鳩山政権100日、各国メディアは厳しい採点「味方陣営の抵抗に直面」
12月28日10時17分配信 産経新聞
鳩山由紀夫首相の「100日目」は、自らの資金管理団体をめぐる偽装献金事件で元公設第1秘書が訴追される就任後最悪の日となった。
新しい政権を、発足から100日という区切りで最初に評価するというのが半ば慣例化している米英有力紙も、“生後100日”の鳩山政権に、かなり厳しい採点を下している。
今回の中心テーマは、「ハトヤマズ・ファースト・ハンドレッド・デイズ」-。
■「順調というにはほど遠い」ニューヨーク・タイムズ(米国)
23日付の米紙ニューヨーク・タイムズは東京発で、「鳩山由紀夫新首相の最初の100日は順調というにはほど遠い」と伝えた。
同紙は、「鳩山氏が掲げた新しい日本への政治課題は、日本が直面する厳しい現実に加え、政治的な判断ミスのため危機にひんしている」と現状を批判的にとらえている。
普天間飛行場移設をめぐる混乱、そして自身の資金管理団体に絡む偽装献金事件と、政権にとっての悪材料に事欠かない中で、「わけてもトラブルの核心は、低迷を続ける日本経済だ」と指摘する。
「理論的には不況を脱したとされるものの、現実の日本は依然として、物価や賃金、消費が下降を続けるデフレにもがいている。このところ続いている円高の傾向も、日本の輸出依存経済に打撃を与えている」
派手なパフォーマンスが話題を呼んだ事業仕分けについても、削減成果が小さ過ぎるとし、「消費拡大と雇用増大のための刺激策が詰め込まれた予算全体からみれば、取るに足りない削減幅だ」と結論付ける。
一方で、公共事業への支出拡大や郵政民営化見直しなどを主張する亀井静香郵政改革・金融相の存在に触れ、「少数与党との不安定な連立が予算のさらなる膨張につながりかねない事態を招いている」とみる。
国民からの初の審判となる来夏の参院選に向け、経済面での成果を何とか実現したいと躍起になっている鳩山首相の胸中を推察したうえで、「首相は『チェンジ』を起こそうとしているが、現実には味方陣営の抵抗に直面している」と実情を指摘。
「ぼんやりしていたら、日本はかつての暗い時代に逆戻りしてしまうだろう」との浜矩子(のりこ)同志社大大学院教授のコメントを紹介している。
(ニューヨーク 松尾理也)
ボロクソだな。
公平に視ればニューユーク・タイムズの言うとおりだ。
『100日ハネムーン』の本家である米国の新聞記事なのだから、
控えめに書いてもこんなものだという事だろう。
外国人は鳩山の妙な気持ち悪いへりくだりの外見をあまり知らないだろうから
そういうものに騙されずに率直に日本の状態が見えるのではないか。
鳥越や小倉の異様な鳩山政権擁護がいかに噴飯モノであるのか
良く判るというものだ。
まだ5割くらいの人民が鳩山政権を支持しているらしいが、
彼らは、鳩山政権などは脱税総理と金権幹事長が牛耳る『ど素人学芸会政権』がその実態である事にいまだ気付かず、
政権が『うまくいってる、100点だ!』とか自画自賛していることをナイーブに信じ、
自信満々の詐欺集団の会長に『さいこうで~~す!』と嬌声を上げて声援している会員達たちのようなものだ。
彼らはもうすぐ『だまされた』という洗剤で自ら達が政権を造った責任を洗い流し、
不満の声を挙げ
自身らを『被害者』と呼ぶのだろう。
敗戦後の大方の日本人がそうであったように、、、
たったの100日でこの結果ですか、
スゴい有能な民主党政権ですね♪
民主党を支持した人の多くは、日本が悪い方向に向かうのを覚悟の上で票を投じたものだと思っていましたが、本気で「騙された」と思っているバカって意外と多いんですね。「民主党なら何とかしてくれる」と考える思考回路が理解できません。まぁ、詐欺なんてものは騙されるほうも悪いんですが。
一足早いですが、Pさん、そして常連のみなさん、今年も一年お世話になりました。来年もみなさんのご意見楽しみにしています。それでは、よいお年を。
かはは、欧米の新聞はNY・タイムズばかりでなく
ワシントン・ポストもウォールストリート・ジャーナルも
フィナンシャル・タイムズもボロクソですよ。
彼らは冷徹に日本を見ています。
鳩山政権は嘲笑の的と言って言いすぎではありません。
やぁ、もう仕事納めですか。
私のところは31日までやります。(涙)
波乱の2009年でしたが、
来年も政治家どもが過激なスラップスティックを演じてくれそうです。
厳しい年となりそうですが、
お互いに歯を食いしばって生き抜いていきましょう。
良いお年を。