米下院による慰安婦問題に思う

2007-02-03 18:17:55 | 時事
いわゆる慰安婦問題をめぐる対日非難決議案が、
米下院(ペロシ議長)に日系のマイク・ホンダ氏(民主党)ら与野党7議員により提出された。

 決議案は、
(1)日本政府による公式謝罪と歴史責任の受け入れ
(2)謝罪形式は首相の公式声明とする
(3)慰安婦問題への疑問や反論の封殺
(4)若年世代への教育強化-を日本に求めるとの内容。

この事は昨年も米下院で決議案が提出されその時は却下されている。
今回は昨年と違い、下院議長に民主党のペロシ女史が座り民主党主導の下、議決案採択になる可能性が強い。



この慰安婦問題は様々な意見見解が出ており、ここではいちいち述べない。
ただ日本軍の強制連行による慰安婦がいたという証拠はこれまで何一つ無い。


もしも日本軍が上記の事を行っていたのであれば謝罪しなければならない。
しかし、もしそのような事をしていないのであれば、
それにも拘らず謝罪しろと言われても何に対して謝罪するのだろうか?

特に(3)慰安婦問題への疑問や反論の封殺。
とはどういう事なのだろうか?


日本の保守系の議員にもう一度慰安婦問題を徹底して調べようという動きがある事は私も知っている。
何故これを調べてはいけないのだろうか?

例えば映画や小説を観たり読んだりして私達は泣いたり憤ったりする。
しかしそれがフィクションであれば、それはその映画や小説の中での話であって現実の事ではない。
もしノンフィクションであればそれは史実に忠実に描かれているべきであって、
そこに創作や捏造があったとしたら、すなわちそれはフィクションである。


米下院の議員達が従軍慰安婦の話を聞いて、泣いたり憤ったりする気持ちは解からないではない。

しかし、史実が確定していないにも拘らず、あたかもそれが事実であると決め付けられ、
それに基づいて悲憤し、謝罪しろと言われても私達は困惑するばかりなのである。


しかもこれを消極的であったにしろ日本政府が承諾したとしたら、
これはもう確実に“正しい史実”として後世に残る歴史となる事は間違いあるまい。

これは絶対に今一度事実を徹底的に調べるべきだ。
それまではこのような決議は決して受け入れるべきではない。
また、日本はもっと世界に向けて堂々と意見を発信すべきであろう。






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1 コメント

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Unknown (P@RAGAZZO)
2007-02-04 11:32:47
慰安婦問題については『偽善者キツィこのブログ』さんが解かりやすい映像をトラックバックしてくれています。
一本が10分ほどあって長いですが、②と③は必見です。
皆さんそれぞれの立場で考えてみて下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/higasitoyokazu/28013194.html
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