大分キヤノンに雇用維持を要請 派遣や請負の労組
キヤノンの子会社で請負社員ら1000人以上の削減を決めた大分キヤノン(大
分県国東市)に10日、同社の派遣や請負社員でつくる労働組合が雇用維持などを
申し入れた。
労組は「正社員とともに汗を流してきた派遣や請負社員の雇用確保に尽くしてほ
しい」と強調し、人員削減の対象となった場合でも、寮などからただちに退去を求
めないよう要求。
訪れた組合員ら7人に対し、大分キヤノン側は正門の外で社員5人が応対した。
申し入れ書を手渡された担当者は「預かるが受け取るかどうかは検討する」と述べ
た。
労組によると、同社からは10月中旬に減産の方針が伝えられた。その後、派遣
会社から雇用契約の途中解除や更新取りやめの通知が相次いだという。今月4日に
はキヤノン本社や厚生労働省などにも同様の要請をした。
支援する特定非営利活動法人(NPO法人)「ガテン系連帯」の小谷野毅事務局
長は「労働者は突然解雇され寮を追い出されても行くところがない。会社にはしっ
かりした対応を求めたい」としている。
2008/12/10 09:28 【共同通信】
契約期限前の派遣切りなどは論外だが、
企業側から考えれば雇用調整弁として
期間工や派遣を使っていた訳だから
不景気になれば派遣を切るのは当然のことだと言える。
近頃は言わなくなったが、
例えば野党が言っていたような
『最低時給1000円』や『短期派遣廃止』を
現実にやったとしたら
現状に倍する中小企業が潰れ、
短期派遣にさえありつけない若者と企業破綻による失職者で
街は失業者で溢れかえってしまうであろう。
現状の世界的経済急落の前には
企業側の自助努力では到底及ばず
今回の派遣切りや期間工切りを企業の責任と決め付けるのは
筋が違う。
もし例えば、
政府が『派遣切りをやめろ』と行政命令を出したとして、
その為に企業が破綻したら誰が責任を取るのか?
ここはあるがままを受け入れ、
会社側も働く側も『足るを知りて不足を言わず』、
行政のセーフティーネットを強化する以外に無いと思う。
今になって思えば
『頑張らなくていいんだよ』とか
『自分探しの旅』とか
言ってた人々の言葉がいかに空しいものであったか、、、、、
人は急場にならないとワカラナイものだ。
いつも痛快で思考傾向が良く似たPさんの記事は気持ちが良いです。
あっ、Pさん毎度。
TBさせていただきやす!
こちらこそ毎度!
この分野はTKさんの専門でしたね。
アッシもコメさせていただきやした(^^;
異論だなんて大げさな!(爆・・・一人ではしゃいですみません^^;)
いえ、今日の記事にも基本的には大賛成です。
なに、TKさんと一緒の受け止め方です。
切られた方に実はそんなに同情してないんです。(笑)
ただ、いくつかのビッグメーカーには「ふざけるな!」と言いたいのです。
法的、理論的に問題がないからやります・・なんてのは今日のやりくりに汲々としている会社なら何にも言いません。
しかし、数10兆の内部留保を持ちながら、去年2年間で2兆円も純益をあげたメーカーが、ちょっとの間だけ調子が悪くなりそうだからと言って、これは無いのじゃないんですか。
アホな労働者相手とはいえども、己に余裕があるんであればもう少し天下国家のために小金(せいぜい数100億円)を散在したっていいんじゃないですか。
サキチ爺さんが草葉の陰で泣いてると思うよ。
江戸明治の大商人が懐かしいですね。
女遊びや道楽はすごかったかもしれないが、天下国家・・・いや馬鹿でかわいそうな庶民にはそれなりの施しをしたと思うんだけど・・。
今の学校出のエリート経営者たちは、アメリカの守銭奴たちにグローバルスタンダードなんか言われて、己もただの守銭奴に堕ちてやがる。
義商の何人かもいれば、今の日本もまんざら捨てたもんじゃないと、みんながんばるエネルギーが湧くのにね。
サキチの末裔ばっかりじゃないよ。
(株)大砲のオヤジさんもあれはなんじゃい!
何とか総理とかきどってて、「あれはわが社じゃありあんせん。わが社の取引社です。」と????
おふざけじゃないよ!!!!!!
金、金、金、金ばっかり考えてるから、結局金に見放されるんだよ。
昔の人は学問もないのに大事なことはちゃんと知っていた。
損して得取れ・・・・・とか
金は天下の回りもの・・・・とか
何でウォール街の守銭奴を笑えるんだね!君たちは!
ええっ!学校出の経営者さんよ!
契約は契約です。 それ以上でも以下でもありません。
しかも就業に関する要求相手は契約している派遣会社であるのが
筋ではないのかと思います。
正社員と同様の待遇を求めること自体に無理がありますね。
コメントするのは三回めですね、
確かに派遣切りは企業の責任という報道にはちょっと無理がありますね。
中にはそのことに便乗し派遣切りをする企業があるようですが?
私自身、派遣で働く身ですから期間工の方でなく短期派遣ですが、これは私もかなり危機的状況であります。
【短期派遣廃止】もしも政府がこれをやったら私は間違いなく失業者ですね。
しかし期間工の期限前の派遣切りは本当に生死に関わりますよ。
政府の打開策に期待したいところですね。
最初にお断りを一つ・・・・
私が一部大手メーカーに関して発言しましたが、あれは非難というより期待感です。
(出来る人には皆が頑張るきっかけを作ってほしいと・・・・。)
でも、基本的にはPさん、桃太郎さんの意見こそ正論です。
私はおかげさまで正社員としての人生を通してきましたが、通すには通すなりの努力、苦労ってものがあるんですよ。
どんな苦労かって?話せば長くなるからしません。
たとえ話しても、「ただひたすら正社員はいい!俺たち派遣だけがひどい目に会ってる!」と思っている人たちには理解してもらえないでしょうね。
失礼を省みずに言えば、アリとキリギリスでしょう。
一時でしかなかったかもしれないけど、何の資格も能力も無くても、正社員より手取りが多く、会社への忠誠心は全然必要がなく、人間関係に無頓着でいられ、嫌ならすぐ辞めてほかの会社…という風に自由を謳歌できた時もあったでしょう。
一方、会社の方も必要な時にはいつでも首を切れる利点から、忙しい時は腰を低くして派遣を迎えたわけですよ。
会社にすれば、いよいよその時が来た!正社員の首は切りにくいから、とりあえず派遣を切って一息つきましょう・・・とね。
そういう契約なんだから、そういう選択をしたんだからしょうがないと思えませんか?
人生一生のことですよ。今からでもちゃんとした仕事を見つける努力してみたらどうですか?ほかにも手に職をつけるとか・・・。
「俺なった仕事が見つからない!」・・・これほどアホなセリフはないですよ!
あんたに合わせてくれる仕事なんて、この世に一つもない!みんな仕事に自分を合わせるように頑張ってるんですよ!
たまたま頭数が多くなったからと言って、またぞろ「政府の打開策を!」って、そりゃ無理難題ってもんですよ。
世間の人に言います!
普段から支持もせず、尊敬もせず、支援もせず・・・それで何かの時には」政府が・・」
冗談じゃありません!かなりの割合の日本人は心を入れ替える必要がありそうです!
おっしゃっている事は理解できます。
一昔前の経営者は鷹揚でしたね。
今回の一時的な(ではないかもしれませんが)経営危機などでは
社内留保を取り崩して賃金に充て、
労働者を切るということはしませんでした。
また働く側も昔は余り『権利権利』と言わず、
会社が忙しい時は黙って深夜まで働いたものです。
しかし現代においては
サラリーマン社長がそれをやれば株主訴訟や総会を耐えられず、
働く側も会社の事など全く考えず
『己の権利と利益』だけを主張するというのが現状のようです。
ずいぶんギスギスした世間になったものです。
ちなみに私はボーナスの資金が無い時
私個人の資産を崩して社員に出しました。
経営者としては甘いのかもしれませんが、
おかげで皆よく頑張ってくれていますよ。
全く正論ですね。
マスコミなどが情緒的にこの問題を捉え、
あたかも企業側が一方的に悪いが如く報道するのは筋違いです。
働く側も、会社が一旦緩急の時を迎えたとき、
例えば育児休暇などを会社と争ってまで取るような男性社員と
黙して会社の為に働く男性社員のどちらを選ぶかを
よく考えて行動すべきですね。
社会が豊かな時代は受け入れられても、
厳しい時代が来れば即ちそれは落伍を意味するという事を。
その通りだと思います。
契約期限前の派遣切りなどは論外です。
短期派遣の禁止を叫んでいる野党などは
実際にそれをやればどのような影響があるのか
理解出来ていないと思いますね。
タクシー業界なども規制強化に移行するようですが、
それは結局中高年の失業を産むという側面があるのです。
麻生さんは拙いかも知れませんが
色々手を打とうとしていますし現実的であると思います。
周りがガチャガチャ邪魔をしないことですね。