よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録076(はくちょう座 IC1311散開星団)

2023-06-08 06:00:00 | NGC天体他

はくちょう座 IC1311散開星団

画像①QBPフィルターⅢ使用、SVGA切り出し(800×600)

浅田さんの本で存在を知った。説明を読まずに先ずは電視観望。

美しい色とりどりの星、きれいな並び、観望して良かった。散開星団もいいな・・・と思っていたら、ディープスカイ・イメージ・アノテーションを見て、中央右下の星で囲まれた部分とのことで驚く(画像②)。さらに本の説明を読んでまた驚く、明るめの星に囲まれた微光星が本体とのこと、パソコン編集画面では12個がギリ見えている。ブログにアップして見えるかなと心配になるレベルの見え方。本の白黒写真は、数え切れないくらいの微光星が写っている。Mak127での再観望対象ということになる。電視観望とはいえ、天体観測の道は険しい。まあ努力と継続あるのみ。

なお、アスタップによるディープスカイ・アノテーションでは表示が小さすぎるので、画像②はSharpCapProによるディープスカイ・イメージ・アノテーションによるものとした。

 

画像②SharpCapProによるディープスカイ・イメージ・アノテーション

画像③元画像、視野回転部分トリミング済み(約2500×1400)

画像④ステラナビゲーターLiteによる観望位置

 

 

参考資料

1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社

2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館

3)Askar 『FMA135』 口径30mmF4.5 EDアポクロマート鏡筒

4)Player One Neptune-C Ⅱ | 株式会社サイトロンジャパン

5)天体望遠鏡セット「VIRTUOSO GTiシリーズ」| Sky-Watcher

6)Quad BPフィルター III | 株式会社サイトロンジャパン

7)はくちょう座~Wikipedia

8電視観望の記録075(はくちょう座 IC1318A)

9)Open Cluster IC 1311~www.deepskycorner.ch ホームページ最初にある紹介文『ディープ⋆スカイコーナー このオンラインアトラスには、歴史的および科学的背景情報、ファインダーチャート、視覚的な説明、写真、スケッチを含む791のディープスカイ・オブジェクトがあります。さらに、88の星座すべてについての物語や神話があります。ディープスカイコーナーは1996年から存在し、スイスのアマチュア天文学者の共同プロジェクトです。楽しんでください&晴天』~グーグル翻訳

 

撮影データ

2023年6月5日晴れ雲あり、月齢16.5(満月翌日)
メダカ部屋観測所
はくちょう座 IC1311散開星団
FMA135+Neptune-CⅡ+Virtuoso-GTi+QBPフィルターⅢ
SharpCapPro4.0でSnapShot。png保存
Raw16、Area2712x1538、Offset=120、Gain=380
Exposure=4s×139frames=556s
ホワイトバランス(AUTO)、ダーク補正(あり)
Astapで、fitsファイルをプレートソルブ、自動色補正、α、δ grid表示、Deepsky annotation処理、jpeg保存
Microsoftフォトで、トリミング等