鹿沼いじめ自殺控訴審

今日の読売新聞の社説の要約。

　［「いじめ」判決］「放置した教師も級友も『加害者』だ」

栃木県鹿沼市で１９９９年、中学３年の男子生徒が自宅で首つり自殺した。
東京高裁は、いじめと自殺の因果関係を否定した１審判決から一転、
明確に両者の関連性を認めた。

　江見弘武裁判長は、様々な形態のいじめを分析したうえで、今回のケースを
「暴行の加害者だけでなく、いじめを放置した級友の卑怯（ひきょう）な態度も大きな要素だ。
　すべての級友が加害者と言ってもよい」
と断じた。

また
「生徒に事情聴取して、いじめの事実を否定されたら、それのみでいじめの存在を否定するのは愚かの極み」
とも言及した。

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まったく同感だ。
この裁判長の言うとおりである。
しかもこの構図は、子供達ばかりでなく大人の世界にもそのまま当てはまる。


特定の個人をイジメたり疎外したりするアホ「Ａ」はどこにでも居る。
それを誰かに指摘されると『からかっただけ』だと言う。

そして、自分の意見を持たないバカ共が
『「Ａ」は良い人だよね、みんな！』
てな事を言って「Ａ」に阿ねる。

自分の意見を持ってる人も居るが　
ダマッテボウカンシテイル。



そして、指摘した個人は「和を乱したヤツ」という事で、
つまらん群れ人（むれびと）達から疎外される事になる。

まったくつまらん事だ。


このお子さんの場合、
日常的に、ズボンを脱がされたり、プロレスの技をかけられたりしていたらしい。
私はこの子に、一度命を懸けて相手を殺すつもりで抵抗して欲しかった。

イジメや疎外など卑怯きわまる事をおこなうようなヤツは
相手に骨があるとわかれば次からは躊躇するようになるものだ。


また、こういう群れ人たちや傍観人たちが「差別」だとか「イジメ」だとかに何やら言及するのを見聞した事があるが、
恥ずかしくはないのだろうか？

見ていてこちらが赤面してしまう。