崖の上から

2009-11-08 11:39:15 | 時事
クローズアップ2009:温暖化対策部会、進展なく閉幕 COP15に暗雲

鳩山イニシアチブ不発

 「前政権より、大きく数字を引き上げた。これ以上の削減は難しい」。
特別作業部会で、日本は新政権の目標の高さを誇示した。

その一方で同時に、9月の表明時に世界から賛辞を浴びた
「90年比25%減」に対する世界の視線の変化も意識せざるを得なかった。

 会議で先進国批判の急先鋒(せんぽう)となったのはアフリカ諸国。

先進国に「90年比40%以上」もの削減を求めた。

日本の「25%減」も含め、先進国の中期目標を
「あまりに低い」と一蹴(いっしゅう)し、
一時は協議をボイコットする強硬策に出た。

先進国の排出削減強化を厳しく求める中国やインドと同じ姿勢で、
先進国と新興・途上国との対立の構図は先鋭化している。


 また、日本は、途上国支援で三つの支援基金創設を提唱する
「鳩山イニシアチブ」を提示した。

これは途上国を抱き込む「懐柔策」だったが、
欧米は独自の途上国支援の枠組みを提案。

支援額など具体策を示さなかった日本への注目は集まらなかった。

環境NGO(非政府組織)「気候ネットワーク」の平田仁子さんは
「世界のNGOは、新政権に期待していたが、今は失望している」
と話す。

 世界の二酸化炭素排出量に占める日本の割合は4%。
一方、中国、米国は各2割を占める排出大国だ。

 日本政府は存在感を示すため、
「他国に先駆けて高い目標を示し、
ポスト京都議定書の枠組みづくりをリードする」
(交渉筋)という戦略を描いたが、思惑は事実上、不発に終わった。

「日本は(中期目標などの)カードを早く出したが、
イニシアチブに具体性がなく、各国に足もとを見られている」。

交渉関係者からは厳しい声も漏れており、戦略の練り直しを求められている。

毎日新聞 2009年11月8日





鳩山イニシアチブ不発なんだって。


世界は鳩山新政権に失望してるんだってさ。


あはは、、残念だったな。




『みんな勇気を出そうぜ!』

と、皆で話し合って

崖の上から河に飛び込むつもりが、


鳩山一人飛んじゃって



河が浅瀬だったもんで

両足骨折して、



崖の上から

『こいつ、、、バカなのか?』



と呆れられてるような感じだな。







『こいつ、、、バカなのか?』


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2 コメント

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そりゃそうだわ (やまびこ)
2009-11-08 14:20:57
Pさん、こんにちは。

地球温暖化抑止問題はどうでもいいこととは思ってません。
しかし、鳩ポッポが謳う「友愛音頭」で簡単に解決なんかする話じゃないでね。
地球の温度が2~3年で何10度も上がるというなら別として、北に位置する国々は逆に喜んでいるかもしれない。
海面が何メートルか上がってもちっとも困らない国も結構ある。

先週北海道に行ってきましたが、景気全体は良くないものの、農産物は米は日本一旨い米が出来、サツマイモも取れるようになったとか・・・そのほか結構鼻息荒かったですよ。

CO2削減目標で一番の問題は、先進国は十分発達した産業の排出レベルから**%削減すると言うが、後進国は削減も何も、ロクに排出する産業も生活レベルもない状態で削減しろと迫られるわけです。
それじゃ、未来永劫にわたって現状のような地べたを這いずり回る生活を強いられるわけだから、夢も希望もあったもんじゃない。
そんな話にホイホイと乗れるわけがないじゃないですか。
中共はもはや大国と言って差し支えないが、国民総体が豊かになったわけではない。
そうなるにはもっともっとCO2の排出が必要でしょう!
何せあの人口を豊かにするには気が遠くなる経済の伸長が必要です。
今回のことはアフリカに勢力を伸ばしてきた中共が、さぞかし裏からけしかけて煽っているのでしょう。
「このままではアフリカ諸国に未来は無いよ。」・・・と。
もちろん、彼らはア日理化諸国の将来の発展なんか知ったこっちゃないのであって、あくまで自国の経済発展を阻害してまで削減なんかしたくないってことでしょう。
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当然の帰結 (P@RAGAZZO)
2009-11-09 11:14:59
こんにちは、大兄。

おっしゃるとおりで、
温暖化対策が必要である事に反対の国はありません。

しかし、建前と本音は当然あるわけで、
建前をそのまま国家の経済を犠牲にしてまで
遂行する為政者などは
世界もビックリのおひとよしとしか言いようがありません。

削減化を現実実施という段階にくれば
今回のように本音が現れる。

もう、、当たり前すぎる帰結ですね。
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