喜寿から始まる

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この世は不正だらけ、不正とまではいえない力関係そしてフロリダの日米交渉

2018年04月20日 | 日記

不正といってもちょっとしたものだったり、本当は根の深いものだったする。

最近思うのは、不正というのは、こそこそなされているのではない。

堂々とそこにあるもののようだ。だから気が付かない。

そして、その背後のあるのは、人間の欲だ。(侵害する方)
あるいは人間の怠慢だ。(侵害される方)
人間は隙あらば、他人の弱みに付け込む、ちょっとだけ付け込む生き物のようだ。
侵害される方は気がつかない。
一旦付け込むと、そこから徐々に浸食が始まるのだ。
浸食が始まると、食い止めるには、門凄いエネルギーが必要だ。
侵害された方は、あまりにも当たり前すぎる、慣れ過ぎて、自分自身が被害を受けていることすら感じないようだ。

大なり小なりだ。取るに足りない人たちの取るに足りない事柄から、国家の、国家間の大きな政治的課題についても同じと思う。

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安倍首相とトランプ
トランプの超豪華別荘で、2回のランチと1回のディナー、そしてゴルフ、会談。
日本が必死で得たい拉致問題についてのトランプのコミットメント。
トランプが是が非でも手に入れたい貿易問題。
よく見ると、トランプに身柄を取られたまま(缶詰にされた)、トランプの掌のうえで、踊らされたというだけのよう。
横道にそれるが、缶詰にするには、狭いとか心地が良くない場所とは限らない、たしかサウジアラビアで横領容疑で王族を拘束したのはリッツカールトンホテルだった。
また、缶詰にされた方には、そういう意識がないこともある。
これがトランプの怖さと思う。

トランプのキーワードは「RECIPROCAL」である。「相互の」というか、トランプの場合は「お返し」あっての提供なのである。
会談後の会見でもトランプは「RECIPROCAL」、これが大事だということを、わざわざ、補足強調していた。
「マールアラーゴの二人だけの2日間」という「破格の厚遇」に対しては当然「お返し」があるべきなのである。しかもトランプの思うバランスのとれた「お返し」というのは、トランプサイドにぐっと比重がかかっているのである。

トランプの巧みな術策にはめられた!

こういう視点でものごとをみると、何が起こっているのかが良く見えてくる。



 

 


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