よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4160(こぐま座 α UMi/Polaris)

2024-09-12 01:00:00 | SeestarEtc
こぐま座 α UMi Polaris(ポラリス、今の北極星)

北極星(Pole star、North star)とは、天の北極に近い位置にある明るい星。西暦500年ごろから、こぐま座の2等星Polaris(三重連星)が北極星となっている。2100年ごろ天の北極に最接近する。地球の歳差によって天の北極が移動するため数万年周期で次々と交代していく。約1万1千年後には、こと座のベガが北極星となるらしい。詳しくは 北極星 - Wikipedia で。

画像イ、9月4日PM12前、3分のライブスタック

画像ロ、導入画面
上で導入かけたんですが
画像ハ、導入直後
かなりずれました。手動で少し位置調整。
画像ニ、修正後、アノテーション
三重星どころか二重星も確認できず(^^;
まあ、記念撮影ですが、北極星が見れたのと、周りの星の配置がわかったので良しとしよう。いつかは役に立つことがある。多分(^^;

参考資料等
02)  SeestarマニアJUNPYさんのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク

電視観望の記録等関連Blog

よしベ~の業務報告
2024/09/11
いつものSeestarで太陽
等倍

2倍

そして上弦の月、駐車場から

場所を変えてベランダから
Seestarで

地球照
2倍しても全体が写せることに気づき
2倍30秒Raw動画のスタック

月のあとは、1ヶ月以上ぶりの赤道儀化AZ-GTiでM45すばる
(FMA135+ASI585MC+CBP)
ピント合わせ、極軸合わせと苦労、今日はガイドがなかなか動かず
2日かかってやっと一天体(^^;

















電視観望の覚書021(SiriL⑧画像処理学んでみた3、星消し)

2024-09-12 00:58:00 | 覚書・機材
SiriL⑧画像処理学んでみた
3、星消し(StarNetを用いたStarless画像ファイルの作戒)


Chris Grayさんのチュートリアル動画の学習記録です。

ブログ主の技量不足によりチュートリアル動画を正確には再現できてません。
未熟者よしべ~の『個人的な覚書』です。

画像処理の流れ
0、ホーム(作業)フォルダー設定など
1、Background Extraction(勾配補正)
2、逆畳み込み、フォトメトリック色補正(PCC)&プレートソルブ
3、StarNet Star Removal(星消し)
4、GHS変換(一般化双曲線ストレッチ変換)
1)星ファイル(Starmaskファイル)→Modified arcsinh transform、彩度補正
2)星消しファイル(Starlessファイル)→GHS(2~3回)、Linear stretch(BP shift)
5、Star Processing→Star Recomposition(再合成)で微調整


3、StarNet Star Removal(星消し)
StarNetは、天体画像から、星を消した画像をつくるソフト。本画像と星消し画像から、星だけ画像も作ることができ、星消し画像(Starless)と星だけ画像(Starmask)を別々に処理して、再合成(Recomposition)することで、より良い天体画像を作ることができる。
コマンド版のStarNetは16ビットのTIFFファイルにしか対応してないが、その辺の変換も含め、SiriLが対応してくれるので、クリック2~3回で、Starless、Starmaskの32ビットのFitsファイルを作成してくれる。それでは、

▼ボタンから、画像処理メニューをドロップダウンさせ、まん中より少し下のStar Processingから

StarNet Star Removalを選ぶ。

表示されたメニューの黄色□のところ2ケ所にチェックを入れる。

Executeをクリックすると
コンソールに実行状況が流れ

終了すると
星無し画像が表示される

さらに、ホームフォルダーには、
Starless(星消し)画像と共に、Starmask(星だけ)画像もFits形式で保存される。
ちなみに、Starmaskファイルは

(対数ストレッチで表示)

いよいよ次回は、GHSメニューから、Modified arcsinh transformを使ったStarmaskファイルの画像処理。


ところで、ここまでMacOS14とSiriL1.2.3で作業してきたのですが、誤ってMacOS15にUpdateしてしまったので(^^;ついでにSiriLも1.2.4にUpdateして、続けます(^^;

参考資料
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク
04)Siril.orgへのリンク
05)Chris Grayさんのチュートリアル動画へのリンク



電視観望の記録等関連Blog








電視観望の覚書021(SiriL⑦画像処理学んでみた 2、逆畳み込み・PCC)

2024-09-12 00:57:00 | 覚書・機材
SiriL⑦画像処理学んでみた 
2、逆畳み込み 、PCC

Chris Grayさんのチュートリアル動画の学習記録です。
ブログ主の技量不足によりチュートリアル動画を正確には再現できてません。
未熟者よしべ~の『個人的な覚書』です。

画像処理の流れ
0、ホーム(作業)フォルダー設定など
1、Background Extraction(勾配補正)
2、逆畳み込み、フォトメトリック色補正(PCC)&プレートソルブ
3、Star Processing→StarNet Star Removal(星消し)
4、GHS変換(一般化双曲線ストレッチ変換)
1)星ファイル(Starmaskファイル)→Modified arcsinh transform、彩度補正
2)星消しファイル(Starlessファイル)→GHS(2~3回)、Linear stretch(BP shift)
5、Star Processing→Star Recomposition(再合成)で微調整

(SiriL⑥ 1、かぶり補正) より続きます。

2、逆畳み込み、PCC
○逆畳み込み
天体画像処理における『逆畳み込み』とは、収差のある像を、正しい像に戻す技術。
詳しくはSiriL①を参照
▼から画像処理メニューを呼び出します。

ドロップダウンしたメニューの中ほどの『逆畳み込み』をクリック。

下の『Apply』ボタンを押すと、途中PSF previewが表示され、少し後、完了します。
これで画像が綺麗になった!多分(^^;
なお、デフォルトで満足出来ない場合は、上画像のパラメーターを弄ったり、動的PSFを試すこともできます。

〇フォトメトリック色補正(PCC)&プレートソルブ
フォトメトリック色補正とは、人工衛星の観測結果を元に、星の色を元の戻す技術。
プレートソルブとは、天体画像から、その画像の天体を識別する技術。
SiriLにもその技術は実装されている。PCCを実行する為には、各星を識別しなければならないので、プレートソルブが実行された後に、PCCが実行されます。

画像処理メニューを表示して、上の方にある『色補正』→『フォトメトリック色補正』でメニューをポップアップさせます。一番下の『OK』の部分をクリックすれば終わりです。上書き保存します。
(補足)
Seestarでスタックされた画像は既にプレ―トソルブが完了していてその情報がFitsファイルに書き込まれています。何らかの原因でうまくいかないときは、次のように

①にパックマン星雲のNGCナンバーを記入。②のFindをクリック。しばらくするとSimbadからNGC281周辺のデータをダウンロードします。この後実行する方法もあります。

いよいよ本番(^_^)


電視観望の覚書021(SiriL⑥画像処理学んでみた 1、勾配補正)

2024-09-12 00:56:00 | 覚書・機材
SiriL⑥画像処理学んでみた
1、かぶり補正

Chris Grayさんのチュートリアル動画の学習記録です。
ブログ主の技量不足によりチュートリアル動画を正確には再現できてません。
未熟者よしべ~の『個人的な覚書』です。

画像処理の流れ
0、ホーム(作業)フォルダー設定など
1、Background Extraction(勾配補正)
2、逆畳み込み、フォトメトリック色補正(PCC)&プレートソルブ
3、Star Processing→StarNet Star Removal(星消し)
4、GHS変換(一般化双曲線ストレッチ変換)
1)星ファイル(Starmaskファイル)→Modified arcsinh transform、彩度補正
2)星消しファイル(Starlessファイル)→GHS(2~3回)、Linear stretch(BP shift)
5、Star Processing→Star Recomposition(再合成)で微調整

よく使うボタンについて

①ストレッチ切り換え②アノテーション③αδ grid等表示⑤上書き保存⑥名前をつけて保存⑦環境設定⑧ファイルを開く


1、Background Extraction(勾配補正)
画像のかぶりを取ることを試みます。(残念ながら取れなかったので手順の紹介)
チュートリアル動画に従って、正方形でトリミングします。
画像を読み込み、自動化イコライゼーションを選択し、パックマンを表示、上下反転させます。

画面上で右クリックし、右クリックメニューを表示します。
上で、①・②のあと、トリミング範囲を選択後、再び右クリックでメニューを呼び出して③をクリックで正方形でのトリミング完了。

(ボタン②、③よりアノテーション等をを表示させてます)
アノテーション等を解除します(ボタンはトグルスイッチになっているのでもう1度押すと解除)
上の▼ボタンから画像処理メニューを呼び出します。
下の方にあるBackground Extractionをクリック。
ポップアップしたメニューから①をクリック

かぶりをとる部分が赤い□で表示されます。この口は右クリックで削除、左クリックで新たな□を設定できます。星雲に掛かっている□は削除します。

できたら②、③のボタンを押すと

結果がうまくいかないときは『戻る』ボタンで元に戻ります。
後、パラメーターを変えたり、方法を変えたり、GranXpertでやってみたりとありますが、うまくいかなかったので、あきらめて次に進みました(^^;


参考資料
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク
04)SiriL.orgへのリンク

Siril

Siril is an astronomical image processing tool

Siril

 

電視観望の覚書021(SiriL⑤画像処理学んでみた 準備)

2024-09-12 00:55:00 | 覚書・機材
SiriL⑤画像処理学んでみた

YoutubeでSiriL+StarNetを使って画像処理するチュートリアル動画を見けたので、お手本にして学習してみました。グリーンハンドよしべ~のやることですから一生懸命に頑張ってますが正確にトレースはできてません。できる範囲で真似しています。未熟者の個人的な覚書です。
詳細はブログ末のリンクよりChris Grayさんのチュートリアル動画をご参照下さい。

このブログについては、Macbook Air(2019、intel)で、作業しています。
処理画像はチュ一トリアル動画に合わせてSeestarで撮影しました。SeestarでスタックされたFitsファイルを処理しています。

ア)画像処理の流れ
0、ホーム(作業)フォルダー設定、自動イコライゼーション(オートストレッチ)
1、Background Extraction(勾配補正)
2、逆畳み込み、フォトメトリック色補正(PCC)&プレートソルブ
3、Star Processing→StarNet Star Removal(星消し)
4、GHS変換(一般化双曲線ストレッチ変換)
1)星ファイル(Starmaskファイル)→Modified arcsinh transform、Human weigted luminanceより調整、その後彩度補正2~3回、上書き保存
2)星消しファイル(Starlessファイル)→GHS(2~3回)、Linear stretch(BP shift)、上書き保存
5、Star Processing→Star Recomposition(再合成)で微調整→Fitsファイル・PNG・JPEGファイルなど保存

イ)よく使うボタン(アイコン)について
画像イ、SiriLを立ち上げた画面

①ストレッチ切り換えボタン
②アノテーションボタン
③αδ grid等表示ボタン
④ホーム(作業)フォルダーを開く、設定ボタン
⑤上書き保存ボタン
⑥名前をつけて保存ボタン
⑦環境設定ボタン
⑧ファイルを開く
(正式な名称はわからないので、普通使われている名称(よしべ~基準)を割り当てています。)

0、ホーム(作業)フォルダー設定、自動イコライゼーション(オートストレッチ)
先づ、SiriLが作業中に使用し、Starmask・Starlessファイルなどを保存するフォルダーを設定する。上のイ)画像の④のホームボタンをクリック、
画像ロ
私の場合はDesktopにSiriLDataというフォルダーを作成している。フォルダーを選んだら、下の「開く」をクリックすれば設定が終わります。
次に、④ボタンの隣にある『開く』から、パックマン星雲のSeestarでスタックされたFitsファイルを読み込む(ドラック&ドロップでもOK)。
画像ハ

読み込み直後は、ストレッチされていないため、真っ黒画面。
画像イの①ストレッチ切り替えボタンをクリックすると
画像ニ
『線形』にチェックが入っている状態(①)。『自動イコライゼーション』(②)にチェックを変えるとオートストレッチされて
画像ホ
パックマン星雲が、上下逆に読み込まれた画像が現れます。
最近のSeestarでスタックされたFitsファイルはプレートソルブ情報を持っているので
②のアノテーション、③のαδ grid表示ボタンをクリックすると
画像へ

となります。
上下逆の画像が嫌な場合は、画面右下隅に画像反転ボタンがあります。
私は反転させる派(^^;

(補足)グリーンノイズ
画面全体がグリーンになっていたら

メニューの『グリーンノイズを除く』からポップアップを開き『Apply』を押して


グリーシノイズを除きます。


参考資料
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク
04)SiriL.orgへのリンク

Siril

Siril is an astronomical image processing tool

Siril

 
05)Chris Grayさんのチュートリアル動画