よっちゃんの独り言

日々の感想を独り言で発信しています

猫啼温泉へ

2014年12月30日 | 旅行
我が家恒例の年末家族旅行に出かけた。

今年は雪が多いとの情報から雪国を避け、我が家から車で約3時間の福島県猫啼温泉「井筒屋」に決めた。


国道118号を一路須賀川に向け走り、午後3時過ぎ早めのチェックインとなった。

長女家族、次女と総勢7人で出かけた。

珍しい温泉名なのでサイトから拾った情報を

今を去る千年の昔、平安中期の女流歌人「和泉式部」は、 当地石川の在に生れ、少女の頃こんこんとして沸く清水のほとりに来ては、水鏡で顔を洗い、髪を梳ることを楽しみとし美しい乙女となった。その時、式部が櫛を置くことをつねとした石を「櫛上げの石」と称し、今なお、当温泉地内に残っている。式部の美しさは遠近に聞こえ、一条天皇の御代に都へ上り、情熱の歌人として、その名を後世に遺した。
和泉式部は当地では「玉世姫(たまよ姫)」と呼ばれ、 愛猫は「そめ」という名が付けられていました。

故郷にとり残された式部の愛猫は病み衰えていたが、式部を慕い、日毎にこの泉に来ては啼き、泉に浴しているうちに病体は癒えて、美しき猫となった。
猫を憐れんで見守っていた里人達は、はじめて泉が霊泉であることを知り、泉水を汲んで入浴したら、 諸病に効顕があり、この里を猫啼と名づけ、湯治場を設けた。 霊泉「猫啼」の名は年とともに広まり、特に痔・神経痛の名湯として今日に及んでいる。

早いものであっと言う間の1年だった。

良い温泉だった。

もう一度来てみたいと感じた。


翌日、福島空港に足を延ばした。

震災前は多くの都市と結んでいた福島空港。

今は、札幌と大阪のみだ。

航空会社はエアドゥとANNだ。

丁度、エアドゥの札幌便が出発前だった。


2,300台駐車できるという一般駐車場はほぼ満車。

これだけの人が利用しているとも思えない便の少なさ。

大震災はここにも爪痕を残している。

空港ビル3階には「わくわくランドたまかわ」というキッズスペースがあった。

孫娘たちは大喜びで時間の経つのも気にせず大はしゃぎだった。

リフレッシュされた旅となった。

 

忘年会

2014年12月25日 | 日記
千葉鴨川での忘年会に参加した。

早めに宿泊ホテルに着き近くにあった「誕生寺」に参拝した。


ここは日蓮上人御降誕の地として有名だ。

この日、立派な本堂も静まり返っていた。

謹賀新年の準備も整い、大勢の初詣の人で賑わうことだろう。

太平洋に面し海は荒れていたが、にぎやかに忘年会が進み一夜が明けた。




房総半島最南端の「野島崎」に向かった。


富士山の遠景を期待したが、叶わなかった。


内房を北上、しばらくぶりの「鋸山」に登った。

もちろんロープウエイで。

わずか4分で山頂へ。


ここは東京湾や伊豆半島、三浦半島などを含め視界が360度だ。

近くには「日本寺」があり、「地獄のぞき」や「百尺観音」「石大仏」「千五百羅漢」などで有名だ。

特に「地獄のぞき」は足がすくむ。


「東京湾大観音」にも足を伸ばした。

ここは子供たちが小さいころだから約30年ほど前、私の両親と一緒に訪ねた。

その両親も今はなくなり、感慨が深かった。

約300段を登り、穏やかな観音様の鼻の部分まで登ることができた。












悪態まつり

2014年12月21日 | 日記
今日、笠間市(旧:岩間町)で行われた「悪態まつり」に出かけた。


愛宕神社本殿


笠間市観光協会のホームページには下記のように書いてある。

愛宕神社裏にある飯綱神社のお祭りで、旧暦11月14日に行われています。13人が白装束で天狗のかっこうをし、13天狗のほこらにお供え物をして回ります。この時に悪態(悪口)を言い合い、天狗に邪魔されながらお供え物を奪い合うという変わったお祭りです。このお供え物を奪い取った人は、幸せになれると言われています。昔は夜に行われていましたが、現在は昼間行われています。このようなお祭りは日本中でもめずらしく、日本三大奇祭の一つと言われています。

「ばかやろう・・・なにやってんだ」「いいかげんにしろ・・」など白装束の天狗めがけて罵声を浴びせる。

天狗も人間、「ムッ・・」とすることもあるだろうがじっと我慢。

長い急な階段を天狗たちが登ってくるのを待つ






1番から始まった祝詞が16番目の阿夫利神社で終了し天狗たちは本殿に


餅菓子撒きが行われ、たくさんの観客が奪い合うように取り合う

最後になんと「ばかやろう」を三唱し、まつりが終了した。

古くからおこなわれている奇祭、無病息災を祈るものだ、続けてほしい。


この奇祭に東京からツアーバスが運行されていた。

一方、今年はテレビの取材が入り、よくわからない芸人が騒いでいた。


何か勘違いをしていると感じた。




明日の地域づくり委員会(第12期)提言発表会

2014年12月18日 | 日記
県から委嘱を受け、一昨年から約2年にわたり活動を続けた結果今日提言発表の日を迎えた。


午後から県庁9階講堂で開かれた集会には、橋本知事をはじめ県幹部がずらりと顔を揃えた。

県北地区、県央、鹿行、県南、県西の順に各15分の持ち時間で行われた。

提言項目総数は203項目に及んだ。

寸劇で現状を演じ課題解決を模索したり、地域活性化のためにつくばエクスプレスを常総線やJR線と接続させたいと提言、知事のコメントを引き出した。


魅力度全国最下位からの脱却を目指し知事の秘策を聞くこともできた。


発表に至るまで様々な意見交換や激論もあった。

県北地区を担当した県北県民センターの担当者の苦悩も感じていた。


提言は「指摘」ではなく、課題解決のための方法を提案することだ。

河川工事が必要だから「工事をせよ」は提言ではない。

洪水から身を守るための工夫を提案することだ。


いろいろあったが、2年の任期が終了となった。


良い経験だったが、疲れた。

知事を唸らせる提言がなかったことが悔いだった。









平成26年報恩講

2014年12月11日 | 日記

今年の報恩講が昨日開催され出席した。

報恩講とは浄土真宗の宗祖とされる親鸞の命日の前後に宗祖親鸞に対する報恩謝徳のために行われる法要のことだ。

浄土真宗本願寺派(本山は京都西本願寺)系の寺院を菩提寺に持っているため毎年参加している。

場所は常陸大宮市野上にある「本泉寺」だ。

午前11時から茨城東組組長である常陸太田市久米にある「正念寺」佐竹住職による「法話」があった。


本堂が満席となる約70名の参詣者があった。

昼は昔から続く「おとき」。

「おとき」は正真正銘の精進料理だ。


黒塗りの御椀に「御飯」「汁物」「煮物」「漬物」「豆の煮たもの」などが整然と出され、ありがたくご馳走になった。

すべて檀家の女性の皆様による手作りだ。

出席者全員の分が用意され、約100人前がつくられたとのことだ。

午後から法要、全員でお経を唱えた。

最後に本泉寺の鳥喰住職の「お話」があり報恩講は終了した。


仏前でありがたい気持ちで聞き入り、唱えた。

仏教は常に信仰しているわけではなく、心のよりどころと捉えている。