観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

隼駅 /若桜鉄道若桜線

2013-10-28 07:27:20 | 若桜鉄道若桜線 

隼駅は、鳥取県八頭郡八頭町見槻中にある小さな集落に位置する無人駅です。駅の周辺には古い民家が並んでいます。若桜鉄道若桜線の駅。

若桜方面に向かって右側に単式1面1線のホームを持つ地上駅(停留所)。小ぶりな駅舎はトタン屋根の木造駅舎です。

便所は改札外に男女共用の水洗式便所がある。駅本屋およびプラットホームは1929年(昭和4年)の建築であり、2008年(平成20年)には国の登録有形文化財に登録されました。


無人駅ではあるものの、駅前の商店に乗車券の販売が委託されているため、簡易委託駅の扱いを受けます。駅事務室部分は売店に転用されています。2010年4月、駅舎内に売店「把委駆(バイク)」がオープンし、隼駅グッズをはじめとする鉄道グッズ、スズキ公認のハヤブサグッズ、「聖地巡礼之証」を販売しています。専用記念スタンプもあります。売店は原則として土日のみの開店。冬季休業あり。一部のグッズは若桜駅でも購入できます。待合室には造りつけの長椅子が設置されバイク訪問者の写真を貼る掲示板があります。きっぷ売り場跡や出札・手荷物窓口跡も昔のままの形で残っています。

隼駅まつりが2009年より、毎年8月8日ごろに開催されています。主催は地元有志をはじめとする「隼駅を守る会」。バイクのライダーおよび鉄道ファンが全国から集まり、地元の特産品販売や伝統芸能のステージが行われる。またバイクメーカーのスズキが毎回協賛しており、グッズ販売などのイベントを行っています。きっかけとなったのは、バイク専門誌『月刊ミスターバイク』の2008年8月6日発売号。「8月8日はハヤブサの日」と銘打ち、スズキの大型バイク「スズキ・GSX1300Rハヤブサ」オーナーに「隼駅に集まろう」と呼びかけた。

発売から2日後にもかかわらず当日は7台のバイクが集まり、以来、ハヤブサ乗りの聖地として隼駅にはライダーが集まるようになった。近所の住民は荒れていた駅前を整備して、集まる旅人をもてなした。またスズキ本社の許可を正式に受け、駅にハヤブサのポスターを掲示。「地域おこしにつなげては」との町からの助言も得て、2009年3月に「隼駅を守る会」が設立されました。


1930年(昭和5年)
1月20日 - 国鉄若桜線が郡家駅 - 当駅間で開業すると同時に設置。当初は終着駅だった。旅客・貨物の取扱を開始。
12月1日 - 若桜線が若桜駅まで延伸し、中間駅となる。
1974年(昭和49年)10月1日 - 貨物取扱を廃止。


1987年(昭和62年)
4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
10月14日 - 若桜線の第三セクター化により、若桜鉄道の駅となる。


2008年(平成20年)7月23日 - 登録有形文化財に登録。
2012年8月5日 - 韓国の韓国鉄道公社の池灘駅と姉妹提携を締結。

電報略号 ハフ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1930年(昭和5年)1月20日
備考 簡易委託駅(駅舎外発券)


 


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