堀江に対する判決は不当だ

2007-03-17 12:28:39 | 社会
東京地裁においてライブドア(LD)前社長堀江貴文被告に対し、
懲役二年六月(求刑四年)の実刑判決が言い渡された。

粉飾決算で実刑判決!

こんなもん即控訴でしょ。

ちなみにライブドアと日興コーディアルと比較してみると、堀江が如何に過酷な判決を受けたかが判る。


◆ライブドア(マザース時価総額1位)
【容疑】グレーゾーンの粉飾疑惑15億円
【制裁】東京地検特捜部が強制捜査、社長を逮捕、
    上場廃止、関連会社も即時掛け目0、
    2年6ヵ月の実刑判決。


◆日興コーディアル(日経225採用銘柄)
【容疑】会社ぐるみで140億円粉飾の後、500億円もの社債を発行
【制裁】売り上げた500億円のうち5億円の課徴金、社長交代予定
    監理ポスト、後に上場維持。



しかもライブドアの場合、洩れるはずのない検察のリークにより、
検察の強制捜査の様子をバッチリテレビで放映させ、いかにも「ライブドアは悪」という印象を世間に与え、
当初70億ともいわれていた粉飾額は、結局15億に訂正された。


こんな片手落ちな話があるものか!?

ところがテレビも新聞も論調は『堀江は反省しろ!判決は当然だ!』の堀江総攻撃。

確かに堀江は褒められない事をやった。
しかし、この判決やマスコミの論調は全く納得イカン!



ったく、、現代の魔女裁判だ!



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2 コメント

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株の役割 (ももたろう)
2007-03-17 14:22:41
 はじめまして、独りよがりのコメントを書かせていただきますが、よろしくお願いいたします。

 一流企業が巨額の粉飾を行い、テレビ会社が視聴率のために捏造情報を流し、裏金作りを内部告発をした元検事に懲役判決を下す世の中ですから驚く判決ではないですね。
 
 この裁判で岡山県出身の鳥人こと浮田幸吉さんを思い出しました、世界で始めて空を飛びながら世間を騒がせたと裁きを受け国を負われることになりました。
 
 新興企業の株の価値は、教科書通りの決算書が書けるこてではなく、どんな夢が描けるかに有ると、僕は思います。東証マザーズの株は若者が描いた夢を実現するために夢を買う気持ちが無ければ日本の将来は明るいものにはならないと思います。

日本の若者から宇宙に乗り出す夢を聞きたいです、一株買いますよ200円で 

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同感です。 (P@RAGAZZO)
2007-03-17 15:37:04
ももたろうさん、コメントありがとうございます。

日本のコンサバティブの象徴である検察や裁判官は堀江氏のある意味突飛な発想が不気味だったのだと思います。
つまり理解できなかった。

浮田幸吉さんの事は存じ上げませんでしたが、浮田さんも当時のコンサバティブな世間に理解されなかったのでしょう。

鋭角的な革新者は常に既存の既得権者やつまらぬ群れ人(むれびと)達の反感を買い、理解を得られないものだと思います。

堀江氏は今“孤独”でありましょう。

しかしショウペンハウエルは『孤独は優れた精神の持ち主の運命である』と述べています。

こんな事で挫けないで欲しいものですね。

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