「朝ズバッ！」と不二家

ＴＢＳ「みのもんたの朝ズバッ！」で不二家の騒動を報道した際、
不二家の元従業員とする女性が顔を隠して登場し、
日常的に賞味期限切れのチョコレートを回収し、不正使用していると証言。

これに対し不二家は、
「溶かしたのは、製造工程で形が崩れたチョコレートで、賞味期限切れの商品を再利用した事実はない」と主張。
ＴＢＳの取材に対しても同様の説明をしたが、聞き入れられなかったげな。

ＴＢＳ、不二家共に不祥事のスネ持つ会社だが、今回は「朝ズバッ！」が悪いね。

不二家は１月１４日に不祥事が発覚し、この「朝ズバッ！」の報道は１月２２日。
不二家に対する世間の非難は米下院に於ける慰安婦問題の如く（笑）燃え盛っており、
あの時点で不二家が何を言おうと全く受け入れられなかったであろうし、
逆にバッシングに油を注ぐことになっただろう。

しかし、不二家としても身の覚えのない汚名は雪がねばならないだろうし、
言うべき時が来たと判断もしたのだろう。

憎むべきは「朝ズバッ！」が世間のバッシングの大波に乗って、
あたかも『正義の味方』の如き顔をして記事を捏造し（たのかどうかはマダ判らないけど（笑））、
不二家の説明に一切耳を貸さなかったという態度にある。

私は別にみのもんたが特別に嫌いだという事はないが、
ここんとこ、ちょっと調子に乗りすぎている感もしね。

これ、総務省が調査に乗り出すそうだ。