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緊急事態宣言17日目 目標設定は高く、それ以上の結果の実現はないのだから

2020年04月24日 | 日記

アイフォンの、ピンク色の♥マークのついたヘルスケア・アプリ、いつも気になっていた。
そういえば歩数計の代わりになり得る?
緊急事態宣言が出てから毎日ウオーキングしている。
漫然と歩いているが、毎日どの程度ウオーキングしているのだろうか?
アプリを開いて⁉
毎日の歩数と距離が。1週間の平均まで計算されているではないか!
設定したのかもしれない。もしそうだとしても忘れていた。

目に飛び込んできた数字が8090歩だった。水曜日の歩数。
今まで歩数など気にしたことがなかった、どうでもいいことだったので、多いのか少ないのか評価のしようもなかった。
ただ、8000という数字を見て、どうして10000でないんだと、ある意味衝撃だった。
歩数といえば「万歩計」だったからかもしれない。
「今日(木)は一万歩」歩くことに決めた。迷いはない。歩くしかない!!!!!!

前日のルートから判断して1万歩ウオーキングするためのルートを思い描いた。
これって結構難しいのである。歩数などを考えたこともない者には未経験の分野に踏み込むことになるからだ。
1万歩と決めた以上、一歩たりとも不足することは絶対許されない。
しかし1万歩超で元に戻ってこなければならない。同じところをぐるぐる回りをしない。
それでいながら、ある種折り返し点を意識する必要がある。あまり行き過ぎると1万歩では帰ってこれなくなる。
いわゆる一筆書きで効率的に1万歩を達成するルートというのは、そういう視点で考えたことのない者にとっては思いのほか難しい。
最悪の場合(不足)に備えてチェック地点をいくつか想定した。実際には、臨機応変にするしかない。

無事、1万歩を達成。10690歩だ。690をどう見るべきかだが、1万歩達成が確信できた段階で、突如、ビールで乾杯しなければならないと悟った。コンビニに立ち寄る必要が生じたのだ。
(なぜビールの買い置きをしていないか。家にビールがあると落ち着かない。強迫観念に駆られるようになくなるまで必死に飲むことになる。ある日、それに気づいた。それ以降、飲みたいと思ったときに飲みたい量だけ(500だったり350だったりときには100ということもある)買うことにした。)

1万歩達成は肉体的・身体的にはそれほど難しいことではないとわかった。
トレーニングということであれば、1万歩毎日ウオーキングはありとは思う。

学んだこと。
達成するためには目標を高く明確に設定する、ということだ。
1万歩を達成すると決めたことで、それを達成するために何をいかにするか、達成できるかなどを現実の問題として真剣に考えた。
つまり、「1万歩達成」したところから、そこに至るまでの過程を振り返ってみることになるからだ。
上からみると、物はよくみえる。最近のドローンを思い浮かべればよい。
決めたときに初めて達成の可能性が現実的になるのだと思う。
決めるまでは夢、願望のようなものに過ぎない。

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禁事態宣言のときから、安倍首相の8割、7割発言に違和感を持っている。このブログでも何度も書いている。
「7割、8割」を目指せば、「7割、8割」の7割、8割が達成できればいい方である。
せいぜい5~6割しか達成できないのである(0.7×0.7=0.49 0.8×0.8=0.64)。
「7割、8割」の結果達成のためには100%を目標にすべきなのである。
まず、7割、8割を一つに統一する。7割を目指すか8割を目指すかによって方法が大きく変わるからである。
こういう場合は低い方をとることになるので7割と捉えられるはずである。
7割でコロナ危機を乗り越えられるという確信が本当にあるのなら7割の目標でいいかもしれない。
その場合でも7割減少を100%(10割)目指さなければならないのである。ちょっと考えればわかることだ。
7割減少を8割(80%)でいいと思っているのなら、5.6割(0.7×0.8=0.56)しか達成できない。
分かりきっている。

結局、安倍首相の8割、7割発言は、安倍首相が明確なターゲットを持っていないということなのである。
アバウトにそう思っている、願望しているというだけなのである。
コロナ危機に対する安倍首相は腰が引けているとしか見えない。自信がないのかもしれない。責任を取りたくないのかもしれない。

・・・・・・・

4月21日付日経新聞朝刊の「コロナと世界」での永守重信氏(日本電産会長兼CEO)の次の発言に注目したい。
・どんなに経済が落ち込んでもリーマンの際は『会社のために働こう』と言い続けた。だが今回は自分と家族を守り、それから会社だと。
・今は見えない敵と戦う第3次世界大戦だ。・・・様々な情報が錯綜する。指揮官の私が全貌を把握し、すべて決める体制にしたい。
多分、永守氏は自分の会社に自信と誇りがあるのだろうと思う。
生命健康に対する未曽有の危機の場合のリーダーの在り方をよく現している。

・・・・・・

目指す結果を100%得るためには、その結果をこえる高い目標を明確に決然と設定するしかないのである。

 



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