陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

漫画『魔法少女リリカルなのはViVid』第三巻

2011-06-18 | 感想・二次創作──魔法少女リリカルなのは
『魔法少女リリカルなのはViVid』第三巻(原作:都築真紀、漫画:藤真拓哉、角川コミック・エース、2011年3月発売)のレヴューをお届けします。もうすでにお読みになっている方が多いでしょうから、ネタバレ気味で。

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なお今回、本体の表紙ではなのは・ヴィヴィオ含む青チーム、限定版につく掛けかえカバーにはフェイト・アインハルト含む赤チームが描かれています。

オフトレツアーのメインイベントは、青赤二チームに分かれての対戦。
ライフポイントに上限を設けてあるので、なのはたちプロの魔導師にお子樣たちでも渡り合えるようにしてるようです。

のっけからはじまった、聖王ヴァージョンヴィヴィオと覇王ヴァージョンアインハルトの対決はクロスカウンター。とはいえ、アインハルトの方が余力があったせいか、なんと無謀なことになのはさんに挑む!!けっきょくは落とされてしまう(もはや恒例)のですが、成長の兆しが感じられる一撃。

1on1から一気にまとめて集団でケリをつけるようになった両チーム。
勝負の行方を握ったのは、なのはさんとティアナの「あの」対決。これは サウンンドステージXを聴いた後だと嬉しくなりますね。ティアナの活躍が多いのは、「Force」で出番が少ないせいなのでしょうか。二人で撃ったら余裕で星ひとつぐらいは吹き飛びそう…?

最後は生き残ったヴィヴィオとアインハルトの一騎打ちになりますが、これも引き分け。その後、メンバーを入れかえて再戦がおこなわれたようですが、惜しむらくは何といっても、フェイトさんのヘタレっぷり。なのはさんに比べたらまったくいいとこなし。しかもソニックモードなのに瞬殺て…(エリオ、お前ってやつは…(笑))「Force」の三巻とはもはや別人ですね。もう何も期待すまい。

さて、戦いはここでは終わりません。
内輪で試合をしたら、次なる目標は公式試合。ヴィヴィオ、アインハルト、コロナそしてルーテシアは、若年者向けの魔法戦競技会インターミドル・チャンピオンシップに参加することになります。

その参加用件として必要なのが、アインハルトのデバイス。
ここで顔出ししてくるのが八神家のメンバー。アインハルトはデバイスなしで変身していたんですね。そのデバイスとやらは、今巻には出てこずとも、折り込みちらしで思いっきりネタバレ(爆)されてましたけど、聖王女オリヴィェと覇王イングヴァルトに関わるもののようですね。はやてちゃんに依頼したので、リインやアギトみたいな融合型だと思ってたのですが、そうでもないようで。

ライバルとなりそうな五人の新キャラも登場し(八神道場の秘蔵ッ子ミウラは、雑誌『魔法少女リリカルなのはtype』掲載の漫画に登場したはず)、次回からは大会篇に突入するようです。番長キャラに昭和の匂いを感じます(マスクかけてる女子高生なんていない…)
スポーツ漫画路線が明確に打ち出されたことで予想された流れですが、旧世代のメンツが脇に追いやられてしまうのが、いささか悲しい。まさか若返って覆面出場なんてことはありえないでしょうし(亀仙人かい)

今回とくに目立っていたのは、実況のメガーヌ母さんともうすっかり姉御肌のノーヴェさんですね。


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