ここからが外交だぞ!安倍晋三!

2007-02-13 12:31:15 | 時事
6者協議が大詰めを迎え、

北朝鮮が寧辺の核施設の停止または凍結、及び他の核施設を明記することと引き換えに
重油50万トン+αなどを提供する。
この資金については5カ国で原則均等に負担する。
というような事でどうやらまとまりそうな気配だ。

これ、『拉致問題解決の進展なしでは経済援助は有り得ない』と言っていた安倍政権にとっては苦渋を飲まされる話で、
日本にとって余りにも屈辱的ではないか。という国内の論調が多いのであるが、
一歩海外に出るとそういう訳でもない。


例えば中央日報によれば

『もう1つの難題は費用分担問題で、これをめぐる5カ国の神経戦だ。
 特に日本がどこまでねばるのかが大きな問題になっている。
 中山恭子拉致問題担当首相補佐官(67)はこの日
 「拉致犯罪に進展がない限り、対北制裁を緩和、あるいは重油支援など、協力はできない」としている。
 したがって今回の6カ国協議は核廃棄と重油補償に原則的に合意した後、
 重油支援量と分担比率など具体的な事項は5分野別実務グループで論議する可能性が高くなっている。』

或いは朝鮮日報によると

『13年前と違う点があるとすれば、
 それは北朝鮮へのエネルギー提供のために韓国が負担する割合がはるかに増加したということだけだ。
 ジュネーブ合意時は軽水炉の提供費用を韓国が7割、日本が3割分担することにしていた。
 しかし今回、日本は早々と「日本人拉致問題が解決しなければ、北朝鮮へのエネルギー提供はできない」とくぎを刺した。』

と、韓国メディアは、
日本はナカナカしたたかにやっているではないか。とむしろ日本の外交戦術を褒めているような論調なのである。



ここは韓国のメディアが言うように、
日本は拉致問題をカードに経済援助の負担に関しては『国民が納得しない』と徹底的に粘り、
少なくとも直接援助だけはしない、
或いは『しますが拉致問題が解決したら実行します』
と、少なくとも体中からくさ~~い臭いが出るくらいまでは外交努力をすべきであろう。


これ、拉致問題が全く進展しないままで

『ハイハイ出します!』

なんて、ふやけたトコロテンみたいにすんなり直接経済援助なんか出しやがったら、、、

、、、安倍さん、、あんたマジで政権危ないかんね!




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