8日は暦の上では立秋の日。
東京はこの日猛暑日だった。
それでも、朝は、風に優しさがあった。
蝉のジージー、ミンミンという鳴き声も、照り付けるような暑さは感じさせなかった。
むしろ、近づく秋を思わせた。
コロナに関係なく季節は移り変わっている。
そういえば、ネパール旅行から帰国したのは2月3日。翌4日は立春の日。
半年経った。
旅行中にネパールでも初めての感染者が出た。
世界中にコロナがまん延している現在の状況、当時は予測などしなかったはずなのに、
今は、驚きもせず、そんなもんだと冷静に受け止めている。
コロナも時が解決するのかもしれない。終わりのないものなどないからだ。
緊急事態宣言があろうがなかろうが、今は緊急事態・非常事態である。通常の事態ではない。
だとすれば、一人一人が、ちょっと我慢をするしかない。
コロナという嵐が過ぎ去るのを待つしかない。無理に嵐の中に飛び込むこともない。
ここで気を引き締めたいものである。
半年後に振り返ったときに、あの立秋のころが終息に向かう節目・峠だったなと、思い出すことができるようになればいい。
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できるからするのではない。するからできるのだ。