陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

三月はなめらかに去れ 2021

2021-04-06 | 自然・暮らし・天候・行事

三月の最終週に、突然、いつもお世話になっている役所からの電話。
某自治体と県の。なんと馴染みの担当者が移動するので、そのご挨拶にとのこと。ご丁寧に引き継ぎ者の名前まで知らせてくれます。ここ数年、個人事業上の関係で書類のやりとりをしていたし、非常によくしてくださったので、離れるのが惜しい。公務関係にはよくあることではあるけれど。

確定申告期限が一箇月延びた、と思って油断していたら。
けっきょく、申告書作成完了も一箇月遅れただけのいつも通りの進捗。去年は個人事業上の収入が目減りして、会社勤めやら副業やらで頑張ったので持ち直しているものの、税金は毎年悩ましい問題です。年々、社会保険料も上がっていますしね。

東京五輪の聖火ランナーがスタートした模様。
でも、緊急事態宣言解除のちに、都会ではまたしてもコロナ増大中。ワクチンの効果も懸念しされているとか。身内の医療関係者は接種済みですが、いまのところ、異常はないようです。このまま五輪、進めるのでしょうか。

五輪といえば、森元首相の失言からの組織委員会長交代劇以降も、開会式の演出をめぐってトラブルがあり、聖火ランナーやボランティアの辞退も相次ぎ、問題が湧出しています。ロゴのデザイン剽窃やら、銭湯絵師さんやらの問題とか、この東京五輪は呪われてやしないだろうか。五輪の舞台のために努力してきたスポーツ選手の方には申し訳ないけれど、はじまったら応援したくなるのだろうか。2016年のリオ五輪のときテレビでのめりこみすぎて、資格試験で失敗してしまったので、もともとあまり興味が薄れていたんですよね。でも、池江璃花子選手の復活には拍手を送りたい。いろいろな騒動で活躍の場を失っていた人もいるのだろうけれど。

ともあれ、やっとこさ、確定申告が完了できて、安堵しています。
だいたい年度末はめんどくさいことが生じやすい。うっかりすると、桜も散っていたりする。三密が怖いから、お花見どころでもなく、観たい映画だって劇場鑑賞は我慢。世間はエイプリルフールも楽しめないほど、なんだかギスギスしていますし。

四月に入ったら入ったでもうすぐに連休だし、五輪の影響で変則的な祝日になるんでしょうか。



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