りませんでした。(笑)
返信する
そして誰もいなくなる・・・ (やまびこ)
2011-01-21 09:31:13
Pさん、おはようございます。

外食産業を筆頭に極端な安売りセールスが幅を利かせています。
一般論としては良いモノが安いことは良いことなんでしょうが、おのずと限度があります。
このうな丼もそうでしょうが、牛丼業界なんてもっと典型的な例じゃないでしょうか。
無理に無理を重ね、その無理の最たるものは人件費でしょう。
大手外食チェーン店で一体どれくらいの正社員を雇用しているでしょうか。
非正規で、ほとんど搾取といってもいいくらいの低賃金でワーキングプアの拡大生産中のように見えます。
横道にそれますが、この頃事あるごといTVに出てコメントたれてる○タ○の社長さんなんて、カメラに向かっては立派なことをおっしゃるが自社内はどうなっているんでしょうね。
“仁義なき戦い”の後に、生き残れる勝者はいるんdしょうか。
全員が疲弊して全滅・・・アガサ・クリスティーみたいになりませんかね。
大いに気がかりです。
膨大な非正規社員が路頭に迷い・・・。
コストについて不断に経営努力は必要であることは当然でしょうが、適正な利益を確保しないところに適正な従業員処遇はあり得ません。
皆がデフレスパイラルに飲み込まれ、縮小経済の中で溺れ死ぬ前に、ここはひとつ考え直さなきゃいけませんね。
返信する
米国も大丈夫? (roserobe)
2011-01-21 12:54:57
もうすぐはじけそうな国と嬉しそうに・・・きっと代金払ってもらえなくなるの眼に見えております。

うな丼の店は我が職場の少し行って処にも10年くらい前に出来ております。水銀中毒にならないかしら・・・なんて思ってとこを通り過ぎます。(笑
安いものは要注意の時代です。
買い物時は裏を見て買います。国産がイイに決まってるんですが、政府はあの連中ですから・・・早く倒しましょう。
薔薇姫より
返信する
お鮨の思い出 (さらりん)
2011-01-21 13:01:46
Pさま こんにちは。

使っている菜箸が傷んできましたので、
国産の品をと、あちこちを探しましたが、
これがなかなか難儀なことでした。
ようやく会津で作られた菜箸を見つけました。
一本一本手作りだそうで手に良く馴染みます。

ふと気付くと国産のものを手に入れたくとも、
物がないものが多いことに気付きます。

私が子どもの頃は外食することは、
今よりずっと贅沢なことだったこともありましたが、
手抜きと感じるようで母はとても嫌がりました。

向田邦子さんのお父様ではありませんが、
お鮨も飲んで帰る父のお土産ということが多かったです。
父の行きつけのお店に年に何度か連れて行ってもらいましたが、
よそ行きの服で出かけた上にカウンターで握られるお鮨は、
子どもの私にとっては大人の食べ物でした。
気持ちもお腹もよそ行きで緊張していたせいか、
食べる前からお腹がいっぱいと感じた記憶があります(笑)

お店の裏でお弟子さんがお醤油を鮨折り用に、
小さなプラスチックの魚の小瓶に器用に移すのが面白く、
そちらの方の記憶が鮮明なくらいです(笑)

大人になってからも何度か尋ねましたが、
回転ずしに代表されるような安価なお鮨屋さんが多くなり、
かなり経営は厳しいと回りの人からも伺うことが度々ありました。
数年前、親方は自死されました。
お店が無くなったというだけでなく、
もうあの味を味わえなくなるのだと改めて感じ、
悲しさ、寂しさ、悔しさや色んな気持ちが溢れたことが思い出されます。
返信する
矛盾 (P@RAGAZZO)
2011-01-21 13:05:47
怒羅衛門さん、こんにちは。

おっしゃるとおりで、
デフレはいけないと言いいながら
「物価が上がるのは困る」というのは
完全な矛盾です。

中国産の生産物や製品に当然の関税をかけるのは
デフレ脱却に一役買いますし
国産の消費にも朗報です。

中国は労働賃金が沸騰し始めていますから
これまでのようには行かないでしょう。

日本人も意識の変換が必要ですね。
返信する
空気入れ (P@RAGAZZO)
2011-01-21 13:16:04
大兄、こんにちは。

まさに正論ですね。
昨日息子が自転車の空気入れを買って来たので
「いくらだった?」と聞くと
「100円だった」と言います。

空気入れが100円なのは
我が家の家計にはありがたいことですが
これ一本作るのに材料費を除いたら
一体いくら従業員さんに支払っているのだろうか?
と、なんだか恐ろしくなりました。

生産過程で誰かを泣かして安値を常態化することは
必ずしもいいことではありませんね。

消費者も値段だけを追わない事です。

しかし今に安ければ良いという価値観は
変わると思いますね。
返信する
脂汗 (P@RAGAZZO)
2011-01-21 13:24:50
薔薇姫さん、こんにちは。

昨日の米朝会談も
コキントウは札束でオバマの頬を叩くような真似をして
下品極まりなかったですね。

おまけに
「人権問題に答えていないではないか!」との鋭い記者に質問には
「質問された事には答えている」と
額に脂汗をかいて嘘をついていました。

米国も金欲しさに中国に尻尾を振るようでは
情けない限りです。

コキントウは思いのほか演説がへたくそですね。
返信する
Unknown (はな・ウナギスキー)
2011-01-21 14:00:42
ズドラーストヴィーチェ!(←調べた、「ラー」を巻き舌でたのんます)

国産鰻ちゃんが高価で悲しい、ウナギスキーな私です。ほんま…

でも、
間違っても『ブリキの太鼓』で餌の馬の頭からドロゥワァァ~と出てくる(おぇぇ…)アンギラ・アンギラ鰻は食べたくないです。

やせ我慢と言われても秋刀魚の蒲焼きか、〈鰻のタレだけ丼〉で済まします。

買い物は、〈日本製〉〈MADE IN JAPAN〉を探します。食料品は特に!政府は台湾を見習ってほしいです。
海外のものも、なるべく、良いものを「ながーく愛して、ずっと愛して」の気持ちで…。
メガネフレームはMADE IN JAPAN とついていたら、100% 福井県鯖江市製なんだそうです。
ロゴにだまされず、買う側の目も肥やさないとな、と思います。

さよなら…も調べたついでに書いておきまふ。

ダスヴィダーニア!!

返信する
対中優遇関税見直し (風見鶏)
2011-01-21 14:04:42
遅ればせながら本年度も宜しくお願い致します。対中優遇関税見直しは民主党にしては珍しくGJですね。マニフェストに掲げていた国益と国民の利益を第一優先すれば今でも自公政権を腹立たしく思っていた人も多いので信頼の回復に繋がるでしょう。しかし今回の米中の不協和音は深刻ですね。価値観を異にする大国同士が経済利益だけで妥協しても結局は相容れないのでしょう。日本政府もこの敵失に乗じるくらいのしたたかさを見せて欲しいです。
返信する
付加価値と価格 (P@RAGAZZO)
2011-01-21 14:15:06
さらりんさん、こんにちは。

痛ましくて懐かしくて温もりのある
思い出ですね。

先日北海道で獲れた黒マグロに3千万以上の値段がついていましたが、
買ったのは
中国人の寿司チェーンと銀座久兵衛が
折半だったようです。

中国人のお店のメニューを見ると
にぎりセットが980円。

久兵衛のメニューでは
にぎりおまかせで1万円。

ここに日本と中国の商売の縮図が在ると思います。

鮨はネタだけではありません。
シャリの温度、口に入れたら程好く崩れる握り、
塩や酢の塩梅、接遇の妙、客の好みに合わせた気配り、
そのすべての総合力こそが鮨の価値です。

この付加価値の部分にこそわが日本の立ち行く道があり、
高いけれども美味い、
を正しく評価し正当な対価を支払う人々は必ず居るのです。

中途半端な付加価値と値段のゾーンが
今一番厳しいのではないかと思います。

返信する