陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

ツイッターが危ない?

2010-09-22 | PC・通信・情報・メディア・SNS
昨晩、ツイッターの脆弱性をつく被害が広がったようです。
悪質なコード(海外から?)を埋め込まれた不審なリツイートの上にカーソルを滑らせただけで感染。勝手にリツイートされたり、フォローしたり、画面が壊れたようになったり。特にフォロワーの多いユーザーをターゲットにして被害が拡大してしまったとのこと。

すぐに公式ツイッターをログアウトすれば問題なかったようです。
現在は公式から安全宣言が出されていますが、油断はできません。PC以外で非公式のツイッターからアクセスすれば安全という意見もありますが、はたして…。

うちのブログもツイッターと連動して投稿していたのですが、方式を改めます。
ツイッターにリンクがある記事は、念のため削除しました。もし万が一、リンクが残っていても、クリックしないでください。

ツイッターはしばらく休止します。そのあいだ、フォロー返しも投稿もしません。
もともとアナログ派なものであまり活用できてはいなかったのですが、最近、依存症気味だったのでちょうどよかったかも。

にしても、こういう事態が起こるたびに、ネットよりも新聞やテレビといった既存メディアの方がやっぱり安全で優れているのではないかしら、などと安易に考えてしまいます。その既存メディアがこぞってツイッターを褒めそやしていたので、爆発的にユーザーが増えたのですが。

著名人のつぶやきは面白いものもありましたが、ごく稀に愚痴や道徳性を疑うような失言、馴れ合いが多くて、飽きてしまいました。著名人とはいえ一人の人間ですし、一般人にはない大きな責任を抱えていらっしゃるのだから、ついつい弱みを吐き出したくなることはわかります。でも、社会的地位のある方は、ご自身の何げない言葉が思わぬ波紋を呼んでしまうことを考えてほしいとも思います。
自分も毒舌家なので他人様のことを言えませんが、ブログのようにアクセス数のプレッシャーがない分、ツイッターは妄言に歯止めがかからなくなってしまう恐さがありますね。

長所としては、短文で分かりやすく書く癖がついたことでしょうか。あくまで、自分なりに、ですが。
短所としては、距離感が縮んだことへの過信、フォロワー数=好意的な消費者という妄信があったことでしょうか。それから、HNがアルファベットなので、不審な海外からのフォロワーとの区別がつきにくかったこと。

やはり登録者の身元確認で敷居を設けている日本のSNSのほうが、安全なのではないかしら、と思ってしまいます(及び腰)
対処法を短時間で広めたのもツイッターなので、影響力としては依然大きなメディアなのでしょうが、扱っていく自信がないです。ブログをもうひとつ運営している煩わしさがありまして。



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