コロナ禍のリモート生活ばやりのせいか、親しい人と会う機会が減っていると聞きます。
経済不安もあり、なんとなく、人間関係もギスギスしてしまう。私にも覚えがあります。
実は私、つい最近（2022年2月頃）、悪友だと思っていた人物と縁を切りました。
きっかけは私を陥れて、副業先の収入を失わせたことです。それから、その人物を過ごしていたときの言動をふりかえって、よくよく考えたらとんでもない人間と付き合っていたものだ、と自分を呆れるほどになりました。
もちろん、これは今回に限ったことではないのですが。私が縁を切った人間の特徴を残してみます。
・ギャンブル大好き、金融投資にやたら詳しい
賭け事は貧乏人のやる趣味とはよく言ったもので。宝くじもそうですが、胴元が儲かる仕組みの投資には賢い人は手を出しません。そもそも楽してお金を儲けたいという人間は怠け者。真面目な人間からは遊びがあって楽しそうに見えますが、深く付き合うととんでもない目に遭います。株や投資信託なども、大半は損をしていると言われていますよね。すぐに換金できない金融資産は扱いづらいです。お金に意地汚い人間ほど、他人の持ち物（ベンツに乗っているとか）で値踏みするのは品格が疑われるのではないでしょうか。教養のない人間がよくやりがちです。
・税金を滞納したことがある
過去の職場にいたのですが、固定資産税、住民税、自動車税などは払わなくていいと豪語していたオバサンがいました。税金は自己破産しても追いかけてくるもので、延滞金や加算税はかなり高いです。税金を払いたくないのなら、道路を歩いたり、水道を使ったりせず、黙ってこの世から消えてください、としか言いようがないです。ちなみに、生活困窮者には免税減税措置などはありますので、役所にきちんと届け出してください。税金を滞納すると、将来的に公務関係からの恩恵（給付金や公務員への就職など）を享受できない恐れがあります。
・息を吐くように嘘をつく
過去に学歴や職歴を詐称していた職場の同僚（５０代半ばのオバサン）がいました。といっても、短期契約の派遣で働いた職場だったのですが。何回も同じ話をするが細部が異なるので、おかしいと察したわけです。この人のタチが悪いのは、他人の職歴や学歴をヒアリングして、自分がなりすましてしまうこと、相当気持ち悪いです。だから、自分が利用できそうなキャリアがある人間（自分のいる生活圏には本来いない）に近づいて話を聞きだす。在職期間を偽ると離職日や社会保険の加入状況、スキル不足で明らかにばれますし、解雇されるかもしれません。取得してもいない資格を名乗ると下手したら法律違反で罰せられます。だいたい、その資格に必要な知識を質問したらわかります、あきらかにネットで検索した程度の付け焼刃ですから。
・職業や収入が不安定
何の仕事をしているかわからない、日雇い派遣や単発バイトばかりしている、確定申告しているのか不明な自称事業主さん…。所属がわからなければ保険証を見せてもらいましょう。派遣で働いているのに、大企業勤務やら市役所勤務やら嘘ぶいてる人をわりと見てきました。
・家族・親族もしくは誰かの悪口を常に言い続ける
女性でとくに多いのが、夫か子どもへの不満。収入が低い配偶者が嫌なら、経済的に自立しましょう。お子様に自分の理想を託すのは教育虐待です。まずは自分が何かを学んで成長しましょう。あと、就業先では過去の職場や職種の悪口を漏らすのはかなりリスクが大きいです。他責的な人間だとしか思われないからです。
・自分（とその周囲の）自慢話をする
これがはっきり言って、大して羨ましいとも関心だとも思わないレベルなんですね。たとえば自分の髪の毛や美容代の高さを自慢しつつさりげなく女子力マウントをとる（ただしかなりふくよかな女性）とか、学力を疑うような幼稚な知識自慢をするとか。悪ぶった自慢をするヤンキー婆さんとか。
・他人のミスや失態を言いふらす
誰かの評価を下げても、自分のレベルが上がるわけでもないのにやりたがるのは、頭が悪いのでしょうか。負の連帯感でつながっていると、自分の評価も下がってしまいます。同調せずに無視するか、話題を変えましょう。ちなみに友人や同僚など知っている人物を攻撃している人間は、かならず、そのうち自分にも歯向かってきます。というか、絶対にこちらが不愉快になって縁を切りたくなるからわかりやすいです。
・良さげな人脈がいるとうまく利用しようとする
私が行政書士などの資格持ちであると知って近づいてきたのがこの手合い。将来、事務所開いたら雇ってねとか、知り合いの税理士を紹介してね（もちろん無料で）とか、平気で頼んできます。飲み会やLINEの友だち申請をしつこく言ってくるのでうっとおしいです。そのくせ、劣等感があって学歴がある人間が嫌いなので、弱点が見つかるとしつこく攻撃してきます。私は自分自身をエリートとはつゆほどにも思っていなくて、学歴で付き合う相手を選ばないほうだったのですが、やっぱりな…と失望することが多いですね、やはり。
・めんどくさいオタクである
作品名は言えませんが、明らかにあの有名作品好きな奴は…という、私個人の偏見です。申し訳ないですが、ギャンブル同様ゲーマーの方も派が合わないです。自己投資しない、学ばない、二次元に夢見すぎている方が多いので。
・他人の幸せを素直に喜べない、ありがとうを言わない
以前、ある友人（だと思っていた人物）に再就職を報告したら、抜け駆けしやがって、と毒づかれたことがあります。実はその人物に就業先を紹介したら、感謝の言葉すらもなく。さらに、私だけが彼女たちがやっただろうミスを押しつけられ失職してしまいました。その人物は再就職活動がうまくいかなかった時期に私の成功を妬んでいたのでしょう。逆の立場だったら、どうだったのでしょうか？ たぶん、その人を応援していたでしょう。でなければ、私は今回の仕事を彼女に紹介したりはしませんでした。
私が縁を切った人物は、だいたい、年上の方（男女問わず）が多いです。
生活に行き詰まって、なんとなく品が悪く見えてしまう。金銭感覚の異常さやモラルの低さが目に付いて癪にさわる。年上だから自分の方が偉いと思っていて説教くさい。自分の寛容さのなさともいえますが、多様性という言葉だけで理解していいものか。
ところで、私自身にもこうした人間を懐に入れてしまった落ち度はあります。
普段は警戒心が強い癖に、ついつい自分に合わせてくれる人間がいると気を許してしまうのです。孤独でいたらいけないとか、友だちは大事にしないといけないとか、勝手に相手を慰めてくれる道具だと思い込んでいたふしがある。嫌いで出会いたくないと思う人間ほど近づいてくるのは、自分の中に何かを変えたい、という強い気持ちがあるからではないでしょうか。
ちなみに悪い友だちでひどい目に遭って、それを共通の友人知人に愚痴ってしまうと、結局その人も失ってしまうことになります。理解者ぶっているけれども、実は相手に報告しているのではないか、と疑い続ける。そのせいで人間不信になりかねない。
なので、私はそもそも個人事業主上の付き合いがあり、正常な取引があるのならば、家族もいるのならば、友だちなんていなくてもいいと割り切っています。
ただ、あの悪友は、私のなかで、人を見る目がゆがんでいたことを気づかせるきっかけだったのかもしれません。
家同士で行き来したり、借金の保証人になったり、何か高額なものを購入させられたりまではしなかったので。私が将来絶対にあんな醜い人物にはなりたくはない要素を詰め込んでいた。そんな私の嫌悪感が相手に伝わってしまい、関係を悪化させてしまったのでしょう。
ちなみに、私は日雇い派遣仕事で知り合った悪友たちと疎遠になったとたんに、現在の管理職級待遇の専門職事務に、念願の正社員でありつけました。
私自身が職場の皆さんにとっての、サゲマン（他人の運気を下げる女）にならないように、言動には気をつけたいと思います。
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