テレビと嘘

「あるある大辞典」が前の放送分までしっかり洗われてガンガン叩かれている。
溝に落ちた犬は叩かれると言うが凄いものだ。

「あるある」は“放送打ち切り”と、もう番組としては死刑判決をされているようなものなんだから、
いい加減にしてみてはどうか。

あんなものを信じて、ダイエットがどうしたとか、頭が悪くなるの良くなるのと右往左往する視聴者もどうかと思うよ。


「あるある」は確かにテレビで嘘をついた。

しかし『テレビで嘘をついちゃイカン』と言うのであれば、
あの占いだか何だかのオバハンが
「あんたは地獄に行くよ！」とか言って人の芸名を変えさせたり、
次の総理を「間違いない！」と予言してあっさり間違えたり、
何々星のどうたらは「今年は果敢に攻めろ！」とか「今年は南方面に行くな！」とか大放言して、
テレビ局なんぞはハハ～～ってひれ伏しちゃってるけど、
あれも嘘じゃないのかね。
あれは占いだからって言う人もいるかも知れんが、
あんなものを信じて見てる人がよ～～け居るのよ。

又政治家なんかもテレビで
「政治生命をかけて云々、、、」とか言ってるけど、
「政治生命をかける」ってことは上手くいかなかったら政治家をやめるって事だと思って見てると、
シレ～～っとまだ政治にしがみついてる。
ったく、たいそうな事を言いなさんなっての。



「あるある」の問題は、
テレビで言ってる事も『嘘もあれば間違いもある』ってことを視聴者が学習する事で、
ある意味『意義』があったわけで、
もうボコボコにされて既に死んだ子を抱えた母親（関西テレビ）を
これでもかこれでもかと叩きまくっている新聞やテレビのコメンテーターを見ていると、
『あんたはこれまで嘘も間違いも犯した事の無い、そんな立派な人間（組織）なのかね？』
と聞いてみたくなる。


また、『テレビで嘘ついちゃイカン』（ま、放送法にはそう記してはありますが）というなら、
あのオバハンも、かの政治家も、ぜ～～～んぶ掃除してから言えってんだよ！