詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

バス停/榎落葉

2015-11-14 | 短歌


<バス停/榎落葉>

いつも乗るバス停付近に榎が数本ある。今、黄葉した葉が雪のように降り、見事な
枯葉のじゅうたんを作っている。広い通り側のけやきは茶や赤や黄色と色とりどり
だが榎だけは律儀に黄色を貫き通している。武骨だけどやさしい。
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季節逝く/朱柿

2015-11-14 | 短歌


<季節逝く/朱柿>

柿の赤い葉も見事なものだ。もみじなどと比べ葉の大きさは数倍にもなり、落葉
するとなると色彩の面がばさっと無くなる感じでどうしても季節につられ散り急
ぎしているように見え寂寥感が増す。
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霧の朝の記憶

2015-11-14 | 



<霧の朝の記憶>

人間の目に見える風景がシンプルであればあるほど、

思考は自由に浮遊するものらしい。

それほど視覚と言うものが思考形態に影響を及ぼすものと意識して

いなかったので驚いている。

霧の日は物の形が単純になり色彩さえも奪ってしまう。

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