観光列車から! 日々利用の乗り物まで

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中浜駅 境線

2013-02-22 06:29:42 | JR西日本福塩線 / 伯備線 /境線

中浜駅は、鳥取県境港市小篠津町字本角にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)境線の駅です。隣接する米子空港駅(空港まで徒歩5分)が大篠津駅の移転改称で設置される前は、中浜駅が米子空港の最寄り駅でした(約900m、徒歩15分)。

大篠津駅の移転時に交換設備が設置され、場所も同時に下り方向の若干境港よりに80メートル移設されました。妖怪の名前から取られた愛称は、牛鬼駅です。

牛鬼は、西日本に伝わる妖怪。主に海岸に現れ、浜辺を歩く人間を襲うとされている。非常に残忍・獰猛な性格で、毒を吐き、人を食い殺すことを好む。伝承では、頭が牛で首から下は鬼の胴体を持つ。または、その逆に頭が鬼で、胴体は牛の場合もある。さらに別の伝承では、牛の首で蜘蛛の胴体を持っていたともされる。また、山間部の寺院の門前に、牛の首に人の着物姿で頻繁に現れたり、牛の首、鬼の体に昆虫の羽を持ち、空から飛来したとの伝承もある。海岸の他、山間部、森や林の中、川、沼、湖にも現れるとされる。特に淵に現れることが多く、近畿地方や四国にはこの伝承が伺える「牛鬼淵」・「牛鬼滝」という地名が多く残っている。山陰地方から北九州にかけての沿岸では、牛鬼では濡女や磯女と共に海中から現れるといい、女が赤ん坊を抱いていて欲しいなどと言って人を呼びとめ、相手が赤ん坊を抱くと石のように重くなって身動きがとれなくなり、その隙に牛鬼に食い殺されるという。牛鬼自身が女に化けて人に近づくともいうが、姿を変えても水辺に写った姿は牛鬼のままであり、これによって牛鬼の正体を見破ることができるという。石見(現・島根県)でも同様に、釣り人のもとに赤ん坊を抱えた怪しげな女が現れ「この子を少しの間、抱いていて下さい」というので抱き取ったところ、女が消えたかと思うと海から牛鬼が現れ、しかも腕の中の赤ん坊が石に変わり、あまりの重さに逃げることができないでいたところ、彼の家にあった代々伝わる銘刀が飛来して牛鬼の首に突き刺さり、九死に一生を得たという。

 


2面2線の相対式ホームを持ち、列車交換が可能な地上駅。米子駅管理の無人駅であり駅舎は無く、直接ホームに入る形になっています。出入口は上りホーム米子寄りの、旧ホームがあった方向に面して設置されており、その手前のボックスに自動券売機が設置されています。下りホームへは構内踏切で連絡しています。


下り線に双方向の出発信号機を備えており、米子方面への折り返し運転が可能である(現在、中浜駅で折り返す列車の設定は無い)。配線では上り線が直線になっているが、出発信号機が上り方向しか無く、境港方向への発車はできない。
交換設備が設置される前は1面1線のホームで、現在の下りホームと構内踏切を挟んで米子寄りに位置していた。屋根付きの待合所が駅舎を兼ねています。設置されている椅子はアーバンエリアでよく見られる新しい形のイスです。


中浜駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 ■境線 上り 米子方面
2 ■境線 下り 境港方面
構内にはのりば番号表記が存在しないが、駅移転当時の告知ポスターでは、上記ののりば番号が使われていた。なお、運転取り扱い上の番線番号はこの表記とは逆転している(下りが「1番線」、上りが「2番線」)。


1952年(昭和27年)7月1日 - 境線の大篠津駅(現・米子空港駅) - 余子駅間に新設開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道に継承。
2008年(平成20年)3月15日 - 大篠津駅にあった交換設備が当駅に移転。それに伴い駅が80メートル境港駅方面に移転。

電報略号 ナマ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1952年(昭和27年)7月1日
備考 無人駅(自動券売機 有)

 

 


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