いて座 バーデの窓(Baade's Window)、NGC6522、NGC6528
画像①UV IR-CUTフィルター使用、スクショ画像。トリミングあり
バーデの窓は、天の川銀河の中心付近の様子を観望・研究するための夜空の窓。この周辺は宇宙塵が薄く、可視光での天体観測の時代には、天の川銀河の中心付近の研究に非常に重要な役割を果たしたらしい。この窓の重要性に最初に気づいたウォルター・バーデは . . . 本文を読む
いて座 NGC6596散開星団、M17オメガ星雲、M18散開星団
画像①UV IR-CUTフィルター使用、800×1000切り出し(NGC6596は中央左)
NGC6596は、日本語版Wikipediaではヒットなし。英語版の翻訳でも、発見者と発見年の記述のみ。画像②でわかるように、淡い星雲のIC4701と重なっており、上手に処理するとオメガ星雲のΩとともに、赤い星雲が浮かび上がるらしい。 . . . 本文を読む
へび座 IC4756散開星団
画像① 元画像よりSVGA切り出し
たて座の電視観望のついでに観望。日本語Wikipediaでヒット無し、英語版を翻訳で読む。へび座の明るく大きな散開星団で、肉眼でも見えるという。またグラフの星団との名前があり、どうも月のクレーター グラフ・火星のクレーター グラフの名前にもなっているドイツの天文学者カシミール・グラフさんにちなんだ名前らしいがはっきりとは確認 . . . 本文を読む
へびつかい座 B72暗黒星雲(S字暗黒星雲、スネーク星雲)
2024/07/24追加)新しい観望記録あります。こちらから電視観望の記録2024年(へびつかい座 まとめ) - よしべや自然博物館へびつかい座2024年観望のまとめ画像イ(8つはSeestarS50による。最後は、FMA135+ASI585MC)天候不順とさそり座・いて座の大票田の観望を迎えたことでメシエ天体7つとB72暗黒...go . . . 本文を読む
さそり座 IC4628えび星雲、NGC6242、NGC6231、NGC6268
画像①UV IR-CUTフィルター使用、PNGファイル。追尾ずれを若干トリミング、90°回転、短辺640ドットに縮小、上下1000ドットになるようにトリミング
IC4628(えび星雲、Gum56)は、日本語Wikipediaではヒットせず、英語版Wikipediaでも2行の記述。地球から6000光年離れ . . . 本文を読む
さそり座 NGC6357散光星雲(Sh2-11、彼岸花星雲、ロブスター星雲、 War and Peace nebur)
画像① QBPフィルターⅢ使用、1024x768サイズトリミング
NGC6357も、人気の星雲らしく沢山の呼び名を持つ。日本語サイトの検索で多くヒットしたのは「彼岸花星雲」。Wikipediaの引用元は浅田さんの本だった。
War and Peace nebul . . . 本文を読む
ケフェウス座 ガーネット・スター、IC1396(Sh2-131)
画像①QBPフィルターⅢ使用、2400×1400トリミング
SynScanProアプリの「名前がつけられた恒星」でガーネット・スターをやっと見つけ待望の観望ができた。天文学者ウィリアム・ハーシェルが1783年に発見を報告した際にその赤い色をガーネットにたとえたことから「ガーネット・スター」の通称で知られているそうだ(資料10 . . . 本文を読む
さそり座 NGC6334(Sh2-8、猫の足星雲、出目金星雲)
画像① QBPフィルターⅢ使用、2400×1400切り出し
NGC6334は、出目金星雲や猫の足星雲などの愛称を持つ。私としては、肉球だな。
散光星雲との記述あり。
久方の晴れ、しかも大星夜。さそり座のまとめ撮りに挑んだ。月は無いけど、安心のQBPフィルターを使用。
電視観望終了後、さそり座を見ると雲の塊 . . . 本文を読む
こぎつね座 Cr399(コリンダー399、コートハンガー)
画像①QBPフィルターⅢ使用、トリミングサイズ(2400×1400)
こぎつね座のCr399は、その星の並びから、コートハンガー星団と呼ばれているが、正確には星団では無く星群とでも呼ぶのが正しいらしい(星団とは、同じ星間ガスからできて同じ場所にあるものの定義に当てはまらないため)。Cr399コートハンガーでググルと、「アステリズム . . . 本文を読む
かみのけ座 NGC4169
画像①IR640PROⅡフィルター使用、PNGファイルからVGA切り出し
NGC4169は、HCG 61(通称The Box)と呼ばれるコンパクト銀河群に所属する4つの銀河の内の1つ。
SynScanProでNGC4169を検索すると、画像②のような画面で、The Box の表示が現れる。
Wikipediaによれば、HCGはヒクソンコンパクト銀河群の略で、 . . . 本文を読む
はくちょう座 γ星Sadr(サドル)およびNGC6910散開星団
画像①サドル IR640PROⅡフィルター使用、PNGファルからVGA切り出し
はくちょう座について、一等星デネブと北アメリカ星雲しか知らない状況で電視観望に入った。観望・学習を繰り返す内に、これまで10を越える天体の観望を終え、最後の観望に選んだのはγ星サドル。Sh2-108(IC1318)が取り巻いている。HⅡ領域が写り . . . 本文を読む
Ⅰ.こと座 ε Lyr(ダブルダブルスター)
画像①(QBPフィルターⅢ使用、VGA切り出し)
こと座のε星は、重星のε1とε2が共に連星で、ダブルダブルスターと呼ばれているそうだ(残念ながら画像①ではそれぞれ連星のかけらも見えていないが)。なお、この2つの間にさらに星が見え十重星との話もあるとか。アップ前の画像では5つ。アッ . . . 本文を読む
はくちょう座 IC1311散開星団
画像①QBPフィルターⅢ使用、SVGA切り出し(800×600)
浅田さんの本で存在を知った。説明を読まずに先ずは電視観望。
美しい色とりどりの星、きれいな並び、観望して良かった。散開星団もいいな・・・と思っていたら、ディープスカイ・イメージ・アノテーションを見て、中央右下の星で囲まれた部分とのことで驚く(画像②)。さらに本の説明を読んでまた驚く、明る . . . 本文を読む
はくちょう座 IC1318A (Sh2-108部分)
画像① QBPフィルターⅢ使用、VGA切り出し
IC1318(≒Sh2-108)は、はくちょう座のγ星サドルの周りに広がる散光星雲。
IC1318について浅田さんの本で存在を知った。SynScanProのGOTO機能で自動導入(画像④)。
久方の星雲と言うことで、少し悦に入り観望記録を終えた。
翌日のAstapのディープスカイ・ア . . . 本文を読む
Ⅰ.はくちょう座 β Cyg(アルビレオ、Albireo、はくちょう座ベータ星、二重星)
画像①(Mak127、0.5×レデューサ、QBPフィルターⅢ使用、VGAサイズでスナップショット)
はくちょう座の有名な二重星アルビレオ。観測前にちょうどツイッターできれいな二重星の色の対比が流れてきた。離角(約35秒)も大きそうで、私でも観測可能ではと観望に臨んだ。
第1部はMak127と笠井のレ . . . 本文を読む