赤福騒動

2007-10-13 18:34:26 | 社会
赤福が渦中にある。


製品を冷凍し、解凍して

出荷した日を製造日としていたとかいう事らしい。


報道では

一度出荷し『売れ残ったものを冷凍した』とあったが、

赤福のホームページによれば

『当然のことではございますが、一度出荷した製品を冷解凍したことは一切ございません』となる。
http://www.akafuku.co.jp/release/index.html



どちらが正しいのか私には判らない。


赤福が製造日を誤解させるような表示にしたことには問題がある。


しかし食品衛生的には伊勢保健所の確認を取っており

問題があるとは言えない。


原材料表示についても

順番が違ったとして大した問題ではあるまい。


食品の冷凍処理などは

今やあらゆる品物で流通している事であり、

私たちが食べている焼き鳥はベトナムで串刺しされたものであり、

新鮮が売り物の鮨屋のマグロは

遠いインド洋などで獲れたものを冷凍処理したものであろう。



つまり、この『赤福の問題点』は製造日表示であり、

『赤福問題の本質』は

マスコミ、日本人の根底に渦巻く

商人や成功者に対する鬱屈した恨みや憎しみ、

いわば理由なき復讐なのではないか。



これらのルサンチマンは理不尽なものであり、

その対象は成功者であれば誰でも良く

きっかけはどんな些細な事でも爆発するように思う。


人々の憎しみは

矛先がブランド品であり、成功者であり、金持ちであればあるほどその攻撃は鋭く大きく、

その失墜や崩落を見たときの喜びは深く、

その溜飲は大いに下がり、

その鬱憤は一時的に霧散する。



赤福が製造日を誤解せしめた事は、、これはイケナイ。



が、しかし、どうも、その、、

赤福のミスに対し、マスコミや人々の反響が巨大過ぎ、

いささかエキセントリックに過ぎるのではないか?

というような感がしてならない。






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