野党が攻勢「中川氏は直ちに辞職すべき」
中川昭一財務相が１７日、２００９年度予算案や予算関連法案の衆院通過後に辞
任する意向を示したことについて、野党各党は「直ちに辞職すべきだ」（民主党の
輿石東参院議員会長）と反発、予定通り、同日夕以降に問責決議案を参院に提出す
る方針だ。
輿石氏は「『間もなく辞める』と言った大臣と（予算関連の）審議はできない」
と辞職を先延ばしにした中川氏の対応を厳しく批判。同党の菅直人代表代行は
「腹の切り方も知らない。最低の対応だ」と切り捨てた。
安住淳国対委員長代理は「即刻辞めろ。問責決議案は在職している限りは提出す
る」と強調。さらに「予算が衆院通過後に辞めるべきなのは麻生太郎首相だ」と指
摘した。
社民党の福島瑞穂党首は「重要閣僚にお友達を任用した麻生内閣では、国民の信
頼はもはや得られない。首相の任命責任を追及する」と述べた。（共同）
2009年2月17日ニッカンスポーツ
中川昭一氏の会見の様子は
テレビで何度も何度も流されたから
私も視た。
確かに、酒であれ薬であれ、
あの状態で会見せざるを得なかった事は
弁解の余地はない。
であるから、
中川は辞任すると言っているではないか。
辞任するに当たり、例えば民間においてであっても
今遂行中の仕事は片付けてから次に引き継ぎ、その後辞める、
と、これがまともな人間のやる事ではないのか。
それを
『腹の切り方も知らない。最低の対応だ』
とは何事か！
そんなことを言うのであれば、
小沢の仕様はどうだ？
国会審議をサボって、
大阪知事選挙の民主党の候補者の応援に行ったり、
インドの大統領との会談を、
直前になってキャンセルしたり、
1月26日は、小沢が自党候補の応援で富山に行き、
遅刻した為に衆参両院協議会が開催できなかった。
国会議員でありながら
国会軽視も甚だしいといわねばならず、
即刻辞職しなければならない。
中川が辞任するのは当然だと私も思う。
しかし、
『腹を切ります』とすぐに言明した人に対し
よくもそのような薄汚い言葉が
浴びせられるものだ。
備中高松城開城にあたり、
切腹する清水宗治に最後の一献を傾けさすべく
一艘の小船を手向けた秀吉の高潔な心中など
これらのケダモノたちには
思いも寄らぬ事なのであろう。
中川氏の記者会見がヒドイのは誰が見ても明らかです。
庇えません。 辞任も当然やむなし。 残念です。
ただ今回の件を政争の具にして欲しくなかったですね。
閣僚の醜態を追求するのはいい。 しかし世界から見られているということを
考えた場合に、ここは「中川氏の健康問題で辞任」とすることで決着を図る
べきでなかったのかと思います。
自国の恥を世界に晒してまで政局の道具にするようでは、経済という表面的に
血を流さない戦争において戦っていけるのであろうか？
呉越同舟。 与党野党と言っている場合ではない。
何故、あの状態で会見させたのか？何故
誰も止めなかったのか？周囲は何を
していたのでしょうか？？
彼を守るものは誰もいなかったのでしょうか？
Ｇ7の内容には触れず、あの映像ばかり
繰り返し流す。そんなこと、他の国もするのでしょうか？？
「国辱だ」とか「日本の恥」とか喚いている
連中は、普段からそんなに
愛国者だったのでしょうか？そんなに
日本のことを考えていたのでしょうか？？
辞任を迫り、辞任すると言ってるのに
それをまだ執拗に口汚く罵るような
連中に、人を批判する資格などありはしないと思います。
このコメントを読めば、高潔な心中は秀吉ではなくＰさんご自身のことですよ。
Ｐさんだって、色々おっしゃりたいこともありましょうに、「辞めます」と言明した者に対する「惻隠の情」は見事です。
秀吉の最後の一献は悪くはないです。
だが、彼の場合は戦国の習いとは言いながら、本能寺の変を隠して清水宗治をだまし討ちにした感があります。
それ自体、格別非難に値するものではありません。
また、黒田官兵衛あたりの建策でしょうが、本能寺の変が毛利方の知るところとなり、「大返し」がばれた時、厳しい追撃い曝されないために「武辺の美しさ」を演出しておく必要があったかもしれません。
つまり、美酒を小舟で送っても若干後ろめたさの残る美談ですね。
そういう意味で、Ｐさんの「惻隠の情」の方がいいですね＾＾
その余の話は全部論外です。
菅は親が「直人」と名付けたようですが、両親には気の毒だが「曲人」に育ったようですね。
この前は前原に秘策を授け（笑）、一国の総理を「やるやる詐欺」と呼ばしめ、この前は小泉元総理を「究極の愉快犯」と言い放った。
人に悪口をいう場合にさえ、人格が現れる。
己は一体何さまだ？
社会保険庁を野放しにした責任は十分あるんじゃないの？
肝炎データを厚生省が隠していた（そうとも思えんが）ことだって責任があるだろう？
女とホテルに泊まって「オカアチャンに怒られました。えへへ」でごまかしたやろ？
ついでに、四国８８か所を車で回り、お寺の階段を歩くとこだけテレビに撮らせて禊をたばかったやろ？
小沢も鳩山も山岡も興石もろくなもんじゃないが、こいつは特に性悪だね！
そうそう、小沢って言えば、昨日クリントン国務長官に会って、ここ何年も見せたことないようなほにゃほにゃの笑顔だったね。
本音はうれしかったんだろ？
素直にそう言えばいいものを、四の五のもったいつけて。おバカさんですね。
もし一郎クンに会えたら一言忠告してやりたいね。
アメリカ合衆国国長官がたまたま女性だからと言って、「彼女」なんて言うな！
そういう時は「長官」と言うんだよ！「閣下」をつけてね。
舞い上がるのも大概にした方がいいよ。一郎クン。
おっしゃるとおりです、中川を庇うことはできませんね。
財務省の随行員らは中川を扱いづらい大臣だと思っていたらしいですが、
であるからといって、日本の国益を考えれば
あの状態で会見などできない事は容易に推測できる事です。
これは国を売って自民党を潰す
官僚の不作為であると思います。
本当に残念です。
私は中川には期待していただけに、
こんな事で政治生命が致命的なことになろうとは、、
がっくりですよ。
溺れた犬を叩く事に関して
菅や小沢はまるで人の心を持っていません。
彼らは日本人とは言えません。
日本人は腹を切る者や土下座して謝罪する者には
それなりの尊厳を認めてやるものです。
あのケダモノたちは
墓をあばいて骸に鞭打つモノと同じ感覚です。
あんなケダモノたちが
ひょっとすると日本の指導者になるかと思うと寒気がします。
いえ、そんな事はありません。
惻隠の情は日本人であれば
誰しもが持つ体温であると思います。
戦国において勝つために
相手を騙したりすかしたりするのは、
むしろ策士として褒めてやるべきであると私は思うのです。
しかし、腹を切るものに対する不遜は許せません。
そんな者は私は日本人とは認めません。
マスコミも寄ってたかってなんでしょうか。
打ちうらぶれて憔悴し腹を切って詫びるという中川に対し、
マスコミの情けを知らぬ容赦のなさは
寛容は愚か血の一滴のぬくもりも感じません。
菅や小沢やマスコミは
必ず、
今回の仕様を悔いる時が来るでしょう。
こんにちは、Ｐさん。
ちょっとコメントさせて頂きますね。
Ｐさんのお気持ちは私にもわかりますよ。
私達、日本人はすごく大切なことを忘れつつあるようですね。
菅氏や小沢氏は最初からああいう方たちではなかったはずです、若い時は本当に日本を良くしたいと思っていたはずです。
しかし、いつしか政争を繰り返すうちに高潔な志しは虚ろなものになり、名声や権力のみを追い求めるようになってしまったんでしょうね。
悲しいことですが。
Ｐ様のお題もすばらし。
翡翠さま 本当にそうです。同感です。
桃太郎さま
大好きな国会議員でしたが、
＞庇えません。辞任も当然やむなし。
何度もみましたが、残念ですがそうですね。
ぶりたろう様
＞私達、日本人はすごく大切なことを忘れつつあるようですね。
おっしゃるとおりでございます。
最後にやまびこ様へ。
やまびこ様の「惻隠の情」この語彙の豊富さ。
Ｐさんのご承諾を得ていませんが、この場で御礼申し上げます。
先日からの、Ｐエントリーの「へーわ」「国連」「霧の中のサソリ」に関する
やまびこさまのご解説、ボチボチかめは
大変 勉強になりました。
この一連のコメントは、字を拡大してコピー印刷保管させて頂きました。
御礼のタイミングがなく、この場をかりて改めて感謝申し上げます。
長くなりますが、有名人のブログは別にして
普通の一般の数多いブログの中で
このように、花も実もある意見を交換できる
ブログは滅多にありません。
仲間に入れて頂いている事自体、光栄に存じます。
このブログを訪問されているすべての方に
「ありがとうございます」と申させてくだ。
おっしゃるとおりです。
人はうつろうものなのですね。
そして日本人全体が「日本人とは何か？」という事を忘れ、
刹那に漂っているようです。
戦前は天皇という絶対存在がありました。
天皇が象徴となり絶対存在ではなくなった時、
神の存在が薄い日本人は依るべきものを失い、
「畏れ」を無くしてしまったのです。
ですから、菅のようなケダモノが出現したのだ
と私は思っています。
管理人として皆様を代表して、ありがとうございます。
拙ブログの記事は触媒に過ぎません。
忌憚のない色んな意見が聴ける事は本当にありがたいです。
これからもよろしくお願いいたします。