国際的なエコノミスト、カール・ワインバーグ氏は、
日本の次期民主党政権が政府借り入れの急増と
長期金利の上昇を招く恐れのある歳出・税務政策を
支持する公算が大きいと指摘した。
米調査会社ハイ・フリークエンシー・エコノミクス（ＨＦＥ）の
チーフエコノミストであるワインバーグ氏は
電子メールを通じて質問に答え、衆院選での民主党の勝利により
「日本の国家財政の不安定化につながる歳出計画と減税が実施されるだろう」
との見通しを示した。
ワインバーグ氏の意見は、鳩山由紀夫代表率いる民主党が、
国債発行の増加を回避するとの公約を守り続けられないのではないか
との民間アナリストの懐疑的な見方を反映している。
民主党はマニフェスト（政権公約）に掲げた
子ども手当や公立高校の実質無償化などを優先させる方針を示している。
ワインバーグ氏は
「日本の財政が壊滅的破（は）綻（たん）となれば、現在の金融危機を上回る、
世界経済がわれわれの時代で経験する最大の事件となるだろう」
と説明。
「世界的な信用収縮はまだ終息していないことから、
いまなお続いている危機を一段と悪化させ、長期化させることになる」
と予想した。
政権公約
民主党のマニフェストによると、
同党の公約実現のためには２０１０年度に７兆１０００億円の財源が必要となる。
その額は年々膨らみ、１３年度には１６兆８０００億円に達する見通しだ。
エコノミストは、景気悪化で税収が落ち込むなか、
すでにＧＤＰ（国内総生産）の２倍近くまで膨れ上がった公的債務を
一段と増やすことなく公約を果たすのは難しいと指摘する。
三井住友アセットマネジメントの武藤弘明シニアエコノミストは
「民主党の政策は恒久的な財源を必要とするものが多く、
景気の低迷で税収不足も続いている」とした上で、
「民主党がマニフェストでうたっている政策を進めるとなると、
国債発行増を経て、いずれ消費税を上げざるを得なくなる」と述べた。
与謝野馨財務相は８月４日、民主党の政権公約について、
消費税率を２５％以上に引き上げることが必要になる
との見方を示した。
鳩山代表は消費税を向こう４年間は引き上げないと発言している。
常軌を逸した歳出
武藤氏は、民主党が１０年度は国債発行の増加を回避できても、
１１年度には回避できなくなる可能性があると指摘。
「いくら１００年に１度の景気後退になっているといっても、
この財政状態で、歳出拡大するのは常軌を逸している」
と強調した。
（ブルームバーグ Ｋｅｉｋｏ Ｕｊｉｋａｎｅ、Ｔｈｏｍａｓ Ｒ．Ｋｅｅｎｅ）
さて、案の定、
世界中のエコノミストたちが、
鳩山政権の経済政策を正面から
批判し始めましたね。
ありもしない財源を『アルアルと』言って
無理やりに政策を実行しようとすれば
誰が考えたって
日本がパンクするのは
働きの無い親父が
液晶テレビだエコカーだと買い込んで
破産するのを見るよりも
あきらかな事だ。
こんなことを言っているのは
上記のエコノミストたちばかりではない。
民主党のブレーンである
榊原英資・早大教授でさえ
「公的需要がかなり減少し、（このままでは）何年かたつと
『鳩山不況』と呼ばれる可能性がある」
と警告している。
どうするんだ、鳩山。
どうしてくれるんだ、民主党支持者。
いいか、
冗談で言ってんじゃぁないぞ。
お前らが餓死すんのは、、
はは、俺もかも知れんが、、
秒読みになってきたってことだ。
楽しみにしてろ。
現実を突きつけ、なおそれでも最善と思われる道を正直に公約として掲げて戦い、敗れた自民党はそれだけで立派だったし、なにより 「筋を通した」 ことに誇りを持って、引き続き挽回に真剣に取り組んで欲しいと思います。
H/Nでおわかりかもしれませんが、私はそういう者です。 しかし麻生や地元議員(桜田義孝さん負けちゃったけど)は、一時の政局による敵味方関係なく、本当に頑張って欲しかったし、次に挽回して欲しいと思っています。
今まで1年ぐらいの間、ずっとRomしてました。
家でも会社でも、たびたび見て元気をもらっています。
今後も痛快な民主斬りに期待しています。
気分が悪ければ、削除していただいて結構です。
失礼しました。
はしゃいだり、張り切る気持ちも分からんではないが、もうすでにあちこちほころびの兆候を見せてますね。
彼らに好き放題をやらせると、Ｐさんおっしゃる通り国家崩壊の危機に瀕しますね。
もともと国民（あまり賢いとは言えないが）は民主が正しいとか、自民よりはるかに立派と言うことで政権交代を許した訳ではありません。
自民のアンチテーゼとして、“一遍やらしたっていいやろ”のノリで許したにすぎません。
今、”勝たせ過ぎて失敗した！”が実感でしょう。
先の自民３００の時と似てなくもないですね。
直近のチャンスは、次回の参議選でしょう。
ここで民主惨敗と行けば、流れは大きく変わります。
参議選で惨敗しても民主はすぐに解散したがらないでしょうが、グズグズしているうちに失政が続き、ますます民主離れが加速する・・・そういうシナリオでしょうかね。
なんだか、自民党の敗北への道に似ていますが、この世はあざなえる縄のようとは、まさにこのことです。
彼らの失政による多少のダメージは覚悟せざるを得ないとして、餓死するまでのんきに構えているわけにはいきません。
これが強烈な独裁国家なら当方も相当血を流さないといかんのですが、幸い我が国は“国民の意思”で政権を変えることができますから、その時が来たら、いや今からそのつもりで頑張りましょう。（笑）
「失われた○○年」の○○は、２～３年程度にして欲しいものです。
>>私には鳩山や小沢にそこまでの実行力があるとは思えません
私もそうであってもらいたいと思います。
しかし、このところの温室ガス発言や
現政策の全面停止などの過激な言動を見ていると、
ひょっとすると本気で日本を転覆させようと
しているのではないかと思わせる節があるのです。
繰り返し述べているところですが、
民主党は勝手に転びます。
しかし、背負っている日本までが
瀕死となるような転び方だけはやめさせなければなりませんね。
私のブログにコメントしてこられる方の立場は色々です。
なかにははっきりと『自分はリベラルだ』と
おっしゃる方もいらっしゃいますし、
保守であっても枝葉では
まったく意見の違う方もいらっしゃいます。
私は冷静な意見の交換であれば立場を問いません。
どうぞ、何もお気になさらずに
ご意見を述べてくださいね。
私も今回の麻生自民党は負けはしましたが何
ら恥ずべき所はないと思っています。
麻生は財源というものを凝視し、
その中でできるギリギリの政策を打ち、公約を打ち出した。
民主党の『アルアル大詐欺マニフェスト』とはまったく違う、
爪先立ちながらも地に足の着いたものだったのです。
オアシスの蜃気楼は
すでにもう消え始めています。
民主党支持者は夢から覚め
身の回りの大惨事に気が付き
驚愕するでしょう。
おっしゃるとおりですね。
民主党の我が国に与えるダメージは
彼らが我を通せば通すほど深刻なものとなります。
温室ガスの無謀な目標もそうですが、
国を危うくするような政策を強行しようとしたならば
私たちは国民運動を起こしてでも
これを阻止しなければなりません。
八ッ場ダムの住民は立ち上がりました。
立ち上がればマスコミは
取り上げずにはいられないでしょう。
民主党支持者もおそらく内心では
『しまった！』と考えていると思います。
来年の参院選は非常に重要ですね。