陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

★魔法少女リリカルなのは二次創作小説「翠のゆりかご」について★

2022-07-17 | 感想・二次創作──魔法少女リリカルなのは
「彼女が掴んでいるものはもう大きくはない。けれどやっぱり重いものだった。世界を動かしてきた手は、いまたったひとりの揺りかごをゆらすあたたかな手だった。赤子を抱きしめる母親のおおきな手だった。掌のうえにある見えないものを押し出すように握り拳にして、瞳を閉じながら、なのはは決意の言葉をつむぐ」




寝不足で倒れそうです、なのはさんたちは元気ですね。二次元だからあたりまえか。
──そんな他愛もないことを十数年前の、しがない二次創作者デビュー間もない頃の私が書き綴っていました。当時はそうとうアホでした。

2007年夏ごろ発表の、魔法少女リリカルなのは二次創作小説第一弾「翠のゆりかご」を、目次を再編成してお届けします。

この作品に限らず、投げっぱなしの未完作やいきおいで書き上げた荒い仕上がりのものが、ゴロゴロ転がっているのが拙ブログですが。
あえて、あまり手を入れずに、記事のリンクも変えずに、後書きだけを書き足し、目次をつけての改変です。

ようは、中身を変えないまま表紙を新装版にした程度。
なのはさんとフェイトちゃんが共同経営者として喫茶店を切り盛りし、そこにはお店のマスコットとしての愛くるしいヴィヴィオがなんて妄想からはじまった小話。

連休中のお手すきの際にお読みくださいましたら、幸甚です。
家族を形成していくということの重みを知らずに、ふわふわした憧れと理屈だけで描いてしまった若書きの一作。世の中の母親業にいそしむ親御さんの苦労をしのびながらも当時書いた覚えがあります。ひとを育てるということは、大変なことなんですよねえ。

お読みになりたい方は
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