パートは厚生年金に加入したがっているのか?

2007-03-11 12:15:44 | 時事
パート労働者への厚生年金適用拡大に関する厚生労働省の最終案が9日、明らかになった。

「週20時間以上」働くパートのうち、
〈1〉月収9万8000円以上(年収117万円以上)
〈2〉勤務期間が1年以上――
などの条件を追加して対象を絞り込む。


この事について、昨夜愛川欣哉の『パックイン・ジャーナル』を見てたら、
愛川始め全てのコメンテーターが次のように言ってた。

『パートは全国で1200万人いる。
 それなのにこんなに絞り込んでしまったら実際に厚生年金に加入できるパートは20万人にしかならず、
 こんなのは結局お茶濁しでパート切捨てだ。』


あはは、こいつらはやっぱりバカだね。なんにも解かっていない。


厚労省が、

(1)月9万8000円(年約117万円)以上、加入見込み40万人
(2)8万8000円(同約103万円)以上、同70万人
(3)7万8000円(同約88万円)以上、同150万人

の案から(1)を有力視し、さらに勤務時間が1年以上にしようとしている背景は、むろん企業側の年金負担に対する反対もあるのだが、
むしろパートである主婦本人達の反対に配慮しての事なんだよ。

例えばパート本人の厚生年金保険料の額は、
月収9万8000円の場合、月約7000円となる。
国民年金に加入しているパートは月1万3860円の保険料を支払っており、
厚生年金に変更されれば、保険料がほぼ半分に軽減される計算になる。

ところが、パートで働くサラリーマンの妻ら「第3号被保険者」については、
現行制度では年金保険料を払う必要がないわけで、
厚生年金が新たに適用されれば今まで払う必要のなかった月約7000円を新たに負担する事になる。


このことを全く議論せずに正義面(づら)して、な~~にが『パート切捨て』だよ!

お前らこそパートの人たちの心情を汲み取れない金持ち左翼じゃないか!

しかも番組に出ていた全員が全員『そうだそうだ!』って、、もう、、アホかと、、、


まぁ、、、こんな番組毎週見てる俺も、、、アホっちゃ、、アホだけど(苦笑)





最新の画像もっと見る