陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

五月の終わりに

2011-05-31 | 自然・暮らし・天候・行事
日記を書かなくなって久しいのですが、調べてみたら今月はいちども書いていませんでした。特に報告するほどのこともなく時が過ぎてしまったといいましょうか。三月の震災を知ってからは、自分の浅はかな苦悩など書きつけるほどもないと悟ったゆえなのでしょうか。

この五月は、昨夏列島を痛めつけた熱波を思わせような夏の到来を見せたかと思えば、梅雨入りがひと足早く肌寒い日もありました。つい先週末には台風もあったりで、被災地の方々のご苦労が偲ばれます。


個人的なことですが、今月のとある日、誕生日を迎えました。
恥ずかしながら、この年ともなるとひとつ年を重ねるのがおっくうになるものですが、ここ数年来稀にみる爽やかな気持ちでその日を終えたことを嬉しく思います。サプライズな頂き物もあったりして驚きでした。ありがとうございました。物を貰ったということよりも、自分がこの世に存在しつづけることを祝福されるという気持ちがあるかどうかが肝心かなめなのですが、もちろんそんな真心までもしっかりと頂くことができました(と思っています)

自分がこの世に生を受けた際には、いろいろな大人の思惑が絡み、共働きながら育て上げてくれた両親の気苦労があり、愛情なり友情なりの工面があったことをいまさらながら身に沁みて感じるわけです。



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