十姉妹の偽善

2009-03-19 18:15:42 | 社会
のり子さん問題、弁護士会が批判声明

・両親と離れ、1人で日本に残ることを決めたフィリピン国籍のカルデロンのり子さんについて、
 東京や埼玉の弁護士会が、親子を引き離す結果となった入国管理局の対応を批判する声明を
 相次いで発表しました。

 フィリピン国籍のカルデロンのり子さん(13)は、両親と一緒に日本で暮らしたいと訴えてきましたが、
 入国管理局は不法入国した両親の滞在は認めず、16日、のり子さんにだけ「在留特別許可」が
 認められました。

 両親は来月13日にフィリピンに帰国しますが、18日、一家が住む埼玉県の弁護士会が、親子を
 分離することは日本も批准する子どもの権利条約などに抵触するとして、入国管理局に対し、
 両親の滞在も認めるべきだとする会長声明を発表しました。

 のり子さん一家をめぐっては、東京弁護士会と東京第二弁護士会も、入国管理局の対応を批判する
 会長声明を出しています。

3/19 TBSニュース



 
いい加減にしないか!


のり子さんは気の毒であるとは私も思うが

だからと言って、

法を曲げてよい事になるはずが

ないではないか。


のり子さんだけでも在留許可が出た事を

むしろ喜び感謝すべきではないのか。


私は反日的日本人よりも親日外国人の方が好きだ。

しかし、法は法ではないか。


入国管理局は法に基づいて、

しかも温情をもって報いた。


しかるに、法を職業とする弁護士会が

『在留をお願いする』のではなく、

脱法行為を叫ぶばかりでなく、

順法の入管を『批判』するとは

何事かね?



国民の同情が集まっている処で

『私ら弁護士会は善意の人ばかりです』って

アピールか?


順法精神を恣意的に曲げ

自分らを善であるが如く

騙るなど、、、、


お前らに企業等のコンプライアンスを

批判する資格はない。


日頃『正義、正義』と

十姉妹のように騒いでいる奴等が

おのれ、何を言うか!


法を守るつもりがないのであれば

弁護士など辞めてしまえ!



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24 コメント

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イデオロギー汚染 (やまびこ)
2009-03-19 21:49:42
Pさん、こんばんは。

いやあ、今夜も寝つきが良くなる痛快なエントリーです!

そもそも、不法滞在という犯罪を犯しながらその間に夫婦だから子が出来ちゃった。
ここが合衆国であれば夫婦は犯罪者であっても,生まれた子は合衆国市民となる権利が生ずるらしい。
だが、ここは日本国であり、法を持った国である。
その方は独裁者が勝手に定めたいい加減なものではない。
この領土にいる限りは、日本人であろうと、外国人であろうと厳格に順守すべきものである。
娘には悪いが、このフィリピン人夫婦はそんなこと百も承知で子を作り、日本語しか話せない子を育てたのだ。
あえて勧めはしないが、もし誰かを、何かを恨むとすれば、親を・・・いやそうまでは言うまい、だが、自分の親の育て方を恨むがよい。
だが、それも無駄のようだ。
心得の悪い大人たちに囲まれて、悲劇のヒロインのような気持でいるのか、この娘の表情、とりわけ眼の向くところは非常な日本国政府に向けられていると見受けられた。
これでは、本当の者が見える大人にはなりえまい。

こういう二次的不幸を生み出し続けているのは、弁護士といういわばエリート職業集団に巣食う日本共産党及び極左グループの影響下にある左翼弁護士という輩である。

中には橋本氏のような気の利いた御仁もいるのであるが、弁護士業を標榜するものにはこういう輩が多い。
そうでなければ、弁護士会長みたいな金にならないことは極力避けまわって、悪徳企業のしもべになって荒稼ぎをするか、暴力団の手先になって小汚い金を稼ぎたがる連中が跋扈している。
おっと、論点がずれそうだ。
共産党の規約をご存じか?
党員たる者、党の方針、革命の理念に上にいかなるものも置いてはいけないそうだ。
だとすると、属する職業の倫理、公務員ならその使命、はたまた女房や子供より尊重すべきが党の方針なんだって。
すれば、国家を辱め、その機能を少しでも削ごうとする奴らの言辞もむべなるかなというものだ。
決して法の秩序を尊ぶ弁護士としての職業倫理、信念からほざいているのではない。
わずかばかりの政治的利益のためなら、いまだ未熟な少女の生涯を通じた幸せなどというものは眼中にないだろう。

この国はそのような輩にずいぶん広範に汚染されている。
法曹然り、マスコミ然り、学園然り・・・。

どげんかせんとなああ。。。。
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カルデロン一家 (アプリ)
2009-03-19 21:50:29
P様こんにちは。いつも失礼します。さて、カルデロンのり子さんの件をフィリピン人の家内に説明の上、意見を聞きましたところ意外な反応でした。
「なんで密入国した人が裁判出来るの?。フィリピン人はオーバーステイで捕まったらプリズン(入管拘置)で何週間もインベスティゲイション(取り調べ)されて強制送還になる!。私の知り合いも入管に捕まって強制送還なったよ。5年間は日本来られ無い。もしカルデロンだけ許したら今まで強制送還されたフィリピン人は怒る!」。と声を荒げてました。面白いのは「法の平等」とはフィリピン人の視点からも存在し、「何故に裁判に持ち込む事が出来るのか」です。私はしばし返事に困ったのですが。「子供をシールドにして自分を守る人と、それを利用して何かをしたい人が日本にいるから」。と返事しましたら家内は「はぁ???」(笑)。
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逆の立場で記事書いたりしたよ。 (河豚公国(かわぶたこうこく))
2009-03-20 02:12:59
日本とフィリピンとの間には『ジャピーノ』問題などが存在していて、必ずしも『法律』に固執した場合、後でトンでもない火種になる恐れがあるから、俺はこの一家は日本に残し、今後日本にやって来るであろう、多数のフィリピン人女性と日本人男性の間にできた『日本国籍をもつ非日本文化圏』の人々に対するひとつの模範生的なモデルケースとすべきだったと思うよ。
政治的に何が次に起こるか考えないで感情論で動くのは、業者から賄賂をもらって当然と考えてる議員と同レベル。
良く調べて最善策を選ばないと、国が滅ぶよ。
返信する
そのまた逆 (やまびこ)
2009-03-20 08:59:51
河豚公国さん、おはようございます。

ユニークなご意見で参考になりました。
また、おっしゃることいは一理あるとも思います。
たしかに、この一家の問題だけが日比間の問題ではないですね。
願わくば手を差し伸べてやりたいジャピーノの子もいることは否定できませんね。

しかし、にわかに賛同できないところもあります。
「必ずしも法律に固執云々」tありますが、法律は基本的に固執すべきものです。
もちろん杓子定規にやれというのではありません。
多少の弾力的解釈はあってもよいでしょう。
だが、厳然として存在する法律を頭から無視していいものでは絶対にありません。
そういう考え方こそ、非常に危険で国を滅ぼすことにつながります。
なぜなら、行政、司法もさることながら、立法つまり法律を作りそれを順守させることは、国家の統治の根幹をなすからで、国権の最高機関とされている国会が制定した法律を「不都合だから無視する。」ということを認めれば国家は崩壊します。
崩壊が少々大げさであるなら、少なくともそういうことを平気でする国を、世界のだれもが信用しなくなるでしょう。
現在ある法律がもし不都合だというのであれば、改めるということはあってもよいでしょう。
一例をあげれば、合衆国の法律では出生地主義と言って、何であれ合衆国で生まれた子は合衆国市民です。
でも、今の日本の法律はそうではありません。
あまつさえ、彼ら夫婦は不法滞在者です。
いわば重大な犯罪者です。
それなのに、法律の定めを無視しなければ、国を滅ぼすと言いたげな、あなたの論には到底賛成しかねます。
失礼だが、あなたのような論法を押し通せば、それこそ国を滅びしかねませんよ。
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偽善 (P@RAGAZZO)
2009-03-20 11:42:20
やまびこ大兄、こんにちは。

実は私は移民そのものに関しては反対ではありません。
ですから、きちんとした手続きを踏んで来日し、
日本にロイヤリティーを持ち、決められた基準を踏まえているのであれば、
帰化を認め日本人として歓迎してやりたいと思っています。

しかし、カルデロン父母の場合、
『日本が好きだ』とは言っているものの、まったく違法な方法で入国しており、
日本の法に照らし合わせれば退去命令は順当であるといわねばならず、
のりこさんもただ『両親と一緒に日本に残りたい』と自分の要望、都合ばかりを述べ、
自分の事ばかりで執拗に過ぎる感がありました。

それより今回私が頭に来たのは,
このような世間の同情を買うような事例に付き、
弁護士会なるものがあたかも善人面して
偽善コメントをしゃぁしゃぁと出してきた事です。

9条の会も死刑廃止論者もこれらの人権弁護士も
私には同じ匂いが感じられます。

それは、偽善です。
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当たり前 (P@RAGAZZO)
2009-03-20 11:54:22
アプリさん、こんにちは。

アプリさんの奥様の憤りはもっともだと思います。
正規の手続きを踏んで来日している方がたくさんいらっしゃる一方で、
このような違法で滞在し、なおかつ裁判までして強引に在留しようとそる外国人は、
日本人の『在日外国人』に対するステレオタイプな嫌悪を生み出す事になり、
まったく迷惑であると感じられているのだと思います。

私は王貞治氏や金美齢氏と同じように
アプリさんの奥様のようにきちんと来日された親日外国人の方は大好きですし
大歓迎です。

日本に居るからには日本の法律を守らねばなりません。
当たり前のことですよねぇ。(^^)
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理解できないではない (P@RAGAZZO)
2009-03-20 12:07:24
河豚公国さん、こんにちは。

順法精神に関してはやまびこさんがおっしゃっている事がすべてです。

河豚公国さんの論旨の意図は理解できないではありません。
私は、必ずしも移民反対ではありません。
しかし、外国人参政権は反対ですし、
帰化する為には順当な手続きを踏み、相当の基準をクリアし、
日本にロイヤリティーを誓えなければならないと考えています。

日本の法に対するコンプライアンスは言うまでもありませんね。

>>感情論で動くのは、業者から賄賂をもらって当然と考えてる議員と同レベル

どういう意味なのか理解できません。
返信する
杉原 千畝 (河豚公国(かわぶたこうこく))
2009-03-20 15:27:15
第2次大戦中、国家の方針を無視してユダヤ人にビザを発行。6000人のユダヤ人の命を救ったのが、杉原 千畝。

杉原 千畝を、是とするか非とするか、だよ。

俺は、紛れもない英雄だと思う。
カルデロン一家も同様の面がある。

この年齢で、いまさら国へ帰っても「地獄」しかない。
『命のビザ』を発行してやれと。
それが、国益につながる。

「法律遵守」の前に、『己の正義と良心』というものがあるだろ。

「池田犬作」はこの世でも唾棄すべきゲスの一人だと考えているが、犬「法律より大切なものがある」という発言と同じスタンスをとる。

ただし、犬は「創価の教えは日本国憲法に勝」と説いた。その点は強く否定する。

国際社会で確固たる地位を築くために必要なのは、杉原 千畝氏の志を引き継ぎ『命のビザ』を発給することだ。
軍の命令にしたがい、民間人を死地に押しもどすことではない。

15年間という時間はあまりにも長すぎた。3年、5年ではない。
子供も大きくなりすぎた。

この紛れ込んだ一家を、同胞として受け入れる度量の有か無かが、そのまま、日本が小国として衰退するか大国として発言権を保てるかをわける時が来る。

戦後、杉原 千畝氏が英雄として『正義』として語り継がれていることと同様に……

大局と正義を見失うな。
人を不幸にする正義など、ない。
返信する
己の正義と良心? (P@RAGAZZO)
2009-03-20 16:20:41
>>河豚氏


大戦中のユダヤ人とカルデロンさんを同一に視る事はできない。

ユダヤ人の場合はヒトラーの排他的民族主義による絶滅させるべき人種
(ユダヤという国はないからユダヤ人など本来居ないのだが)という、
直接個人的な瑕疵の見い出せない人々に、
ヨーロッパ内の移動に対してビザを発給したものであり、
カルデロン一家にはそもそも『不法入国』という個人的犯罪が存在している。

「正義と良心」というが、
それは、日本という法治国家において各人が勝手銘々に基準を設け援用すべきものではなく、
あくまで法律をひとつの基準とした行動規範としなければ、
国は間違いなく乱れる。

個別的にカルデロン一家を見るに、父母はタガログ語を話せ
『いまさら国へ帰っても「地獄」しかない』という理由は見い出せない。

もしあるというのであれば明確な理由を示すべきである。

また、であるが故に
タガログ語を話さないのりこさんを在留許可した当局の処置は妥当である。

もし河豚氏がこの一家を受け入れるべきだというのであれば、
不法滞在者の在留許可の基準は何か?

その基準は当局の個人個人が『己の正義と良心』を恣意的に設定できるものであると考えているのか?

お答えいただきたい。





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酔ってはなるまい (やまびこ)
2009-03-20 19:33:26
河豚公国さん、こんばんは。

Pさんも、かなり明確に論駁しておられるのに、私がしゃしゃり出るのはいかがとも思ったが、私がが尊敬してやまない杉原千畝氏の名を持ち出されたのでは、一言申したくなった。

あなたが、カルデロンのり子嬢に同情するのはあなたの自由だからよしとしましょう。
ただし、私は少女だというだけで同情することも、まして心やさしい人たちの同情心に付け込もうとするカルデロン夫婦と周辺の(特に偏向弁護士たち)の、まさしく戦術には断固異議を唱える。
前にも書いたが、この娘さんにしても、前に書いたとおり、周りのよこしまな大人たちに感化されてか、自分の周りの大人が言うことが正しくて、自分は日本政府からいわれなき迫害、虐待を受けているかのような言辞を吐くと共に、記者会見の表情は憎しみに満ちた目をしていた。
仮に、本人のせいではなく、周りのいかがわしい大人の責任だとしても、あの眼は受け入れがたい。
この子には言ってやりたい。悪いのは日本政府ではないよ。君の父と母であり、政治的思惑から偽善を振りまいている周りの大人たちなんだよと・・・。

あなたは、この娘の境遇に同情するあまり、酔ってしまっている。
その最たるものが、今まさに巨万の罪なき民が、人類史上最大、最悪のホロコースト、大量殺戮にさらされているとき、その責任を一身に背負って、場合によっては自分の命さえ危険にさらされることを覚悟して、超法規的なビザ発給を敢行した杉原千畝氏の、本当の意味での見識、勇気と今回のケースをいともあっさり混同してしまっている。

いいですか、5年だろうが10年だろうが、15年だろうが、違法に入国して不法に滞在している夫婦に、今も犯罪を継続している夫婦に、差し迫った命の危険があるわけじゃなし、一体どこを突いたら法を無視して、滞在を許可する理由があるのですか?
法を無視しなければ国が滅ぶなどは、とんでもない暴言、妄言以外の何物でもありません。
あなたが、自分はどれほど賢い人間と思っていらっしゃるのか知りませんが、あまりにも隔たった杉原千畝氏の感動のエピソードと今回のこれと同一視されるのなら、あなたには常識、良識というものが著しく欠けています。
杉原氏の快挙は、外形的にはあなたの大好きな超法規的措置、ありていにいえば法無視に似ているかもしれません。
しかし、勘違いしないでください。
その中身は、天と地の差があります。いやまったく異質のものです。

人の境遇に同情することは、ある意味人間的でとても尊いことです。
だが、あなたのお話は自分の抱いた同情心に酔ってしまって、物事が全く見えなくなるほどに泥酔していらっしゃる。

ここは冷たい風にでも当たって、酔いを醒まして、もう一度冷静に物事をお考えください。
法を無視しなければ国が滅ぶだなどと、正気の沙汰ではありません。
アプリさんのコメントにもあったでしょ。
一般的なフィリピンの方々が、彼らやあなたのような考え方をするなんてことはありませんから。
この娘さんがどうしても日本人でいたいなら、日本国の法律は「帰化」という手段でその道を開いています。
カルデロン夫婦にしても、違法行為の後ですから一定の期間をおいて、その時は合法的に帰化を申請すれば、あるいは道が開けるかもしれません。
ただし、その時はフィリピン人であることは放棄しなければなりません。

人類史上極めて稀な杉原氏の措置を引き合いに出して、法無視を当然視するのはもうお止めなさい。
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