陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。

ひとに笑われた歴史があっても、少しずつ前進を続けよう

2016-06-19 | 仕事・雇用・会社・労働衛生

日本国内では、都知事の問題で五輪の顔どうなるの、とやきもきしている最中ですが、ひさびさに爽やかなニュース。6月16日に、イチロー選手が日米通算4257安打で、大リーグ選手ピート・ローズ氏のもつ記録破り。日本のプロ野球時代の記録を含めるなんてという揶揄もあるし、大リーグの公式記録には残らないとはいうものの、米国でも大きな祝福に包まれました。

42歳という年齢もさることながら、20年以上も現役でいられる体力や気力の維持には、ひとかたならぬ努力があったはず。イチロー選手といえば、試合ごとに毎回グラブの手入れをしてその日の復習を怠らない、試合前にも習慣化された動作でモチベーションアップをする、というエピソードが有名ですよね。

今回の偉業にも淡々と反応したイチロー選手が今回明かしたのは、静かな反骨心と情熱。「子供の頃から、人に笑われてきたことを常に達成してきた自負はあります。小学生の頃、毎日練習して近所の人から『あいつプロ野球選手にでもなるのか』と笑われた。悔しい思いもしましたが、プロ野球選手になった。米国に行く時も『首位打者になってみたい』と言って笑われた。でも、2回達成したり…」という言葉。

わりと有名なアスリートって、言葉には凝っていないけれど、胸にけっこう響くようなこと言いますよね。1本1本記録に近づくたびに、周囲の期待値は高まっていったはずで、それに対するプレッシャーも常人の比ではなかったはずです。この数字を達成したことよりも、ここに至る迄の道のりに賞賛を送りたいですよね。

慣れない外国生活や、日本人への差別意識などで決して楽にプレーできたわけではなかったでしょうが、周囲に流されないで、我が道を進んできた姿勢、見習いたいものです。見えないところでコツコツ努力する姿、まさに古き佳き日本人の鑑たるもの。日本の野球界ではいま疑惑が発覚したり、清原氏の麻薬事件などで大紛糾しておりますが、ひさびさに明るいニュースですよね。

ちなみに数々の名言を生み出しているイチロー選手ですが、私が好きな言葉はこれ。──「キライなことを やれと言われてやれる能力は、 後でかならず生きてきます。」 若い頃にもっとあれを学んでおくんだったということがあって、いまだに後悔しきりです。
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