小沢さん、あんたのピンチなんだよ。

2007-02-02 16:59:43 | 時事
柳沢発言が政局となっている。

民主党を始め、野党はこぞって柳沢辞任を求め審議拒否し、衆院本会議をボイコットした。


これは大方のマスコミも国民も安倍政権のピンチだと思っているかもしれないが、私の視方は違う。

柳沢の不用意発言については柳沢は今でも謝罪し続け、安倍総理も『私からも謝罪する』と謝り続けている。
そして私は僅かではあるが世論の潮目が変わりつつあるのではないかと思っている。

すなわち、
『柳沢発言はケシカランが審議拒否する野党も如何か?』
『少子化問題を審議せずに政局にするのはそれこそ女性蔑視ではないか?』
という意見だ。


小沢はここぞとばかりに共産党を含む全野党のトップに鎌首をもたげてきて
『ここは俺がやる!』と大張り切りだそうで、
昨日も、4日に知事選を控えた名古屋で
『柳沢の発言は女性蔑視でこれをかばう安倍総理も同じ人種だ!』と大はしゃぎである。

しかしこの愛知県知事選、北九州市長選、で野党が2勝すればともかく、
1勝1敗でも、与党が辞任要求に屈せずに与党単独審議を強行すれば、
今度は野党側から審議復帰の声が出るのは必至で、
もし2敗という事にでもなれば、
「これだけの敵失であるマターを全くモノにできない小沢では選挙は今後戦えない」
という声が民主党内から大噴出する事は間違いない。

つまりココは小沢大先生にとっての大ピンチでもあるのだ。


しかも名古屋の街の声を聴くと
「県政とは関係ない」(女性60)
「女性蔑視と知事選に何の関係があるのか判らない」(女性48)
となかなか有権者は愚かではない。

ココは柳沢も安倍総理も、一切の弁解をせず余計な事を言わず、只ひたすらに謝罪し、
国民の許しを得るべく最大限の努力を傾けるべきであろう。


そして、柳沢を守りきって、与党が愛知、北九州で2勝すれば形勢は大逆転。
さらには安倍総理の指導力も再評価される事になり、
ついでに小沢の首が怪しい事になる。


コトが政局となった今、安倍は何としても柳沢を守りきらなければならない。







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