観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

特牛駅(こっといえき) 山陰本線

2013-10-29 04:34:06 | JR西日本 山陰本線 日本海

映画「四日間の奇蹟」のロケ地となったことや、あらゆる駅の中でも五指に入る難読駅名であることなどでよく知られている特牛駅(こっといえき)です。

地名の由来は、牝牛の意味を示す方言の「コトイ」から取ったという説と、日本海に面した小さな入り江を示す「琴江」から取ったという説や「重荷を負う強健な牛」の意から来たともいわれています。

角島観光の基点となる駅でもあり、山口県下関市豊北町大字神田字大場ヶ迫にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅です。駅は山間、斜面上の集落のかなり高いところにあります。

映画「四日間の奇蹟」では、前夫・則幸と離婚した真理子(石田ゆり子)が失意のうちにホームから飛び込もうとした際、倉野順次(西田敏行)・和枝(松坂慶子)夫妻に声をかけられ正気に戻るシーンで、「伊上畑駅」(いがみはたえき)として登場いたします。

 

2003年(平成15年)1月に宝島社から刊行された。第1回『このミステリーがすごい!』大賞の金賞受賞作品です。2004年(平成16年)1月に文庫化され、累計127万部。また、画:瓜生花子によるコミック版も発刊されています。2005年(平成17年)6月4日に公開された。監督の佐々部清の出身である山口県下関市豊北町に位置する角島が主な舞台になっています。

 

新進ピアニストとして将来を嘱望視されていた如月敬輔は、留学先のオーストリアで強盗事件に巻き込まれた少女をかばい、薬指を失ってしまう。両親を失った知的障害の少女・楠本千織を引き取った敬輔は、彼女のサヴァン症候群による優れたピアノの才能を見出し、彼女と各地を演奏して廻ることとなる。


そうして招待された療養センターで敬輔たちは敬輔の高校時代の後輩だった岩村真理子と出会う。真理子はかつて農家の息子に嫁入りし、子供が出来ないために夫の家族に一方的に離婚を言い出されたという辛い過去の持ち主だった。

真理子と親しくなっていく敬輔・千織だったが、落雷による事故に巻き込まれて真理子は意識不明の重傷を負い、その真理子の心が千織の体に宿る。
真理子に与えられた期間は4日間。最期の時が来るまで真理子は敬輔と共に自分の人生を見つめ直していくこととなる。


開業は阿川駅と同じ1928年9月9日、小串線の延伸によって開設されましたが、日本海沿岸に沿って線路が敷設される予定であったところを地元の要望によって、内陸に位置する特牛駅と滝部駅が設置されたとのこと。


開業当初からの古くからの木造駅舎を有し、単式ホーム1面1線(ホームは小串方面に向かって右側に配置)をもつ地上駅(停留所)。もともと両面ホーム(交換可能)だったようですが駅舎側の線路が1970年代に撤去されています。

駅舎はホームから一段下がった所にあります。待合室には映画撮影時の写真が掲示されていました。造り付けの長椅子とFRP製の椅子が待合室に設置されています。

改札口には木製の扉の木製のラッチも残されています。長門鉄道部管理の無人駅であるが駅前の商店で切符(常備券のみ)を委託販売する簡易委託駅となっている。なお、棒線構造のため、小串方面行きと長門市方面行きの双方が同一ホームより発車する。

かつては、交換可能駅であったが、1970年ごろに棒線化された。駅舎とホームの間には高低差があり、ホームまでは、階段で数m上り、さらに旧下り線路敷を越えることになる。ホーム上に、待合室(戸はない)がある。待合室には駅ノートが置かれて色々な思いが綴られていました。

1928年(昭和3年)9月9日 - 国有鉄道小串線(当時)の滝部駅 - 阿川駅間延伸時に開業。客貨取扱を開始。
1933年(昭和8年)2月24日 - 小串線が山陰本線に編入され、山陰本線所属駅となる。


1961年(昭和36年)8月1日 - 貨物取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。

電報略号 コツ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線


乗車人員
-統計年度- 34人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1928年(昭和3年)9月9日
備考 簡易委託駅(駅舎外発券)


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