久間防衛相は辞任しろ!

2007-02-04 16:03:18 | 時事
自民党防衛政策検討小委員長の石破茂元防衛庁長官は4日のテレビ朝日番組で、
ブッシュ米大統領のイラク開戦判断を批判した久間章生防衛相の発言について
「米国が(イラク政策で)苦しい立場にいる時に米国を頼りとしている日本がそういうことを言っていいのか」と批判した。

 石破氏は日米同盟を堅持することが重要との認識を示しながら
「一番困っている時に批判するような国を、
 なんで若者の命を懸けてまで守らなければいけないのかと米国の世論が怒った時、日本は何ができるのか」
と述べ、日米関係が悪化することへの懸念を示した。


久間発言についてはいつか触れようと思っていたのでここで述べる。

久間氏は、就任後、安全保障問題で安倍首相の意向と異なる発言を続けてきた。
米国向け弾道ミサイルの迎撃について、
首相が集団的自衛権との関連で研究する必要があると言及したのに対し、
防衛相は否定した。

また昨年暮れ、米国などのイラク開戦の際、日本政府が公式には支持を表明していなかったと発言した。
ところが、開戦支持の閣議決定が行われていたことを指摘されるや、「不勉強だった」と発言を撤回した。

その後、ブッシュ大統領がイラクとの開戦に踏み切った判断について「間違っていた」と批判した。
しかし、政府はイラクが17本もの国連安全保障理事会決議に違反し続けたとして米国の開戦を支持しており、
今もその立場は変わらない。

イラクでは、今でも航空自衛隊が、輸送業務に従事している。
現場の隊員たちは、こんな防衛相の発言をどう思うであろうか。

さらには、沖縄県の米海兵隊普天間飛行場移設問題についても 
政府と沖縄県側との協議に関し、
「米国に『あんまりえらそうなことを言ってくれるな。』と言っている」などと発言した。
しかし、現在のV字形滑走路案は、政府と地元の名護市などが合意した案を米側が受け入れたものである。


このような久間発言に対し米側は不快感を表明し、
日本側が1月開催を模索していた日米安保協議委員会(2+2)について米政府当局者は「開催する状況ではない」と説明している。


改めて述べるまでも無く、久間氏は日本の初代防衛省大臣である。

この防衛大臣が、同盟国である米国共和党ブッシュが民主党優勢となって逆境にある時、
これを批判するなどとは、いったい何を考えておるのだろうか?

ブッシュは色々問題もあるし多くのミスも犯してきたであろう。
しかし少なくとも、ブッシュ本人は小泉前首相の時以来非常に親日的で、
民主クリントン政権のときのようにジャパンバッシングなど一度もやっていないではないか。

沖縄にいる米兵は自国のために沖縄に居るのであろう。
しかし同時に同盟国である日本を守るという任務も側面も在るではないか。


市井の学者が自説を唱えているのであればともかく、同盟国の防衛相の言う言葉かね!?


久間が
『日米同盟を解消して日本独国で国防をやれる』
或いは一部の左側の方々のように
『日米同盟も嫌だ、日本の軍備も嫌だ、外国が攻めてきたら直ぐバンザイして降伏する』
と考えているのであればそれも良かろう。


ただし、防衛大臣を辞めてから言え!

、、、、、、と言うか、柳沢問題が沈静化したら即辞めろ!






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